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公開番号2025063075
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-15
出願番号2024228451,2023523012
出願日2024-12-25,2022-07-11
発明の名称無線フレーム送信方法及び装置並びに無線フレーム受信方法及び装置
出願人華為技術有限公司,HUAWEI TECHNOLOGIES CO.,LTD.
代理人弁理士法人ITOH
主分類H04W 76/15 20180101AFI20250408BHJP(電気通信技術)
要約【課題】この出願は、無線フレーム送信方法及び装置並びに無線フレーム受信方法及び装置を提供する。
【解決手段】MLE内の第1のMLDを識別するための第1の情報が無線フレームに含まれ、それにより、無線フレームの受信器が、無線フレームを受信した後に、第1の情報に基づいてMLEから第1のMLDの情報を取得するようにする。当該方法では、第1のAPはMLEを含む無線フレームを生成し、MLEは第1のMLDの情報を搬送し、MLEは第1の情報を含み、第1の情報は第1のMLDを識別し、第1のAPは無線フレームを送信する。この出願は、IEEE802.axの次世代Wi-Fiプロトコル、例えば、802.11be(或いはEHTプロトコルと呼ばれる)及び他の802.11ファミリのプロトコルをサポートする無線ローカルエリアネットワークシステムに適用される。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
無線フレーム送信方法であって、
第1のアクセスポイントAPにより、無線フレームを生成するステップであり、前記無線フレームはマルチリンク要素MLEを含み、前記MLEは第1のマルチリンクデバイスMLDの情報を搬送し、前記MLEはマルチリンクデバイス識別子MLD IDフィールドを含み、前記MLD IDフィールドは前記第1のMLDを識別し、前記第1のAPは前記第1のMLDに所属せず、前記第1のMLDは、前記第1のAPと同じBSSIDセット内の第2のAPが位置するMLDである、ステップと、
前記第1のAPにより、前記無線フレームを送信するステップと
を含む方法。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
無線フレーム受信方法であって、
第1のアクセスポイントAPから無線フレームを受信するステップであり、前記無線フレームはマルチリンク要素MLEを含み、前記MLEは第1のマルチリンクデバイスMLDの情報を搬送し、前記MLEはマルチリンクデバイス識別子MLD IDフィールドを含み、前記MLD IDフィールドは前記第1のMLDを識別し、前記第1のAPは前記第1のMLDに所属せず、前記第1のMLDは、前記第1のAPと同じBSSIDセット内の第2のAPが位置するMLDである、ステップと、
前記MLD IDフィールドに基づいて前記MLEから前記第1のMLDの前記情報を取得するステップと
を含む方法。
【請求項3】
前記無線フレームはマルチBSSID要素を更に含み、前記マルチBSSID要素は前記第2のAPのBSSIDのインデックス情報を含み、前記第2のAPの前記BSSIDの前記インデックス情報の値は前記MLD IDフィールドの値と同じである、請求項1又は2に記載の方法。
【請求項4】
前記MLEは第1のSTA毎プロファイル要素を含み、前記第1のSTA毎プロファイル要素は第3のAPの情報を搬送し、前記第3のAPは前記第1のMLDに所属し、
前記第1のSTA毎プロファイル要素が前記第3のAPの第1の要素を含まないとき、前記第3のAPの前記第1の要素の値は前記第2のAPの第1の要素の値と同じである、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記MLEは第1のフィールドを更に含み、前記第1のフィールドの第1の値は、前記第3のAPの前記第1の要素の前記値が前記第2のAPの前記第1の要素の前記値と同じであることを示す、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記第1のフィールドは前記MLE内のマルチリンク制御フィールドに位置するか、或いは、
前記第1のフィールドは前記MLE内の共通情報フィールドに位置する、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記第2のAPの前記第1の要素の前記値は前記第1のAPの第1の要素の値と同じである、請求項4乃至6のうちいずれか1項に記載の方法。
【請求項8】
前記第1のMLDは第4のAPを含み、
前記無線フレームは低減周辺レポートRNR要素を更に含み、前記RNR要素は前記第4のAPの情報を含み、前記第1のMLDを識別するための第2の情報を含み、前記第2の情報の値は前記MLD IDフィールドの値と同じである、請求項1又は2に記載の方法。
【請求項9】
前記MLEは第2のSTA毎プロファイル要素を含み、前記第2のSTA毎プロファイル要素は前記第1のMLD内のAPの情報を搬送し、
前記第2のSTA毎プロファイル要素が前記第1のMLD内の前記APの第1の要素を含まないとき、前記第1のMLD内の前記APの前記第1の要素の値は前記第1のAPの前記第1の要素の前記値と同じである、請求項1乃至8のうちいずれか1項に記載の方法。
【請求項10】
前記MLEは第1のフィールドを更に含み、前記第1のフィールドの第2の値は、前記第1のMLD内の前記APの前記第1の要素の前記値が前記第1のAPの前記第1の要素の前記値と同じであることを示す、請求項9に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
[関連出願への相互参照]
この出願は、2021年9月23日に中国国家知識産権局に出願された「RADIO FRAME SENDING METHOD AND APPARATUS, AND RADIO FRAME RECEIVING METHOD AND APPARATUS」という名称の中国特許出願第202111116089.4号に対する優先権を主張し、その全内容を参照により援用する。
