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公開番号
2025064184
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-17
出願番号
2023173739
出願日
2023-10-05
発明の名称
支柱構造体
出願人
ビニフレーム工業株式会社
,
富山県
代理人
弁理士法人みなみ特許事務所
主分類
E04F
11/18 20060101AFI20250410BHJP(建築物)
要約
【課題】木質材料からなる躯体に対して十分な強度で設置される支柱構造体を提供する。
【解決手段】木質材料からなる躯体に設置される支柱構造体であって、支柱本体と、金属製の基礎部と、金属製の埋設部とを備え、前記基礎部は、前記支柱本体の下端部に設けられていて、前記支柱本体の外周側に延出する鍔状のものであり、前記埋設部は、前記躯体に埋設されており、前記基礎部が、前記埋設部の上側に位置しており前記埋設部に固定されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
木質材料からなる躯体に設置される支柱構造体であって、
支柱本体と、金属製の基礎部と、金属製の埋設部とを備え、
前記基礎部は、前記支柱本体の下端部に設けられていて、前記支柱本体の外周側に延出する鍔状のものであり、
前記埋設部は、前記躯体に埋設されており、
前記基礎部が、前記埋設部の上側に位置しており前記埋設部に固定されていることを特徴とする支柱構造体。
続きを表示(約 630 文字)
【請求項2】
前記埋設部が、寸切ボルトと、ナットからなり、
前記寸切ボルトが、前記躯体に形成された下穴に、上下に延びる向きで挿入されており、
前記ナットの下部が、前記寸切ボルトの上部にねじ込まれていて、前記下穴に挿入されており、
前記下穴に充填剤が充填されていて、前記充填剤により前記寸切ボルトおよび前記ナットと前記躯体とが固定されており、
前記基礎部が、前記ナットに載置されており前記ナットの上部にボルト止めされていることを特徴とする請求項1記載の支柱構造体。
【請求項3】
前記埋設部が、ラグスクリューボルトからなるものであって、ボルト本体と、前記ボルト本体の一端に形成された雌ネジ部とを有しており、
前記ボルト本体が、一端を上向きにして前記躯体にねじ込まれており、
前記基礎部が、前記ボルト本体の一端に載置されており前記雌ネジ部にボルト止めされていることを特徴とする請求項1記載の支柱構造体。
【請求項4】
1つの前記基礎部に対して、複数の前記埋設部が設けられており、前記基礎部の複数箇所が前記埋設部に固定されていることを特徴とする請求項1記載の支柱構造体。
【請求項5】
前記埋設部は、その一部分が前記躯体の上面から上側に突出しており、
前記基礎部が前記躯体の上面から離隔していることを特徴とする請求項1、2、3または4記載の支柱構造体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、木質材料からなる躯体に対して設置される支柱構造体に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、中高層建築物の多くは鉄筋コンクリート造であり、そのベランダなどには、金属製(アルミ製など)の手すりが設置されている。
【0003】
ところで、近年、CLT(Cross Laminated Timber、直交集成板)のような新たな木質材料や、そのような材料の新たな接続構造が提案されており(たとえば、特許文献1)、これらの技術を用いた木造の中高層建築物も提案されている。そして、木造の中高層建築物にも、鉄筋コンクリート造の場合と同様に、金属製の手すりを設置したいという要望がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-195743号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来の金属製の手すりは、コンクリート製の躯体に設置することを想定したものであり、これを木製の躯体に設置した前例がなかった。よって、木製の躯体に対して、手すりの支柱を十分な強度が得られるように設置するための方法が確立されていなかった。
【0006】
本発明は、このような事情を鑑みたものであり、木質材料からなる躯体に対して十分な強度で設置される支柱構造体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、木質材料からなる躯体に設置される支柱構造体であって、支柱本体と、金属製の基礎部と、金属製の埋設部とを備え、前記基礎部は、前記支柱本体の下端部に設けられていて、前記支柱本体の外周側に延出する鍔状のものであり、前記埋設部は、前記躯体に埋設されており、前記基礎部が、前記埋設部の上側に位置しており前記埋設部に固定されていることを特徴とする。
【0008】
また、本発明は、前記埋設部が、寸切ボルトと、ナットからなり、前記寸切ボルトが、前記躯体に形成された下穴に、上下に延びる向きで挿入されており、前記ナットの下部が、前記寸切ボルトの上部にねじ込まれていて、前記下穴に挿入されており、前記下穴に充填剤が充填されていて、前記充填剤により前記寸切ボルトおよび前記ナットと前記躯体とが固定されており、前記基礎部が、前記ナットに載置されており前記ナットの上部にボルト止めされているものであってもよい。
【0009】
また、本発明は、前記埋設部が、ラグスクリューボルトからなるものであって、ボルト本体と、前記ボルト本体の一端に形成された雌ネジ部とを有しており、前記ボルト本体が、一端を上向きにして前記躯体にねじ込まれており、前記基礎部が、前記ボルト本体の一端に載置されており前記雌ネジ部にボルト止めされているものであってもよい。
【0010】
また、本発明は、1つの前記基礎部に対して、複数の前記埋設部が設けられており、前記基礎部の複数箇所が前記埋設部に固定されているものであってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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