TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025062572
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-14
出願番号
2024159613
出願日
2024-09-13
発明の名称
被覆シート、鋼構造物、及び鋼構造物の補修方法
出願人
大日本印刷株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B32B
7/023 20190101AFI20250407BHJP(積層体)
要約
【課題】屋外に位置する鋼構造物の鋼材などを覆う、紫外線に対する耐性を有する被覆シート、被覆シートを備える鋼構造物、および鋼構造物の補修方法を提供する。
【解決手段】鋼材の被覆に用いられる被覆シートであって、バリア層と、意匠層と、耐候層と、を含み、被覆シートの波長300nm以上350nm以下での最大の分光透過率は1.0%以下である。
【選択図】図2A
特許請求の範囲
【請求項1】
鋼材の被覆に用いられる被覆シートであって、
バリア層と、意匠層と、耐候層と、を含み、
波長300nm以上350nm以下での最大の分光透過率は1.0%以下である、被覆シート。
続きを表示(約 860 文字)
【請求項2】
前記鋼材とは反対側を向く第1面及び前記鋼材と向かい合う第2面を備え、
前記バリア層と前記第2面との距離は、前記意匠層と第2面との距離より小さい、請求項1に記載の被覆シート。
【請求項3】
基材をさらに含み、
前記バリア層と前記第2面との距離は、前記耐候層と前記第2面との距離よりも小さく、且つ前記基材と前記第2面との距離よりも小さい、請求項2に記載の被覆シート。
【請求項4】
透明樹脂層をさらに含み、
前記第2面から前記第1面に向けた順で、前記バリア層、前記基材、前記意匠層、前記透明樹脂層、前記耐候層が積層されている、請求項3に記載の被覆シート。
【請求項5】
前記鋼材の面上に防錆層を形成し、前記鋼材の前記防錆層が形成された面を前記被覆シートで被覆し、408時間の耐候性試験を行った場合に、耐候性試験を行う前後における前記防錆層の色差ΔEは4以下である、請求項1に記載の被覆シート。
【請求項6】
温度40℃、湿度90%RH環境下における水蒸気透過度は、3.0g/(m
2
・day)以下である、請求項1に記載の被覆シート。
【請求項7】
温度23℃、湿度60%RH環境下における酸素透過度は、6.57cm
3
/(m
2
・day)以下である、請求項1に記載の被覆シート。
【請求項8】
前記耐候層は、紫外線吸収剤と光安定剤とを含む、請求項1に記載の被覆シート。
【請求項9】
前記鋼材とは反対側を向く第1面及び前記鋼材と向かい合う第2面を備え、
前記第2面から前記第1面に向けた順で、前記第2面を構成する接合層と、基材と、を含む、請求項1に記載の被覆シート。
【請求項10】
前記意匠層は、着色された着色基材である、請求項1に記載の被覆シート。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、被覆シート、鋼構造物、及び鋼構造物の補修方法に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
橋梁などの鋼構造物は鋼材を含む。鋼材は、腐食により経年劣化する。劣化した鋼材は、鋼構造物の強度を大幅に低下させ得る欠陥となる。このため、鋼材には、腐食を抑制するための複数の塗膜が積層されている。塗膜として、エポキシ樹脂を含む複数の下塗り層、フッ素系樹脂を含む中塗り層、フッ素系樹脂を含む上塗り層等が例示される。
【0003】
鋼構造物は、定期的に点検される。点検で欠陥が発見された場合、鋼材は補修される。昨今では、特許文献1のように、樹脂等を材料とする被覆シートで鋼材を被覆することによって鋼構造物を補修することも提案されている。特許文献1では、フッ素系樹脂層を含む積層体が開示されている。特許文献1では、積層体で鋼材を被覆することによって鋼構造物を補修することにより、鋼構造物の補修を容易化することを提案している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-179569号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
橋梁などの屋外に位置する鋼構造物の鋼材などの屋外に位置する鋼材を、被覆シートで覆うことが求められる場合がある。この場合に、被覆シートには、耐候性が求められる。特に、被覆シートには、耐候性として、紫外線に対する耐性が求められる。
【0006】
本開示は、耐候性を備える被覆シートを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一実施の形態による被覆シートは、
鋼材の被覆に用いられる被覆シートであって、
バリア層と、意匠層と、耐候層と、を含み、
波長300nm以上350nm以下での最大の分光透過率は1.0%以下である。
【0008】
本開示の一実施の形態による鋼構造物は、
前記鋼材と、
本開示の一実施の形態による被覆シートと、を備える。
【0009】
本開示の一実施の形態による鋼構造物の補正方法は、
鋼構造物の劣化部に対して素地調整を行う工程と、
本開示の一実施の形態による被覆シートによって素地調整された前記鋼構造物の鋼材を被覆する工程と、を備える。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、耐候性を備える被覆シートを提供できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
東レ株式会社
積層体
3か月前
東レ株式会社
積層構造体
3か月前
ユニチカ株式会社
積層体
2か月前
東レ株式会社
積層フィルム
1か月前
東レ株式会社
積層フィルム
2か月前
積水樹脂株式会社
磁性シート
1か月前
東ソー株式会社
多層フィルム
1か月前
エスケー化研株式会社
積層体
2か月前
三菱製紙株式会社
不織布積層体
1か月前
大倉工業株式会社
多層フィルム
2か月前
アイカ工業株式会社
光学積層体
7日前
東ソー株式会社
蓋材用フィルム
5か月前
東レ株式会社
電子機器筐体用部材
3か月前
東レ株式会社
サンドイッチ構造体
6か月前
東レ株式会社
電子機器筐体用部材
3か月前
個人
加熱調理に利用可能な鉄製品
4か月前
菊地シート工業株式会社
遮熱シート
3か月前
クラレプラスチックス株式会社
積層体
3か月前
中京油脂株式会社
積層体
6か月前
小松マテーレ株式会社
板材
6か月前
マクセル株式会社
複合部品
13日前
東レ株式会社
積層体およびその製造方法
23日前
個人
葉材を用いた意匠性構造部材
3か月前
東レ株式会社
フィルム及びその製造方法
1か月前
グンゼ株式会社
樹脂フィルム
5か月前
グンゼ株式会社
積層フィルム
6か月前
日東電工株式会社
複層構造体
28日前
株式会社 RIYONX
人工皮革製制振材
5か月前
アキレス株式会社
積層シート
3か月前
artience株式会社
積層体の製造方法
1か月前
日本ポリエチレン株式会社
積層体及び包装材
6か月前
株式会社カネカ
成形体、およびその製造方法
6か月前
株式会社カネカ
片面金属箔積層板の製造方法
6か月前
日本ポリエチレン株式会社
積層体及び包装材
6か月前
株式会社トクヤマ
積層体、袋体および自立袋
5か月前
大日本印刷株式会社
加飾シート
3か月前
続きを見る
他の特許を見る