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公開番号
2025061553
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2025008642,2021061618
出願日
2025-01-21,2021-03-31
発明の名称
多層管
出願人
積水化学工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
F16L
11/112 20060101AFI20250403BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】線膨張係数が低いガラス繊維層を備える多層管を提供する。
【解決手段】管状の複数の層を備え、管状であり、かつポリエチレン樹脂を含むポリオレフィン樹脂層11と、管状であり、ポリエチレン樹脂およびガラス繊維を含むガラス繊維層12と、を備え、ポリオレフィン樹脂層11の外側に、ガラス繊維層12が位置し、ガラス繊維層12が、最外層である、多層管10。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
管状の複数の層を備える多層管であって、
管状であり、かつポリオレフィン樹脂を含むポリオレフィン樹脂層と、
管状であり、ポリオレフィン樹脂およびガラス繊維を含むガラス繊維層と、
を備え、
前記ポリオレフィン樹脂層の外側に、前記ガラス繊維層が位置し、
前記ガラス繊維層が、最外層である、多層管。
続きを表示(約 280 文字)
【請求項2】
管状の複数の層を備える多層管であって、
管状であり、かつポリオレフィン樹脂を含むポリオレフィン樹脂層と、
管状であり、ポリオレフィン樹脂およびガラス繊維を含むガラス繊維層と、
を備え、
前記ポリオレフィン樹脂層の外側に、前記ガラス繊維層が位置し、
接着層をさらに備え、
前記ガラス繊維層の外側に前記接着層が位置しており、
前記接着層の外側にガスバリア層が位置している、多層管。
【請求項3】
前記ポリオレフィン樹脂層を2層以上備える、請求項1または2に記載の多層管。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、多層管に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、空調用の冷温水配管として、耐熱性および耐圧性に優れている鋼管が用いられている。しかし、上記鋼管は重く、施工性が悪い。また、上記鋼管は腐食しやすいという問題がある。
【0003】
そこで、各種の樹脂を用いた樹脂管が、冷温水配管として用いられてきている。上記樹脂管としては、例えば、ポリエチレン樹脂を含む第1のポリオレフィン樹脂層と、ガラス繊維を含むポリオレフィン樹脂層と、ポリエチレン樹脂を含む第2のポリオレフィン樹脂層とを備え、第1のポリオレフィン樹脂層の外側にガラス繊維層が配置され、ガラス繊維層の外側に第2のポリオレフィン樹脂層が配置されているものが知られている(例えば、特許文献1参照)。このような樹脂管は、押出成形で成形される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6574546号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記の樹脂管を押出成形で成形する際、ガラス繊維層の外側にポリオレフィン樹脂層がある。そのため、ガラス繊維層は押出成形時のせん断の力を受けにくくなり、結果として、ガラス繊維層に含まれるガラス繊維が配向しにくくなるため、ガラス繊維の配合により期待される線膨張係数の低減効果や、耐圧性の向上が達成しにくかった。
【0006】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、線膨張係数が低く、または耐圧性の高いガラス繊維層を備える多層管を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明は以下の態様を有する。
[1]管状の複数の層を備える多層管であって、管状であり、かつポリオレフィン樹脂を含むポリオレフィン樹脂層と、管状であり、ポリオレフィン樹脂およびガラス繊維を含むガラス繊維層と、を備え、前記ポリオレフィン樹脂層の外側に、前記ガラス繊維層が位置し、前記ガラス繊維層が、最外層である、多層管。
[2]管状の複数の層を備える多層管であって、管状であり、かつポリオレフィン樹脂を含むポリオレフィン樹脂層と、管状であり、ポリオレフィン樹脂およびガラス繊維を含むガラス繊維層と、を備え、前記ポリオレフィン樹脂層の外側に、前記ガラス繊維層が位置し、接着層をさらに備え、前記ガラス繊維層の外側に前記接着層が位置しており、前記接着層の外側にガスバリア層が位置している、多層管。
[3]前記ポリオレフィン樹脂層を2層以上備える、[1]または[2]に記載の多層管。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、線膨張係数が低いガラス繊維層を備える多層管を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態に係る本発明の一実施形態に係る多層管を模式的に示し、多層管の管軸方向に沿う断面図である。
本発明の一実施形態に係る多層管を模式的に示す側面図である。
本発明の一実施形態に係る多層管を模式的に示す平面図である。
本発明の一実施形態に係る本発明の一実施形態に係る多層管を模式的に示し、多層管の管軸方向に沿う断面図である。
本発明の一実施形態に係る配管部材を模式的に示し、配管部材の管軸方向に沿う断面図である。
本発明の一実施形態に係る配管部材を模式的に示し、配管部材の管軸方向に沿う断面図である。
本発明の一実施形態に係る配管部材を模式的に示し、配管部材の管軸方向に沿う断面図である。
本発明の一実施形態に係る配管部材の製造方法を示す断面図である。
本発明の一実施形態に係る配管部材の製造方法を示す断面図である。
本発明の一実施形態に係る配管部材の製造方法を示す断面図である。
本発明の一実施形態に係る配管部材を模式的に示し、配管部材の管軸方向に沿う断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[多層管]
本発明の一実施形態に係る多層管は、管状の複数の層を備える。複数の層は、周方向に内側から外側に向かって並んで配置されている。本発明の一実施形態に係る多層管は、管状であり、かつポリエチレン樹脂を含むポリオレフィン樹脂層と、管状であり、ポリエチレン樹脂およびガラス繊維を含むガラス繊維層と、を備える。すなわち、本発明の一実施形態に係る多層管の管壁は、ポリオレフィン樹脂層と、ガラス繊維層と、を備える。本発明の一実施形態に係る多層管は、ポリオレフィン樹脂層を少なくとも1つ備える。本発明の一実施形態に係る多層管は、ポリオレフィン樹脂層の外側に、ガラス繊維層が配置されており、ガラス繊維が、管軸方向に配向している。
(【0011】以降は省略されています)
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