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公開番号2025062920
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-15
出願番号2023172288
出願日2023-10-03
発明の名称通信システム、制御装置、及び、通信方法
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類H04L 12/22 20060101AFI20250408BHJP(電気通信技術)
要約【課題】ネットワークへの攻撃を従来よりも広範で確実に把握し、攻撃に適切に対応する。
【解決手段】通信システムは、通信装置に通信ネットワークを提供する。本通信システムは、制御装置を備える。本制御装置は、通信システムの外部の組織から、前記通信ネットワークを利用する前記通信装置に対する脅威に関する脅威情報を受け付ける処理と、受け付けた前記脅威情報を基に前記通信装置を防御する防御処理と、を実行する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
通信装置に通信ネットワークを提供する通信システムであって、
前記通信システムの外部の組織から、前記通信ネットワークを利用する前記通信装置に対する脅威に関する脅威情報を受け付ける受付処理と、
受け付けた前記脅威情報を基に前記通信装置を防御する防御処理と、を実行する制御装置を備える通信システム。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記制御装置は、前記通信システムに接続中の前記通信装置に対して一律に前記防御処理を実行する請求項1に記載の通信システム。
【請求項3】
前記脅威情報は、前記脅威による攻撃の対象となる特定通信装置を特定する情報を有し、
前記制御装置は、前記特定通信装置に対して前記防御処理を実行する請求項1に記載の通信システム。
【請求項4】
前記特定通信装置は、車両に搭載される装置であり、
前記特定する情報は、前記車両を特定する情報を含む請求項3に記載の通信システム。
【請求項5】
前記通信ネットワークは、5Gコアネットワークを含み、
前記制御装置は、前記5Gコアネットワークに設けられるNetwork Exposure Function
(NEF)を利用して前記脅威に関する前記脅威情報を受け付ける請求項1に記載の通信システム。
【請求項6】
前記通信ネットワークは、5Gコアネットワークを含み、
前記制御装置は、前記5Gコアネットワークに設けられるNetwork Exposure Function
(NEF)を介さないで直接前記脅威に関する前記脅威情報を受け付ける請求項1に記載の通信システム。
【請求項7】
前記制御装置は、前記5Gコアネットワークに設けられるPolicy Control Function(
PCF)を通じて、User Plane Function(UPF)において前記防御処理を実行する請
求項5に記載の通信システム。
【請求項8】
前記制御装置は、前記脅威情報の形式が前記防御処理を実行な形式とは異なる場合に、前記防御処理を実行な形式に前記脅威情報の形式を変換すること、または、前記脅威情報に対応して前記UPFにおいて実行する前記防御処理を特定することを実行し、
さらに、前記変換された形式の前記脅威情報に対応する前記防御処理または前記特定された前記防御処理を前記UPFにおいて実行する請求項7に記載の通信システム。
【請求項9】
前記制御装置は、前記通信ネットワークに接続されるルータ、または前記通信ネットワークに接続されるセキュリティ装置に対して前記防御処理を実行する請求項1に記載の通信システム。
【請求項10】
前記制御装置は、前記脅威情報の形式が前記防御処理を実行な形式とは異なる場合に、前記防御処理を実行な形式に前記脅威情報の形式を変換すること、または、前記脅威情報に対応して前記ルータまたは前記セキュリティ装置において実行する前記防御処理を特定することを実行し、
さらに、前記変換された形式の前記脅威情報に対応する前記防御処理または前記特定された前記防御処理を前記ルータまたは前記セキュリティ装置において実行する請求項9に記載の通信システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、通信システム、制御装置、及び、通信方法に関するものである。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
今日、5G(5
th
Generation)、5G Evolution、さらに6G(6
th
Generation)に例示されるように、通信システムの高度化が期待されている。しかし、通信システムが高度化されても、外部からの通信信号がネットワークに与える影響は無視できない。そこで、例えば、従来の技術として、正常な通信信号を少なくとも1つ含んだ正常コールフロー(正常信号群)の特徴量、及び、異常な通信信号を少なくとも1つ含んだ異常コールフロー(異常信号群)を判定するシステムが提案されている。ここで、異常コールフローとは、外部からの攻撃に係る信号を含む既知の攻撃コールフローである。このシステムは、正常コールフローと異常コールフローとを予め学習させた学習モデル(学習データ)と、前処理部によって抽出された判定対象コールフローの特徴量とに基づき、判定対象コールフローが未知のコールフローである未知コールフロー(未知信号群)であるか否かを判定する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-025220号公報
特開2020-174391号公報
【非特許文献】
【0004】
3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Services and System Aspects; Procedures for the 5G System (5GS);Stage 2(Release 18)3GPP(登録商標) TS 23.502 V18.2.0 (2023-06)
3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Services and System Aspects;5G System Enhancements for Edge Computing; Stage 2(Release 18) 3GPP(登録商標) TS 23.548 V18.3.0 (2023-09)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、通信システムが高度化され、通信システムが提供する通信ネットワークが複雑化すると、例えば、通信ネットワークを管理する通信システム単独で、通信ネットワークへの攻撃に係る信号を特定することは容易ではない。
【0006】
本開示の実施の形態の課題は、通信ネットワークへの攻撃を従来よりも広範で確実に把握し、攻撃に適切に対応することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
開示の実施形態は、通信装置に通信ネットワークを提供する通信システムによって例示される。本通信システムは、制御装置を備える。本制御装置は、通信システムの外部の組織から、前記通信ネットワークを利用する前記通信装置に対する脅威に関する脅威情報を受け付ける処理と、受け付けた前記脅威情報を基に前記通信装置を防御する防御処理と、を実行する。
【発明の効果】
【0008】
本通信システムによれば、通信システムが提供する通信ネットワークへの攻撃を従来よりも広範で確実に把握し、攻撃に適切に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、第5世代移動通信システムを構成するコンポーネントを例示する図である。
図2は、脅威情報の構成を例示する図である。
図3は、NF、AFその他の情報処理装置の構成例を示す図である。
図4は、UEとしての端末の構成例を示す図である。
図5は、第1実施形態の通信システムにおける脅威情報の受け付けと防御処理を例示するシーケンス図である。
図6は、第1実施形態の通信システムにおける脅威情報の受け付けと防御処理を例示するシーケンス図である。
図7は、フォーマット変換処理を例示する図である。
図8は、セキュリティ連携部が異フォーマットの脅威情報を受信した場合に実行される防御処理を選択する処理を例示する図である。
図9は、第2実施形態の通信システムにおける脅威情報の受け付けと防御処理を例示するシーケンス図である。
図10は、第2実施形態の通信システムにおける脅威情報の受け付けと防御処理を例示するシーケンス図である。
図11は、第3実施形態の通信システムにおける脅威情報の受け付けとハニーポット誘導処理を例示するシーケンス図である。
図12は、第3実施形態の通信システムにおける脅威情報の受け付けとハニーポット誘導処理を例示するシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して、本開示の実施形態に係る通信システム、制御装置、及び、通信方法が説明される。以下の各実施形態は説明のための例示に過ぎず、本開示は実施形態の構成に限定されない。例えば、以下では、本開示を第5世代移動通信システムに適用した例を説明するが、本開示は、第4世代のあるいは第5世代以降の移動通信システムに適用されてもよい。本開示は、また、3GPP(登録商標)以外によって規定される移動通信システムに適用されてもよいし、移動通信システム以外の任意の無線通信システムあるいは有線通信システムに適用されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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