TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025062713
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-15
出願番号2023171913
出願日2023-10-03
発明の名称記録装置
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B41J 2/01 20060101AFI20250408BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】媒体の切断不良を防止することが可能な記録装置を提供する。
【解決手段】記録装置は、媒体に記録を行う記録部と、媒体を搬送方向に搬送する搬送部と、記録部によって記録された媒体を切断する可動刃38と、可動刃38を保持し、搬送方向と交差する切断方向Bに沿って移動可能なキャリッジ31と、を有する切断部30と、切断部30が媒体Pを切断する場合に媒体Pの表面を押圧する押圧部40と、を備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
媒体に記録を行う記録部と、
前記媒体を搬送方向に搬送する搬送部と、
前記記録部によって記録された前記媒体を切断する切断刃と、前記切断刃を保持し、前記搬送方向と交差する切断方向に沿って移動可能なキャリッジと、を有する切断部と、
前記切断部が前記媒体を切断する場合に前記媒体の表面を押圧する押圧部と、を備えることを特徴とする記録装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
請求項1に記載の記録装置であって、
前記搬送部は、
前記搬送方向において前記記録部の下流であって前記切断部の上流に設けられる第1ローラー対と、
前記搬送方向において前記切断部の下流に設けられる第2ローラー対と、を有し、
前記媒体は、前記第1ローラー対と前記第2ローラー対とによってニップされた状態で前記切断部によって切断され、
前記押圧部は、前記搬送方向において前記第1ローラー対と前記第2ローラー対との間に設けられることを特徴とする記録装置。
【請求項3】
請求項1に記載の記録装置であって、
前記押圧部は、前記切断方向において、前記切断刃の下流の位置を押圧することを特徴とする記録装置。
【請求項4】
請求項2に記載の記録装置であって、
前記切断刃は、前記媒体と接触する接触部を有し、
前記押圧部は、前記搬送方向からみて、前記接触部と重なる位置を押圧することを特徴とする記録装置。
【請求項5】
請求項2に記載の記録装置であって、
前記押圧部は、前記キャリッジに設けられることを特徴とする記録装置。
【請求項6】
請求項5に記載の記録装置であって、
前記押圧部は、前記搬送方向に沿う回転軸回りに回転可能なローラーを有することを特徴とする記録装置。
【請求項7】
請求項6に記載の記録装置であって、
前記押圧部は、前記ローラーを前記媒体に向けて付勢する付勢部材を有することを特徴とする記録装置。
【請求項8】
請求項5に記載の記録装置であって、
前記押圧部は、弾性変形が可能なシート部材を有することを特徴とする記録装置。
【請求項9】
媒体に記録を行う記録部と、
前記媒体を搬送方向に搬送する搬送部と、
前記記録部によって記録された前記媒体を切断する切断刃と、前記切断刃を保持し、前記搬送方向と交差する切断方向に沿って移動可能なキャリッジと、を有する切断部と、
前記切断部が前記媒体を切断する場合に前記媒体に前記切断方向と交差する方向に張力を付与する張力付与部と、を備えることを特徴とする記録装置。
【請求項10】
請求項9に記載の記録装置であって、
前記張力付与部は、前記キャリッジに設けられ、前記搬送方向において前記切断刃の上流および下流の少なくとも一方にローラーを有し、
前記ローラーは、
前記切断方向に交差する方向に沿う回転軸回りに回転可能であり、
前記切断方向において前記切断刃の上流に設けられ、
前記切断方向における下流端が、前記切断方向における上流端よりも前記切断刃の移動経路に近づくように、前記切断方向に対して角度を有することを特徴とする記録装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、記録装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、特許文献1に示すように、記録部の一例である印刷部と、切断部とを備える記録装置の一例である印刷装置が開示されている。印刷部は、媒体の一例である印刷用紙に画像を印刷し、切断部は、切断刃により印刷用紙を搬送方向の上流側および下流側の部分に分断するように印刷用紙を切断する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-050218号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の印刷装置では、印刷用紙を切断する際に印刷用紙が浮いてしまう場合があった。印刷用紙が浮くと、切断しにくくなることから、切断不良が発生してしまう虞がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
