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公開番号2025065027
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-17
出願番号2024168215
出願日2024-09-27
発明の名称印刷システム及び印刷システムを制御する方法
出願人イリノイ トゥール ワークス インコーポレイティド
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B41F 15/08 20060101AFI20250410BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】印刷システム及び印刷システムを制御する方法の提供。
【解決手段】本開示は、第1の基板及び第2の基板に印刷を行う印刷システムを提供し、本印刷システムは、搬送機構と、真空装置と、駆動構成要素とを備える。搬送機構は、第1の基板を担持するために使用される。真空装置は、第2の基板を担持するために使用される。駆動構成要素は、搬送機構及び真空装置のうちの少なくとも一方を駆動して、担持された基板を搬送機構又は真空装置が駆動することを可能にする。本開示は、異なるタイプの基板を対象とし、異なるタイプの基板への印刷は、真空装置を取付け解除するか又は取り外すことなく、基板を担持及び駆動する構成要素を制御することによって達成される。
【選択図】図1C
特許請求の範囲【請求項1】
第1の基板及び第2の基板に印刷を行うための印刷システムであって、
前記第1の基板を担持するために使用される搬送機構と、
前記第2の基板を担持するために使用される真空装置と、
前記搬送機構及び前記真空装置のうちの少なくとも一方を駆動して、担持された前記基板を前記搬送機構又は前記真空装置が駆動することを可能にする、駆動構成要素と、
を備える、印刷システム。
続きを表示(約 1,800 文字)【請求項2】
前記駆動構成要素が前記真空装置に接続されて、前記駆動構成要素が前記真空装置を駆動して移動させることを可能にし、
前記印刷システムは、クラッチ機構を更に備え、前記クラッチ機構は、
前記駆動構成要素を前記搬送機構と係合させて、前記駆動構成要素が前記搬送機構を駆動して移動させることを可能にするように、又は、
前記駆動構成要素を前記搬送機構から係合解除して、前記駆動構成要素が前記搬送機構に対して移動することを可能にするように、
構成される、請求項1に記載の印刷システム。
【請求項3】
前記搬送機構は、前記第1の基板及び前記第2の基板を第1の方向に搬送することが可能であり、
前記駆動構成要素は、前記搬送機構及び前記真空装置のうちの少なくとも一方を駆動して第2の方向に移動させることが可能である、
請求項2に記載の印刷システム。
【請求項4】
前記搬送機構は、第3の方向において互いに対向して配置される一対の搬送部を備え、前記真空装置は、前記一対の搬送部の間に配置される、請求項3に記載の印刷システム。
【請求項5】
前記第1の基板及び前記第2の基板は、それぞれ識別コードを備え、
前記印刷システムは、前記第1の基板及び前記第2の基板の前記識別コードを識別してパラメータ情報を取得するように構成された識別装置を更に備える、
請求項3に記載の印刷システム。
【請求項6】
制御装置を更に備え、前記制御装置は、前記識別装置によって取得された前記パラメータ情報を受信することが可能であるように、かつ、前記パラメータ情報に従って前記駆動構成要素及び前記クラッチ機構を制御することが可能であるように、構成される、請求項5に記載の印刷システム。
【請求項7】
前記制御装置は、
前記第1の基板が識別されたときに、前記クラッチ機構を制御して前記駆動構成要素を前記搬送機構と係合させ、それにより、前記搬送機構が前記第1の基板を駆動することが可能になるように前記駆動構成要素が前記搬送機構及び前記真空装置を同時に駆動して移動させるように、かつ、
前記第2の基板が識別されたときに、前記クラッチ機構を制御して前記駆動構成要素を前記搬送機構から係合解除させて、前記真空装置が前記第2の基板を駆動することが可能となるように前記駆動構成要素が前記真空装置を駆動して移動させるように、
に構成される、請求項6に記載の印刷システム。
【請求項8】
更に、
前記搬送機構の上方に配置されるステンシル
を備え、
前記駆動構成要素は、担持された前記基板を前記搬送機構及び前記真空装置が駆動して前記基板の上面を前記ステンシルの下面に接近させることを可能にするように構成される、
請求項1に記載の印刷システム。
【請求項9】
前記クラッチ機構は、
少なくとも1つのクランプであって、前記少なくとも1つのクランプのそれぞれが前記駆動構成要素に接続されて、前記駆動構成要素が該クランプを駆動して移動させることを可能にする、少なくとも1つのクランプと、
前記少なくとも1つのクランプに対応して配置された少なくとも1つのガイドロッドであって、前記少なくとも1つのガイドロッドのそれぞれが前記搬送機構に接続される、少なくとも1つのガイドロッドと、
を備え、
