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公開番号2025064269
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-17
出願番号2023173881
出願日2023-10-05
発明の名称車両前部構造
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類B62D 21/15 20060101AFI20250410BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】車体における前輪の近傍に各種装置を配置することができる車両前部構造を得る。
【解決手段】車体12のクラッシュボックス18に支持部材26取り付けられており、この支持部材26の下壁部26Bに整流装置24等の各種装置を取り付けることができる。また、支持部材26の側壁部26Aにビード部26Eが設けられており、このビード部26Eは、車両前方側から衝突荷重が入力されたときに側壁部26Aの折れ変形の起点となる。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
車体前部における車両下方側の一部を構成し、車両前後方向に延在すると共に車両前方側の部分でバンパリインフォースメントを支持し、車両前方側から入力された衝突荷重の一部を車両前後方向に圧縮変形することで吸収可能な骨格部材と、
前記骨格部材に沿って配置されて当該骨格部材に取り付けられた第1取付壁部と、当該第1取付壁部と一体に設けられると共に前記バンパリインフォースメントの車両後方側に位置する第2取付壁部と、当該第1取付壁部に設けられると共に前記衝突荷重が入力されたときに当該第1取付壁部の折れ変形の起点となる折れ起点部と、を備えた支持部材と、
を有する車両前部構造。
続きを表示(約 650 文字)【請求項2】
前記骨格部材には、前記圧縮変形の起点となる圧縮起点部が設けられ、
前記圧縮起点部は、前記折れ起点部の車両前方側に位置している、
請求項1に記載の車両前部構造。
【請求項3】
前記第1取付壁部は、車両前後方向に間隔をあけて配置された一対の取付部で前記骨格部材に取り付けられており、
前記折れ起点部は、前記取付部間における車両前後方向中央部に位置しており、前記第1取付壁部における上縁部の高さは当該上縁部における当該車両前後方向中央部において最も低くなっている、
請求項2に記載の車両前部構造。
【請求項4】
車体前部における車両下方側の一部を構成し、車両前後方向に延在すると共に車両前方側の部分でバンパリインフォースメントを支持し、車両前方側から入力された衝突荷重の一部を車両前後方向に圧縮変形することで吸収可能な骨格部材と、
前記バンパリインフォースメントの車両後方側に位置し、前記骨格部材に沿って配置されて当該骨格部材に取り付けられた第1取付壁部と、当該第1取付壁部と一体に設けられた第2取付壁部と、を備えた第1支持部材と、
前記第1支持部材の車両後方側に当該第1支持部材と車両前後方向に間隔をあけて配置され、前記骨格部材に沿って配置されて当該骨格部材に取り付けられた第3取付壁部と、当該第3取付壁部と一体に設けられた第4取付壁部と、を備えた第2支持部材と、
を有する車両前部構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両前部構造に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、車両用整流装置に関する発明が開示されている。この車両用整流装置は、前輪の車両前方側に駆動装置で駆動可能な整流部材が配置されており、前輪に車両前方からの空気が当たるのを抑制することで車両の空力性能の向上を図ることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-093785号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記先行技術では、駆動装置が車体の一部を構成するバンパに取り付けられているが、整流装置は、より前輪に近い位置に配置できることが好ましい。また、整流装置に限らず、前輪に近い位置に配置することが好ましい各種装置を車両に取り付ける場合、車体における前輪の近傍に各種装置を取り付けられることが好ましい。
【0005】
本発明は上記事実を考慮し、車体における前輪の近傍に各種装置を配置することができる車両前部構造を得ることが目的である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様に係る車両前部構造は、車体前部における車両下方側の一部を構成し、車両前後方向に延在すると共に車両前方側の部分でバンパリインフォースメントを支持し、車両前方側から入力された衝突荷重の一部を車両前後方向に圧縮変形することで吸収可能な骨格部材と、前記骨格部材に沿って配置されて当該骨格部材に取り付けられた第1取付壁部と、当該第1取付壁部と一体に設けられると共に前記バンパリインフォースメントの車両後方側に位置する第2取付壁部と、当該第1取付壁部に設けられると共に前記衝突荷重が入力されたときに当該第1取付壁部の折れ変形の起点となる折れ起点部と、を備えた支持部材と、を有している。
【0007】
第1の態様に係る車両前部構造によれば、車体前部における車両下方側の一部が骨格部材で構成されており、この骨格部材は、車両前後方向に延在すると共に車両前方側の部分でバンパリインフォースメントを支持している。また、骨格部材は、車両前方側から入力された衝突荷重の一部を車両前後方向に圧縮変形することで吸収可能とされている。
【0008】
このため、本態様では、車両前方側からバンパリインフォースメントに入力された衝突荷重の一部を骨格部材の圧縮変形によって吸収することができる。
【0009】
ところで、前輪に近い位置に配置することが好ましい各種装置を車両に取り付ける場合、車体における前輪の近傍に各種装置を取り付けられることが好ましい。
【0010】
ここで、本態様では、支持部材を備えており、この支持部材は、骨格部材に沿って配置されると共に骨格部材に取り付けられた第1取付壁部と、第1取付壁部と一体に設けられると共にバンパリインフォースメントの車両後方側に位置する第2取付壁部とを備えている。このため、第2取付壁部に各種装置を取り付けることで、バンパリインフォースメントよりも車両後方側、すなわちバンパリインフォースメントよりも車両の前輪に近い位置に当該装置を配置することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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