続きを表示(約 2,600 文字)【0002】
[技術分野]
この出願は、無線技術の分野に関し、特に無線フレーム送信方法及び装置並びに無線フレーム受信方法及び装置に関する。
【背景技術】
【0003】
無線技術の発達によって、より多くの無線デバイスがマルチリンク通信をサポートしている。例えば、デバイスは2.4ギガヘルツ(GHz)、5GHz及び6GHzの周波数帯域での同時通信をサポートするか、或いは、同じ周波数帯域の異なるチャネル上の通信をサポートする。これは、デバイスの間の通信速度を改善する。このようなデバイスは、一般的にマルチリンクデバイス(multi-link device, MLD)と呼ばれる。マルチリンクデバイスは、マルチリンク・アクセスポイントデバイス又はマルチリンク・ステーションデバイスでもよい。
【0004】
現在、マルチリンクデバイスの間の通信中に、1つのマルチリンクデバイスが、マルチリンク要素(multi-link element, MLE)を含む無線フレームを他のマルチリンクデバイスに送信してもよい。例えば、無線フレームの送信器は、マルチリンク・アクセスポイントデバイス内のアクセスポイント(access point, AP)である。APは、ステーション(station, STA)のプローブ要求(probe request)フレームに応じてプローブ応答(probe response)フレームをフィードバックしてもよい。デフォルトでは、プローブ応答フレームに含まれるMLEは、プローブ応答フレームを送信するAPが所属するマルチリンク・アクセスポイントデバイスに対応し、MLEで搬送される情報が、プローブ応答フレームを送信するAPが所属するマルチリンク・アクセスポイントデバイスのステーション情報であることを意味する。
【0005】
しかし、APは無線フレームにおいてのみ、APが位置するMLDの情報をフィードバックするので、通信効率は低い。APが無線フレームにおいて他のMLDの情報をフィードバックする必要がある場合、例えば、STAのプローブ要求フレームが、APが位置するリンク上の非伝送基本サービスセット識別子(nontransmitted BSSID)に対応するAPを含むMLDの情報を要求する場合、APがどのように無線フレームをフィードバックするかは、緊急に解決されるべき技術的課題である。
【発明の概要】
【0006】
この出願は、無線フレーム送信方法及び装置並びに無線フレーム受信方法及び装置を提供する。MLE内で第1のMLDを識別するための第1の情報が無線フレームに含まれ、それにより、無線フレームの受信器は、無線フレームを受信した後に、第1の情報に基づいてMLEから第1のMLDの情報を取得するようにする。
【0007】
この出願の第1の態様は、WLAN通信に適用される無線フレーム送信方法を提供する。当該方法は第1のアクセスポイント(access point, AP)により実行されるか、或いは、当該方法は第1のAPのコンポーネント(例えば、プロセッサ、チップ又はチップシステム)により実行される。第1の態様及び第1の態様の可能な実現方式では、当該方法が第1のAPにより実行される例が説明に使用される。当該方法では、第1のAPはMLEを含む無線フレームを生成し、MLEは第1のMLDの情報を搬送し、MLEは第1の情報を含み、第1の情報は第1のMLDを識別し、第1のAPは無線フレームを送信する。
【0008】
上記の技術的解決策に基づいて、WLAN通信プロセスにおいて、第1のAPにより送信される無線フレームは、第1のMLDの情報を搬送するためのMLEを含み、MLEは第1のMLDを識別するための第1の情報を含む。したがって、無線フレームの受信器は、無線フレームを受信した後に、第1の情報に基づいてMLEから第1のMLDの情報を取得してもよい。言い換えると、無線フレームを受信した後に、無線フレームの受信器は、第1の情報に基づいて、MLEが第1のMLDに対応すると決定してもよい。したがって、無線フレームの受信器は、MLEに基づいて、第1のMLDが位置する複数のリンク上のステーションの情報を取得してもよく、それにより、無線フレームの受信器が第1のMLDと通信するようにする。
【0009】
さらに、MLEに対応するMLDを間接的に示すフィールドが無線フレーム内のMLE以外の位置で搬送される(例えば、マルチBSSID要素内のMLEに対応するAP/STAが所属するMLDを間接的に示すために、基本サービスセット識別子インデックス(BSSID Index)が無線フレームのマルチBSSID要素内のマルチBSSID-index要素(Multiple BSSID-Index element)で搬送され、AP/STAがSSIDにより示される)実現方式と比較して、上記の実現方式では、MLEが第1の情報を含む(言い換えると、第1の情報がMLEの内部で搬送される)ので、無線フレームの受信器は、MLEの外部から間接的な指示を取得する必要なく、MLEに基づいてMLEに対応するMLDを決定してもよく、それにより、無線フレームの受信器が第1のMLDのステーションの情報を取得するようにする。これは通信効率を改善する。
【0010】
この出願の実施形態の第2の態様は、WLAN通信に適用される無線フレーム受信方法を提供する。当該方法はステーション(station, STA)により実行されるか、或いは、当該方法はSTAのコンポーネント(例えば、プロセッサ、チップ又はチップシステム)により実行される。第2の態様及び第2の態様の可能な実現方式では、当該方法がSTAにより実行される例が説明に使用される。当該方法では、STAは第1のアクセスポイントAPから無線フレームを受信し、無線フレームはマルチリンク要素MLEを含み、MLEは第1のマルチリンクデバイスMLDの情報を搬送し、MLEは第1の情報を含み、第1の情報は第1のMLDを識別し、STAは第1の情報に基づいてMLEから第1のMLDの情報を取得する。
(【0011】以降は省略されています)

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