TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025059470
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-10
出願番号2023169568
出願日2023-09-29
発明の名称画像形成装置
出願人ブラザー工業株式会社
代理人弁理士法人ネクスト
主分類B41J 29/42 20060101AFI20250403BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】ユーザに煩雑な操作を強いることなく、ロック状態のユーザインタフェースでの設定画面の表示と、非表示とを行うことが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
【解決手段】コントローラ23は、ユーザIF22を介して受け付けた操作に応じて、設定アイコンをロック状態に移行させる。コントローラ23は、ロック状態で、当該ロック状態を一時的に解除する一時解除操作がされた場合に、時解除状態となる。コントローラ23は、一時解除状態が所定期間継続したことをトリガに、一時解除状態を解除し、ロック状態に戻る。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザインタフェースと、
メモリと、
コントローラと、を備える画像形成装置であって、
前記コントローラは、
前記メモリに記憶されている設定値に従って、画像形成に係る処理を実行可能であり、
前記ユーザインタフェースに、画面表示アイコンを含む待機画面を表示させる待機画面表示処理と、
前記待機画面上で、前記画面表示アイコンが操作されたことに応じて設定画面を前記ユーザインタフェースに表示させ、前記設定画面上で受け付けた操作に応じて、前記設定値を前記メモリに記憶する設定値記憶処理と、を実行し、
前記コントローラは、
前記ユーザインタフェースを介して受け付けた操作に応じて、前記ユーザインタフェースをロック状態に移行させるロック状態移行処理を実行し、前記ロック状態は、前記画面表示アイコンが操作されても前記ユーザインタフェースに前記設定画面を表示させない状態であり、
前記コントローラは、
前記ロック状態で、当該ロック状態を一時的に解除する一時解除操作がされた場合に、前記設定画面を前記ユーザインタフェースに表示させることが可能な一時解除状態になり、
前記一時解除状態は、前記画面表示アイコンが操作されたことに応じて前記ユーザインタフェースに前記設定画面を表示することが可能な状態であり、
前記一時解除状態が所定期間継続したことをトリガに、前記一時解除状態を解除し、前記ロック状態に戻る、ように構成された画像形成装置。
続きを表示(約 2,000 文字)【請求項2】
前記コントローラは、
前記待機画面を表示しているときに、前記一時解除状態が所定期間継続したことをトリガに、前記一時解除状態を解除し、前記ロック状態に戻る、ように構成された請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記コントローラは、
前記一時解除状態中に前記待機画面を表示した状態で、前記ユーザインタフェースを操作するイベント、又は画像データを受信するイベントが発生した場合は、前記イベントが発生しなかった場合に比べ、前記一時解除状態の発生から、前記一時解除状態の解除までの時間を長くする、ように構成された請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記コントローラは、
前記一時解除状態中に前記待機画面を表示している状態で、画面遷移を伴うイベントが発生した場合は、前記イベントが発生しなかった場合に比べ、前記一時解除状態の発生から、前記一時解除状態の解除までの時間を長くする、ように構成された請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項5】
ユーザインタフェースと、
メモリと、
コントローラと、を備える画像形成装置であって、
前記コントローラは、
前記メモリに記憶されている設定値に従って、画像形成に係る処理を実行可能であり、
前記ユーザインタフェースに、画面表示アイコンを含む待機画面を表示させる待機画面表示処理と、
前記待機画面上で、前記画面表示アイコンが操作されたことに応じて設定画面を前記ユーザインタフェースに表示させ、前記設定画面上で受け付けた操作に応じて、前記設定値を前記メモリに記憶する設定値記憶処理と、を実行し、
前記コントローラは、
前記ユーザインタフェースを介して受け付けた操作に応じて、前記ユーザインタフェースをロック状態に移行させるロック状態移行処理を実行し、前記ロック状態は、前記画面表示アイコンが操作されても前記ユーザインタフェースに前記設定画面を表示させない状態であり、
前記コントローラは、
前記ロック状態で、当該ロック状態を一時的に解除する一時解除操作がされた場合に、前記設定画面を前記ユーザインタフェースに表示させることが可能な一時解除状態になり、前記一時解除状態は、前記画面表示アイコンが操作されたことに応じて前記ユーザインタフェースに前記設定画面を表示することが可能な状態であり、
前記コントローラは、
前記一時解除状態では、前記ユーザインタフェースに再ロックアイコンを表示し、前記再ロックアイコンが操作されたことを、前記一時解除状態を解除するトリガとする、ように構成された画像形成装置。
【請求項6】
前記コントローラは、
前記ロック状態では、待機画面に一時解除アイコンを表示させ、前記一時解除アイコンが操作されることを、前記一時解除状態を解除するトリガとする、ように構成され、
前記一時解除状態では、前記待機画面に前記一時解除アイコンを表示せず、再ロックアイコンを表示する、ように構成され、前記再ロックアイコンが操作されたことを、前記一時解除状態を解除するトリガとする、ように構成された請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記コントローラは、