記録装置は、媒体に記録を行う記録部と、前記媒体を搬送方向に搬送する搬送部と、前記記録部によって記録された前記媒体を切断する切断刃と、前記切断刃を保持し、前記搬送方向と交差する切断方向に沿って移動可能なキャリッジと、を有する切断部と、前記切断部が前記媒体を切断する場合に前記媒体の表面を押圧する押圧部と、を備える。
【0006】
記録装置は、媒体に記録を行う記録部と、前記媒体を搬送方向に搬送する搬送部と、前記記録部によって記録された前記媒体を切断する切断刃と、前記切断刃を保持し、前記搬送方向と交差する切断方向に沿って移動可能なキャリッジと、を有する切断部と、前記切断部が前記媒体を切断する場合に前記媒体に前記切断方向と交差する方向に張力を付与する張力付与部と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0007】
記録装置の外観斜視図。
記録装置における要部を示す斜視図。
記録装置における要部を示す断面図。
切断部を示す斜視図。
実施形態1に係る切断部および押圧部の拡大図。
実施形態1に係る切断部および押圧部の側面図。
実施形態1に係る切断部および押圧部の側面図。
実施形態2に係る切断部および押圧部の拡大図。
実施形態3に係る切断部および張力付与部の底面図。
実施形態4に係る角度変更部の底面図。
実施形態4に係る角度変更部の拡大図。
実施形態4に係る角度変更部の拡大図。
実施形態5に係る張力付与部の平面図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
1.実施形態1
実施形態1に係る記録装置100の概略構成について説明する。
【0009】
記録装置100は、媒体P(図3参照)に記録可能なインクジェットプリンターである。記録装置100は、インクジェットプリンターに限定されず、媒体Pに記録可能な装置であればよい。
【0010】
以下の説明においては、各図に示すように、互いに直交する3つの軸をそれぞれX軸、Y軸、Z軸とする。各軸において矢印の示す方向が+方向であり、その逆方向が-方向である。Z軸方向は鉛直方向即ち重力が作用する方向に相当し、+Z方向が鉛直上向きを示し、-Z方向が鉛直下向きを示す。X軸方向およびY軸方向は、水平方向に相当する。+Y方向が装置の前方向を示し、-Y方向が装置の後方向を示す。+X方向が装置の前面に向かって右方向を示し、-X方向が装置の前面に向かって左方向を示す。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

東レ株式会社
凸版印刷版原版
4か月前
シヤチハタ株式会社
反転式印判
3か月前
独立行政法人 国立印刷局
印刷物
1か月前
三光株式会社
感熱記録材料
17日前
株式会社リコー
液体吐出装置
10日前
株式会社リコー
液体吐出装置
2か月前
日本製紙株式会社
感熱記録体
1か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
1か月前
独立行政法人 国立印刷局
記録媒体
3か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
2か月前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
3か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2か月前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
14日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2か月前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
14日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2か月前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
2か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
情報処理装置
3か月前
キヤノン株式会社
印刷制御装置
4か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
3か月前
フジコピアン株式会社
中間転写シート
4か月前
キヤノン株式会社
印刷システム
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
14日前
理想科学工業株式会社
印刷装置
27日前
キヤノン電子株式会社
サーマルプリンタ
27日前
三栄電機株式会社
プリンタ
1か月前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
1か月前
ベルク工業有限会社
静電成膜装置
2か月前
株式会社電気印刷研究所
金属画像形成方法
23日前
ブラザー工業株式会社
タンク
1か月前
デュプロ精工株式会社
孔版印刷装置
2か月前
株式会社リコー
液体を吐出する装置
2か月前
株式会社リコー
液体を吐出する装置
2か月前
パテントフレア株式会社
紙幣の偽造防止法
今日
株式会社リコー
画像形成装置
27日前
続きを見る