前記少なくとも1つのクランプのそれぞれは、前記駆動構成要素が前記搬送機構と係合すること又は係合解除することを可能にするために、前記対応するガイドロッドをクランプすること又は解放することが可能であるように構成される、
請求項2に記載の印刷システム。
【請求項10】
更に、
フレームであって、第3の方向において互いに対向して配置される一対の第1の梁と、第1の方向において互いに対向して配置される一対の第2の梁とを備え、前記一対の第1の梁と前記一対の第2の梁とが互いに接続されて前記フレームを構成する、フレーム、
を備え、
前記一対の第1の梁は、前記駆動構成要素及び前記クランプに接続され、前記一対の第2の梁は、前記搬送機構及び前記ガイドロッドに接続される、
請求項9に記載の印刷システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ステンシル印刷システムの技術分野に関し、より詳細には、印刷システム及び印刷システムを制御する方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
表面実装プリント回路基板の製造時において、プリンタを使用してはんだペーストを回路基板上に印刷することで、その後に電子素子を回路基板上に堆積させることができる。導電性表面を有する回路基板がプリンタ内に移送され、回路基板上の1つ以上の小さい穴又はマーク(「基準部(fiducials)」と呼ばれる)によって、プリンタのステンシル上の開口と下方から適切に位置合わせされる。回路基板がプリンタ内のステンシルと適切に位置合わせされると、回路基板は、ステンシルの高さに近い高さまで上昇させられ、次いで、はんだペーストがはんだペースト容器からステンシル上に押し出される。はんだペーストがステンシル上に吐出された後、プリンタのスクレーパブレードがステンシルの上面に沿って移動して、はんだペーストをステンシルの開口を通して回路基板の導電性表面に流し込む。
【0003】
異なるタイプの回路基板に対して、印刷システムは、印刷を支援するために、異なる装置を設けなければならないことがある。いくつかのフレキシブル回路基板に対して、例えば、印刷システムは、回路基板への印刷を容易にするために、真空装置を使用して回路基板を下方から吸引し、回路基板を上昇させる必要がある。他のリジッド回路基板に印刷を行う場合、印刷システムは、回路基板を吸引する真空装置を必要としないが、代わりに、トラック機構によって回路基板を支持して上昇させる。
【発明の概要】
【0004】
第1の態様では、本開示は、第1の基板及び第2の基板に印刷を行うための印刷システムを提供し、本印刷システムは、搬送機構と、真空装置と、駆動構成要素とを備える。搬送機構は、第1の基板を担持するために使用される。真空装置は、第2の基板を担持するために使用される。駆動構成要素は、搬送機構及び真空装置のうちの少なくとも一方を駆動して、担持された基板を搬送機構又は真空装置が駆動することを可能にする。
【0005】
上記の第1の態様によれば、駆動構成要素は、真空装置に接続されて、駆動構成要素が真空装置を駆動して移動させることを可能にする。本印刷システムは、クラッチ機構を更に備え、クラッチ機構は、駆動構成要素を搬送機構と係合させて、駆動構成要素が搬送機構を駆動して移動させることを可能にする、又は、駆動構成要素を搬送機構から係合解除して、駆動構成要素が搬送機構に対して移動することを可能にするように構成される。
【0006】
上記の第1の態様によれば、搬送機構は、第1の基板及び第2の基板を第1の方向に搬送することが可能である。駆動構成要素は、搬送機構及び真空装置のうちの少なくとも一方を駆動して第2の方向に移動させることが可能である。
【0007】
上記の第1の態様によれば、搬送機構は、第3の方向において対向して配置される一対の搬送部を備え、真空装置は、一対の搬送部の間に配置される。
【0008】
上記の第1の態様によれば、第1の基板及び第2の基板は、それぞれ識別コードを備える。本印刷システムは、第1の基板及び第2の基板の識別コードを識別してパラメータ情報を取得するように構成された識別装置を更に備える。
【0009】
上記の第1の態様によれば、本印刷システムは、識別装置によって取得されたパラメータ情報を受信し、パラメータ情報に従って駆動構成要素及びクラッチ機構を制御することが可能であるように構成された制御装置を更に備える。
【0010】
上記の第1の態様によれば、制御装置は、第1の基板が識別されると、駆動構成要素が搬送機構及び真空装置を同時に駆動して移動させることで搬送機構が第1の基板を駆動することを可能にするように、クラッチ機構を制御して駆動構成要素を搬送機構と係合させ、第2の基板が識別されると、駆動構成要素が真空装置を駆動して移動させることで真空装置が第2の基板を駆動することを可能にするように、クラッチ機構を制御して駆動構成要素を搬送機構から係合解除させるように構成される。
(【0011】以降は省略されています)

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