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公開番号2025065529
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-17
出願番号2025022520,2021014470
出願日2025-02-14,2021-02-01
発明の名称印画物
出願人大日本印刷株式会社
代理人個人,個人
主分類B41M 5/392 20060101AFI20250410BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】一見した限りでは視認し難いが、特別な機器を用いずに視認可能なマークを形成した印画物を提供する。
【解決手段】印画物の製造方法は、支持体の一方の面に、前記支持体から剥離可能に転写層が設けられた中間転写媒体と、基材上に面順次に設けられた色材層及び表面に凹凸が形成された凹凸付与層を有する熱転写シートと、被転写体とを準備する工程と、前記中間転写媒体の前記転写層に、前記熱転写シートの前記色材層が含有している色材を移行させ、前記転写層に画像を形成する工程と、前記画像が形成された前記転写層上に、前記熱転写シートから前記凹凸付与層を転写する工程と、前記中間転写媒体から、前記転写層及び前記凹凸付与層を前記被転写体上に転写して印画物を製造する工程と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
被転写体の一方の面に設けられ、表面に凹凸が形成された凹凸付与層と、
前記凹凸付与層を覆うように前記被転写体の前記一方の面に設けられ、画像が形成された受容層を含む転写層と、
を備え、
前記転写層の表面に、前記凹凸付与層の前記凹凸に対応する凹凸が形成されており、
前記凹凸付与層は、ストライプ状又はドット状の複数の凸部を有し、
前記凹凸付与層がストライプ状の複数の凸部を有する場合、凸部のストライプ幅は0.5μm以上5.0μm以下、ストライプ間距離はストライプ幅の0.1倍以上0.5倍以下であり、
前記凹凸付与層がドット状の複数の凸部を有する場合、前記凹凸付与層における凸部面積比率は50%以上95%以下である、印画物。
続きを表示(約 170 文字)【請求項2】
前記凹凸付与層の凸部又は凹部が、平面視で文字又は図形をなしている、請求項1に記載の印画物。
【請求項3】
前記凸部の高さは0.5μm以上5.0μm以下である、請求項1又は2に記載の印画物。
【請求項4】
前記凹凸付与層は、着色剤又は光干渉顔料を含有する、請求項1乃至3のいずれかに記載の印画物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、印画物に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
熱転写画像を任意の対象物に形成するプリンタの1つとして、受容層が基材上に剥離可能に設けられた中間転写媒体と、色材層を有する熱転写シートとを使用し、中間転写媒体の受容層に色材を転写して画像を形成し、その後、画像が形成された受容層を含む転写層を中間転写媒体から被転写体上に転写する熱転写プリンタが提案されている。
【0003】
この熱転写プリンタで製造される印画物は、例えば、運転免許証、クレジットカード、キャッシュカード、社員証、身分証等のIDカードとして利用される。このような印画物は偽造されるおそれがあるため、偽造防止の目的で、セキュリティマークが付与されることがある。不可視インクでセキュリティマークを形成し、紫外線を照射したり加熱したりすることで、セキュリティマークを視認できるようにする手法が知られている。しかし、紫外線照射装置や加熱装置等の特別な機器が必要になるため、不便であった。一見した限りでは視認されないが、目を凝らすと視認できるようなセキュリティマークを形成することが要求されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
米国特許第10214041号
特許第6770699号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本開示は、一見した限りでは視認し難いが、特別な機器を用いずに視認可能なマークを形成した印画物及びその製造方法を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の印画物の製造方法は、支持体の一方の面に、前記支持体から剥離可能に転写層が設けられた中間転写媒体と、基材上に面順次に設けられた色材層及び表面に凹凸が形成された凹凸付与層を有する熱転写シートと、被転写体とを準備する工程と、前記中間転写媒体の前記転写層に、前記熱転写シートの前記色材層が含有している色材を移行させ、前記転写層に画像を形成する工程と、前記画像が形成された前記転写層上に、前記熱転写シートから前記凹凸付与層を転写する工程と、前記中間転写媒体から、前記転写層及び前記凹凸付与層を前記被転写体上に転写して印画物を製造する工程と、を備えるものである。
【0007】
本開示の印画物は、被転写体の一方の面に設けられ、表面に凹凸が形成された凹凸付与層と、前記凹凸付与層を覆うように前記被転写体の前記一方の面に設けられ、画像が形成された受容層を含む転写層と、を備え、前記転写層の表面に、前記凹凸付与層の前記凹凸に対応する凹凸が形成されているものである。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、一見した限りでは視認し難いが、特別な機器を用いずに視認可能なマークを形成した印画物が得られる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態に係る熱転写プリンタの概略構成図である。
同実施形態に係る中間転写媒体の平面図である。
図2のIII-III線断面図である。
熱転写シートの平面図である。
図4のV-V線断面図である。
図6a、図6bは凹凸付与層の拡大平面図である。
凹凸付与層の転写例を示す図である。
図9のVIII-VIII線断面図である。
印画物の平面図である。
凹凸付与層の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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