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公開番号2025060446
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-10
出願番号2024164203
出願日2024-09-20
発明の名称間仕切り格子及び間仕切り格子施工方法
出願人株式会社ハウテック
代理人個人
主分類E04B 2/74 20060101AFI20250403BHJP(建築物)
要約【課題】作業者の施工負荷が小さい間仕切り格子を提供する。
【解決手段】間仕切り格子は、上横枠と、下横枠と、左右方向に特定の間隔を開けて配置される複数本の縦格子材と、を備える。前記縦格子材の上端部は前記上横枠に固定されている。前記縦格子材の下端部は前記下横枠に固定されている。前記上横枠と前記下横枠の少なくとも一方には前面側と後面側の少なくとも一方が開放された複数個の挿入溝が設けられている。前記縦格子材の前記上端部と前記下端部の少なくとも一方は、前記挿入溝に挿入されて前記上横枠と前記下横枠の少なくとも一方に位置決めされている。
【選択図】図16
特許請求の範囲【請求項1】
上横枠と、
下横枠と、
左右方向に特定の間隔を開けて配置される複数本の縦格子材と、を備え、
前記縦格子材の上端部は前記上横枠に固定されており、
前記縦格子材の下端部は前記下横枠に固定されており、
前記上横枠と前記下横枠の少なくとも一方には前面側と後面側の少なくとも一方が開放された複数個の挿入溝が設けられており、
前記縦格子材の前記上端部と前記下端部の少なくとも一方は、前記挿入溝に挿入されて前記上横枠と前記下横枠の少なくとも一方に位置決めされている、
間仕切り格子。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
複数本の前記縦格子材のそれぞれの前後方向の幅は、前記上横枠の前後方向の幅、および、前記下横枠の前後方向の幅より大きい、請求項1の間仕切り格子。
【請求項3】
2個の前記上横枠の端部同士が連結可能であり、2個の前記下横枠の端部同士が連結可能である、請求項1の間仕切り格子。
【請求項4】
前記挿入溝は前記上横枠と前記下横枠の両方に設けられており、
前記縦格子材の前記上端部は前記上横枠の前記挿入溝に挿入されて前記上横枠に位置決めされており、前記縦格子材の前記下端部は前記下横枠の前記挿入溝に挿入されて前記下横枠に位置決めされている、請求項1の間仕切り格子。
【請求項5】
前記上横枠、前記下横枠、及び、前記縦格子材は、木材を主材料として形成されており、
前記上横枠と前記下横枠との間には複数本の前記縦格子材同士を連結するための横格子材が設けられていない、請求項1の間仕切り格子。
【請求項6】
前記縦格子材は、木製の芯材と金属製の補強材とを有しており、
前記補強材は前記芯材の外面に備えられている、又は、前記芯材に内蔵されている、請求項1の間仕切り格子。
【請求項7】
前記縦格子材は、表装材をさらに有しており、
前記補強材は前記芯材の少なくとも一の側面を覆うように備えられている樋状部材であり、
前記表装材は前記補強材と前記芯材の両方に亘って貼り付けられている、請求項6の間仕切り格子。
【請求項8】
前記上横枠の一端と前記下横枠の一端を連結する左縦枠と、
前記上横枠の他端と前記下横枠の他端を連結する右縦枠と、をさらに備え、
前記複数本の縦格子材は前記左縦枠と前記右縦枠の間に左右方向に特定の間隔を開けて配置される、請求項1に記載の間仕切り格子。
【請求項9】
前記左縦枠の前面、左側面及び後面を覆う左化粧材と、前記右縦枠の前面、右側面及び後面を覆う右化粧材と、をさらに有する、請求項8の間仕切り格子。
【請求項10】
前記左化粧材は、前記左縦枠の前面を覆う左前部と、前記左縦枠の左側面を覆う左側部と、前記左縦枠の後面を覆う左後部とが一体に形成されており、前記左前部と前記左側部と前記左後部の各部の間に設けられている左曲げ溝によって折り曲げられており、
前記右化粧材は、前記右縦枠の前面を覆う右前部と、前記右縦枠の右側面を覆う右側部と、前記右縦枠の後面を覆う右後部とが一体に形成されており、前記右前部と前記右側部と前記右後部の各部の間に設けられている右曲げ溝によって折り曲げられている、請求項9の間仕切り格子。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書で開示される技術は、間仕切り格子及び間仕切り格子の施工方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、複数個の格子ユニットと、左右の縦枠とによって構成される間仕切り格子が開示されている。各格子ユニットは、上側横桟と下側横桟との間に複数本の縦格子材を立設配置した構造体である。複数個の格子ユニットは、上段ユニットと中間ユニットと下段ユニットとを含む。上段ユニットと中間ユニットと下段ユニットは左右の縦枠の間に上下に並べて配置され、それぞれ左右の縦枠と固定されている。特許文献1の技術では、予め工場などで複数個の格子ユニットを組み立てておくことで現場での加工箇所を減らすことが図られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-287189号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の技術では、予め準備される複数個の格子ユニットは大型高重量である場合が多い。そのため、各格子ユニットの運搬、配置、組立て等の各作業における作業者の負荷が大きい場合が多い。作業者一名での施工作業が難しい場合がある。
【0005】
本明細書では、作業者の施工負荷が小さい間仕切り格子を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書で開示される間仕切り格子は、上横枠と、下横枠と、左右方向に特定の間隔を開けて配置される複数本の縦格子材と、を備える。前記縦格子材の上端部は前記上横枠に固定されている。前記縦格子材の下端部は前記下横枠に固定されている。前記上横枠と前記下横枠の少なくとも一方には前面側と後面側の少なくとも一方が開放された複数個の挿入溝が設けられている。前記縦格子材の前記上端部と前記下端部の少なくとも一方は、前記挿入溝に挿入されて前記上横枠と前記下横枠の少なくとも一方に位置決めされている。
【0007】
上記の構成によると、作業者は、間仕切り格子を形成する場合、縦格子材を一本ずつ挿入溝に挿入して位置決めし、上横枠と下横枠に固定することができる。施工の際、作業者は、上横枠と下横枠の間に、縦格子材を一本ずつ取り付けることで間仕切り格子を形成することができる。大型高重量の格子ユニットを配置して組み立てる必要がある従来の構成と比較して、作業者の負荷が小さい。作業者一名でも施工作業を行い得る。
【0008】
複数本の前記縦格子材のそれぞれの前後方向の幅は、前記上横枠の前後方向の幅、および、前記下横枠の前後方向の幅より大きくてもよい。
【0009】
この構成によると、完成した間仕切り格子がいわゆる縦勝ちに見え易い。縦勝ちの間仕切りは見る者に洗練された印象を与え得る。この構成によると、優れた美観を提供することができる。
【0010】
2個の前記上横枠の端部同士が連結可能であり、2個の前記下横枠の端部同士が連結可能であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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