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公開番号
2025065448
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-17
出願番号
2025020381,2021020311
出願日
2025-02-11,2021-02-11
発明の名称
壁埋め込み型配管カバー
出願人
株式会社オンダ製作所
代理人
主分類
F16L
57/00 20060101AFI20250410BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】壁の表面からの配管カバーの突出高さを小さく抑えること。
【解決手段】壁埋め込み型配管カバーは、壁90に形成されたスリットに挿入され、壁90の表側に向かって開口する開口21aを有するとともに配管部材を収容する収容凹部21、及び収容凹部21の両側に形成され、壁90の表面に重ね合わされた状態で壁90に固定されるフランジ部27を備えるベース部材20と、ベース部材20に組み付けられ、収容凹部21の開口21aを覆う化粧カバーと、壁90にベース部材20のフランジ部27を固定する工程において収容凹部21の開口21aの幅を矯正するために用いられ、ベース部材20に装着された状態においてベース部材20の長手方向へスライド移動可能な開口矯正治具100を備える。
【選択図】図16
特許請求の範囲
【請求項1】
壁に形成されたスリットに挿入され、前記壁の表側に向かって開口する開口を有するとともに配管部材を収容する収容凹部、及び前記収容凹部の両側に形成され、前記壁の表面に重ね合わされた状態で前記壁に固定されるフランジ部を備えるベース部材と、
前記ベース部材に組み付けられ、前記収容凹部の前記開口を覆う化粧カバーと、
前記壁に前記ベース部材の前記フランジ部を固定する工程において前記収容凹部の開口の幅を矯正するために用いられ、前記ベース部材に装着された状態において前記ベース部材の長手方向へスライド移動可能な開口矯正治具と、を備える、
壁埋め込み型配管カバー。
続きを表示(約 400 文字)
【請求項2】
前記ベース部材は、前記収容凹部の前記開口を形成するリブを有し、 前記開口矯正治具は、前記収容凹部の前記開口の幅が規定値未満とならないようにするための挿入部と、前記収容凹部の前記開口の幅が規定値を超えないようにするための拘束部と、を有し、 前記挿入部が前記収容凹部の前記開口へ挿入されることによって前記開口の幅を矯正し、
前記拘束部には拘束凹所が形成され、前記ベース部材の前記リブが前記拘束凹所へ挿入されることによって前記開口の幅を矯正する、
請求項1に記載の壁埋め込み型配管カバー。
【請求項3】
前記フランジ部は前記壁にねじで固定され、
前記開口矯正治具の幅は、前記収容凹部を挟んで、前記収容凹部の両側の前記フランジ部を固定する前記ねじ間の距離よりも小さい、
請求項1または請求項2に記載の壁埋め込み型配管カバー。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、壁埋め込み型配管カバーに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、配線・配管材を壁面上の配線・配管経路に沿って露出させることなく収容して保護するための配線・配管材の保護カバーが開示されている。
特許文献1に記載の保護カバーは、直線状の本体カバーと、本体カバーに接続される付属カバーとからなる。本体カバー及び付属カバーは、壁の表面に密着される基台と、基台に嵌められる蓋体とを備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開平6-16799号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1に記載の保護カバーでは、壁の表面に密着された基台に対して蓋体が嵌められる構造である。そのため、保護カバー全体が壁の表面から突出することとなる。その結果、見栄えが悪いといった問題や、保護カバー周辺のスペース効率を悪化させるといった問題がある。
【0005】
本発明の目的は、壁の表面からの配管カバーの突出高さを小さく抑えることのできる壁埋め込み型配管カバーを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するための壁埋め込み型配管カバーは、壁に形成されたスリットに挿入され、前記壁の表側に向かって開口する開口を有するとともに配管部材を収容する収容凹部、及び前記収容凹部の両側に形成され、前記壁の表面に重ね合わされた状態で前記壁に固定されるフランジ部を備えるベース部材と、前記ベース部材に組み付けられ、前記収容凹部の前記開口を覆う化粧カバーと、前記壁に前記ベース部材の前記フランジ部を固定する工程において前記収容凹部の開口の幅を矯正するために用いられ、前記ベース部材に装着された状態において前記ベース部材の長手方向へスライド移動可能な開口矯正治具と、を備える。
【0007】
上記壁埋め込み型配管カバーにおいて、前記ベース部材は、前記収容凹部の前記開口を形成するリブを有し、前記開口矯正治具は、前記収容凹部の前記開口の幅が規定値未満とならないようにするための挿入部と、前記収容凹部の前記開口の幅が規定値を超えないようにするための拘束部と、を有し、前記挿入部が前記収容凹部の前記開口へ挿入されることによって前記開口の幅を矯正し、前記拘束部には拘束凹所が形成され、前記ベース部材の前記リブが前記拘束凹所へ挿入されることによって前記開口の幅を矯正することが好ましい。
【0008】
上記壁埋め込み型配管カバーにおいて、前記フランジ部は前記壁にねじで固定され、前記開口矯正治具の幅は、前記収容凹部を挟んで、前記収容凹部の両側の前記フランジ部を固定する前記ねじ間の距離よりも小さいことが好ましい。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、壁の表面からの配管カバーの突出高さを小さく抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
壁埋め込み型配管カバーの一実施形態を示す分解斜視図。
第1ベース部材及び支持部材を示す正面図。
第1化粧カバーを示す背面図。
第1ベース部材、支持部材、及び第1化粧カバーを示す断面図。
第2ベース部材を示す正面図。
第2化粧カバーを示す背面図。
壁の裏面に添木を固定する工程を示す斜視図。
壁のスリットにベース部材の収容凹部を挿入するとともに壁にフランジ部を固定する工程を示す斜視図。
ベース部材の収容凹部に配管部材を収容した状態を示す正面図。
ベース部材に対して化粧カバー及び切断面カバーを組み付ける工程を示す斜視図。
(a)は壁に施工された配管カバーを示す正面図、(b)は、壁に施工された配管カバーを示す断面図。
(a)は、第2ベース部材の変更例を示す正面図、(b)は、同変更例の第2ベース部材を示す斜視図。
(a)は、第2ベース部材の変更例と共に用いられる継手の変更例を示す正面図、(b)は、同変更例の継手を示す斜視図。
(a)~(c)は、変更例の第2ベース部材に対して配管部材を施工する工程を順に示す断面図。
変更例を示す図であって、壁のスリットに第1ベース部材の収容凹部を挿入するとともに壁に第1ベース部材のフランジ部を固定する工程において開口矯正治具を用いた場合を示す斜視図。
壁に固定された第1ベース部材、及び第1ベース部材に装着された開口矯正治具を示す断面図。
別の変更例を示す図であって、壁のスリットに第1ベース部材の収容凹部を挿入するとともに壁に第1ベース部材のフランジ部を固定する工程において開口矯正治具を用いた場合を示す斜視図。
壁に固定された第1ベース部材、及び第1ベース部材に装着された開口矯正治具を示す断面図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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