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公開番号
2025018073
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-06
出願番号
2023121480
出願日
2023-07-26
発明の名称
霧化装置、及び、霧化方法
出願人
TDK株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B05B
17/06 20060101AFI20250130BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約
【課題】動作時に所望の霧化量が容易に設定され得る霧化装置を提供することを目的とする。
【解決手段】霧化装置1は、霧化部10と制御部30とを備えている。霧化部10は、振動部材13を含んでいる。霧化部10は、振動部材13の振動によって液体を霧化する。制御部30は、振動部材13の振動を制御する。制御部30は、振動部材13の動作周波数に対応する電気情報の設定値を取得する。制御部30は、霧化部10の動作中において電気情報をモニタリングし、モニタリングによって取得された電気情報の検出値と設定値とに基づいて、振動部材13を振動させる駆動周波数を設定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
振動部材を含んでおり、前記振動部材の振動によって液体を霧化する霧化部と、
前記振動部材の振動を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記振動部材の動作周波数に対応する電気情報の設定値を取得し、
前記霧化部の動作中において前記電気情報をモニタリングし、モニタリングによって取得された前記電気情報の検出値と前記設定値とに基づいて、前記振動部材を振動させる駆動周波数を設定する、霧化装置。
続きを表示(約 720 文字)
【請求項2】
前記制御部は、
前記検出値が前記設定値よりも低い場合、前記駆動周波数を下げ、
前記検出値が前記設定値よりも高い場合、前記駆動周波数を上げる、請求項1に記載の霧化装置。
【請求項3】
前記制御部は、
前記動作周波数について、所定範囲内の複数の動作周波数に対応する電気情報をサンプリングし、
サンプリングされたサンプル情報に基づいて、前記駆動周波数を設定する、請求項1又は2に記載の霧化装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記電気情報の設定値を取得し、前記サンプル情報において前記設定値に対応する周波数を前記駆動周波数として設定する、請求項3に記載の霧化装置。
【請求項5】
前記所定範囲は、前記振動部材の共振周波数より高い周波数の範囲を含んでいる、請求項3に記載の霧化装置。
【請求項6】
前記所定範囲は、振動部材の共振周波数の範囲を含んでいる、請求項3に記載の霧化装置。
【請求項7】
前記所定範囲の前記動作周波数について、前記電気情報として、前記駆動周波数に応じて変化する検出電圧をサンプリングする、請求項3に記載の霧化装置。
【請求項8】
振動部材の振動によって液体を霧化する霧化部を準備することと、
前記振動部材の動作周波数に対応する電気情報の設定値を取得することと、
前記霧化部の動作中において前記電気情報をモニタリングすることと、
モニタリングによって取得された前記電気情報の検出値と前記設定値とに基づいて、前記振動部材を振動させる駆動周波数を設定する、霧化方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、霧化装置、及び、霧化方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
霧化部を備えた霧化装置が知られている(たとえば、特許文献1)。霧化部は、振動部材を含んでいる。霧化部は、振動部材の振動によって液体を霧化する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開平6-31861号公報
特開平6-254455号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した霧化装置において、霧化量は、振動部材が動作する動作周波数、及び、動作電流などに依存している。たとえば、振動部材の振動が制御部によって制御される場合、振動部材の動作周波数は、制御部が振動部材を駆動する駆動周波数に依存する。たとえば、製造工程において、制御部における部品の選択などによって、振動部材の駆動周波数が決まり、動作電流が調整される。
【0005】
しかしながら、製造工程における振動部材の動作電流の調整は、製造スループットの向上を妨げる。たとえば、振動部材の動作電流の調整において、制御部における部品の選択という手間が要されるため、所望の製造スループットが確保され難い。霧化装置の動作時において、環境温度などの要因によって、振動部材に付与する電圧が同じであっても動作周波数が変化し得る。したがって、製造時に動作周波数について厳密な調整が行われたとしても、動作時に所望の動作周波数が得られない場合がある。
【0006】
本発明の一つの態様は、動作時に所望の霧化量が容易に設定され得る霧化装置及び霧化方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一つの態様における霧化装置は、霧化部と制御部とを備えている。霧化部は、振動部材を含んでいる。霧化部は、振動部材の振動によって液体を霧化する。制御部は、振動部材の振動を制御する。制御部は、振動部材の動作周波数に対応する電気情報の設定値を取得する。制御部は、霧化部の動作中において電気情報をモニタリングし、モニタリングによって取得された電気情報の検出値と設定値とに基づいて、振動部材を振動させる駆動周波数を設定する。
【0008】
この霧化装置において、環境温度などの要因によって、振動部材の動作周波数が変化した場合であっても、正確な駆動周波数が設定され得る。動作時に所望の霧化量に対応する駆動周波数が容易に設定され得る。したがって、動作時に所望の霧化量が容易に設定され得る。
【0009】
上記一つの態様では、制御部は、検出値が設定値よりも低い場合、駆動周波数を下げ、検出値が設定値よりも高い場合、駆動周波数を上げてもよい。この場合、より容易に駆動周波数が再設定され得る。
【0010】
上記一つの態様では、制御部は、動作周波数について、所定範囲内の複数の動作周波数に対応する電気情報をサンプリングし、サンプリングされたサンプル情報に基づいて、駆動周波数を設定してもよい。このため、動作時に所望の霧化量に対応する駆動周波数がさらに容易に設定され得る。
(【0011】以降は省略されています)
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