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公開番号2025062682
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-15
出願番号2023171862
出願日2023-10-03
発明の名称現場吹き付け型発泡機、データ処理システム、及びプログラム
出願人BASF INOACポリウレタン株式会社
代理人弁理士法人グランダム特許事務所
主分類B05B 12/02 20060101AFI20250408BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約【課題】現場吹き付け型発泡機に関するデータを伝達先に伝達させ得る現場吹き付け型発泡機、データ処理システム、及びプログラムを提供する。
【解決手段】現場吹き付け型発泡機10は、車両Vにて運搬可能に構成され、被着体に発泡材層を形成するために液体を被着体に吹き付ける。現場吹き付け型発泡機10は、ポンプ21のピストン34~36の動作回数をカウントし、カウントした動作情報を取得する制御部41と、制御部41によって取得された動作情報を含むデータを管理装置101に伝達する通信部43と、を備えている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
車両にて運搬可能に構成され、被着体に発泡材層を形成するために液体を前記被着体に吹き付ける現場吹き付け型発泡機であって、
原料を収容する原料容器と、
前記原料を輸送するポンプと、
前記ポンプから輸送される前記原料を含む前記液体を前記被着体に吹き付けるスプレーガンと、を備えた現場吹き付け型発泡機であり、
前記ポンプの可動部の動作回数をカウントし、カウントした動作情報を取得する取得部と、
前記取得部によって取得された前記動作情報を含むデータを伝達先に伝達する伝達部と、を備える、現場吹き付け型発泡機。
続きを表示(約 590 文字)【請求項2】
前記動作回数を記憶する不揮発性メモリを備える、請求項1に記載の現場吹き付け型発泡機。
【請求項3】
現場吹き付け型発泡機のデータを取得するデータ取得手段と、
前記データを伝達するデータ伝達手段と、
前記データを受け取るデータ受取手段と、
前記データを解析するデータ解析手段と、
前記データ解析手段における解析結果を伝達する結果伝達手段と、
を備える、データ処理システム。
【請求項4】
前記データは現場吹き付け型発泡機におけるポンプの可動部の動作回数のデータである、
請求項3に記載のデータ処理システム。
【請求項5】
現場吹き付け型発泡機におけるポンプの可動部の動作回数のデータを取得するステップと、
前記データを、第1伝達先に伝達するステップと、
をコンピュータに実行させるためのプログラム。
【請求項6】
現場吹き付け型発泡機におけるポンプの可動部の動作回数のデータを受信するステップと、
前記データを解析するステップと、
をコンピュータに実行させるためのプログラム。
【請求項7】
更に、前記データを解析するステップでの結果を第2伝達先に伝達するステップを備える、請求項6に記載のプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、現場吹き付け型発泡機、データ処理システム、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、二種の液体を混合して被着体に吹き付ける現場吹付け型発泡機が開示されている。この現場吹付け型発泡機は、第1の液体と第2の液体とを混合して噴射するスプレーガンと、第1及び第2の液体の状態の制御、及び現場吹付け型発泡機の始動と停止の操作を行う制御装置と、を備えている。更に、現場吹付け型発泡機は、第1及び第2の液体の状態の監視、第1及び第2の液体の状態を制御するための制御目標値の設定、制御装置の遠隔操作を行う遠隔監視操作装置を備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-29903号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に示すような構成の現場吹付け型発泡機において、発泡機に関するデータを所望する伝達先に伝達させ得る構成が求められている。
本開示は、現場吹き付け型発泡機に関するデータを伝達先に伝達させ得る現場吹き付け型発泡機、データ処理システム、及びプログラムを提供することを目的とする。本開示は、以下の形態として実現することが可能である。
【課題を解決するための手段】
【0005】
〔1〕車両にて運搬可能に構成され、被着体に発泡材層を形成するために液体を前記被着体に吹き付ける現場吹き付け型発泡機であって、
原料を収容する原料容器と、
前記原料を輸送するポンプと、
前記ポンプから輸送される前記原料を含む前記液体を前記被着体に吹き付けるスプレーガンと、を備えた現場吹き付け型発泡機であり、
前記ポンプの可動部の動作回数をカウントし、カウントした動作情報を取得する取得部と、
前記取得部によって取得された前記動作情報を含むデータを伝達先に伝達する伝達部と、を備える、現場吹き付け型発泡機。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、現場吹き付け型発泡機に関するデータを伝達先に伝達できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
現場吹き付け型発泡機が搭載された車両を概略的に例示する側方から見た説明図である。
図1の車両の上方から見た説明図である。
データ処理システムを概略的に説明する説明図である。
データ処理システムの電気的構成を概略的に示すブロック図である。
ポンプを概略的に説明する説明図である。
各ピストンが各シリンダの軸方向一端にあるときのポンプを説明する説明図である。
各ピストンが各シリンダの軸方向他端にあるときのポンプを説明する説明図である。
現場吹き付け型発泡機のデータ送信制御の流れを示すフローチャートである。
管理装置のデータ送信制御の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
ここで、本開示の望ましい例を示す。
〔2〕前記動作回数を記憶する不揮発性メモリを備える、〔1〕に記載の現場吹き付け型発泡機。
〔3〕現場吹き付け型発泡機のデータを取得するデータ取得手段と、
前記データを伝達するデータ伝達手段と、
前記データを受け取るデータ受取手段と、
前記データを解析するデータ解析手段と、
前記データ解析手段における解析結果を伝達する結果伝達手段と、
を備える、データ処理システム。
〔4〕前記データは現場吹き付け型発泡機におけるポンプの可動部の動作回数のデータである、
〔3〕に記載のデータ処理システム。
〔5〕現場吹き付け型発泡機におけるポンプの可動部の動作回数のデータを取得するステップと、
前記データを、第1伝達先に伝達するステップと、
をコンピュータに実行させるためのプログラム。
〔6〕現場吹き付け型発泡機における前記ポンプの可動部の動作回数のデータを受信するステップと、
前記データを解析するステップと、
をコンピュータに実行させるためのプログラム。
〔7〕更に、前記データを解析するステップでの結果を第2伝達先に伝達するステップを備える、〔6〕に記載のプログラム。
【0009】
以下、本開示を詳しく説明する。
1.現場吹き付け型発泡機
本実施形態の現場吹き付け型発泡機10は、被着体に発泡材層を形成するために液体を被着体に吹き付ける機器である。発泡材層は、例えばウレタン発泡体層である。図1に示すように、現場吹き付け型発泡機10は、車両Vにて運搬可能に構成されている。現場吹き付け型発泡機10は、車両Vの荷台Lに搭載される。
【0010】
現場吹き付け型発泡機10は、図1、図2に示すように、吹き付けユニット11と、一対の原料容器12と、コンプレッサー13と、ホース14と、発電機15と、を備えている。
(【0011】以降は省略されています)

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