前記ロック状態で、前記ユーザインタフェースに表示された、前記一時解除アイコンの操作とともに、ロック一時解除パスワードの入力を求め、前記ロック一時解除パスワードが入力されると、前記一時解除状態に移行する、ように構成された請求項6に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記ロック一時解除パスワードは、前記ユーザインタフェースを介したユーザ操作で設定されるパスワードである、ように構成された請求項7に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記コントローラは、前記ロック状態移行処理において、
前記待機画面での操作を含む所定の操作をすると表示される、ロック設定画面を介したユーザ操作により、前記ロック状態に移行し、前記ロック一時解除パスワードは、前記ロック設定画面を介したユーザ操作で設定される、ように構成された請求項8に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記コントローラは、前記ロック状態移行処理において、
前記ロック設定画面を介したユーザ操作で、前記ロック状態に移行するときも、前記ロック一時解除パスワードと同じパスワードの入力を求め、前記ロック一時解除パスワードと同じパスワードが入力されると、前記ロック状態に移行する、ように構成された請求項9に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画面を表示可能なユーザインタフェースを有する画像形成装置の技術に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ユーザインタフェースに設定画面を表示させ、この設定画面に対して受け付けた操作に応じて、メモリに設定値を記憶する画像形成装置が記載されている。画像形成装置は、PC等の外部装置からネットワークを介してロック状態への指示を受け付けた場合に、ユーザインタフェースによる設定画面の表示を許可しない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-191057号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載された発明では、PC等の外部装置からの指示により、画像形成装置のロック状態への移行と、このロック状態からの解除とを切換える必要がある。そのため、ロック状態となったユーザインタフェースに設定画面を表示させる場合に、ユーザに外部装置を操作するといった煩雑な操作を強いることとなる。
【0005】
本発明は上記課題に鑑みたものであり、ユーザに煩雑な操作を強いることなく、ロック状態のユーザインタフェースでの設定画面の表示と、非表示とを行うことが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために本実施形態に開示された画像形成装置では、ユーザインタフェースと、メモリと、コントローラと、を備えている。コントローラは、メモリに記憶されている設定値に従って、画像形成に係る処理を実行可能であり、ユーザインタフェースに、画面表示アイコンを含む待機画面を表示させる待機画面表示処理と、待機画面上で、画面表示アイコンが操作されたことに応じて設定画面をユーザインタフェースに表示させ、設定画面上で受け付けた操作に応じて、設定値をメモリに記憶する設定値記憶処理と、を実行する。コントローラは、ユーザインタフェースを介して受け付けた操作に応じて、ユーザインタフェースをロック状態に移行させるロック状態移行処理を実行し、ロック状態は、画面表示アイコンが操作されてもユーザインタフェースに設定画面を表示させない状態であり、コントローラは、ロック状態で、当該ロック状態を一時的に解除する一時解除操作がされた場合に、設定画面をユーザインタフェースに表示させることが可能な一時解除状態になり、一時解除状態は、画面表示アイコンが操作されたことに応じてユーザインタフェースに設定画面を表示することが可能な状態であり、一時解除状態が所定期間継続したことをトリガに、一時解除状態を解除し、ロック状態に戻る、ように構成されている。
【0007】
上記構成では、画像形成装置は、画面表示アイコンが操作されてもユーザインタフェースに設定画面を表示させないロック状態に移行した後、一時解除操作がされた場合に、設定画面をユーザインタフェースに表示させることが可能な一時解除状態になる。そして、一時解除状態が所定期間継続したことをトリガに、一時解除状態を解除し、ロック状態に戻る。これにより、ユーザに煩雑な操作を強いることなく、ロック状態のユーザインタフェースでの設定画面の表示と、非表示とを行うことができる。
【発明の効果】
【0008】
本実施形態に開示された画像形成装置によれば、ユーザに煩雑な操作を強いることなく、ロック状態のユーザインタフェースでの設定画面の表示と、非表示とを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
画像形成システムの構成図である。
ユーザIFに表示される画面の画面遷移図である。
待機画面の操作を契機に実行される処理の手順を説明するフローチャートである。
ロック機能設定情報を説明する図である。
ロック機能設定情報の変更を行う処理の手順を説明するフローチャートである。
一時解除処理の手順を説明するフローチャートである。
ユーザIFに表示される画面の画面遷移図である。
一時解除処理の設定値の変更を説明するフローチャートである。
一時解除処理の設定値の変更を説明するフローチャートである。
一時解除状態を解除する場合の処理の手順を説明するフローチャートである。
第2実施形態に係るユーザIFに表示される画面の画面遷移図である。
ロック機能設定値の変更を行う処理の手順を説明するフローチャートである。
図12のS75で実行される処理の手順を説明するフローチャートである。
ロック機能設定情報を説明する図である。
待機画面の操作を契機に実行される処理の手順を説明するフローチャートである。
設定ロックの適用の有無に応じて変化する設定画面を説明する図である。
ユーザIFに表示される画面の画面遷移図である。
一時解除処理の設定値の変更を説明するフローチャートである。
【0010】
(第1実施形態) 本実施形態に係る画像形成システムを、図面を参照しつつ説明する。図1に示す画像形成システム100は、PC10、及び画像形成装置の一例であるMFP20を備えている。なお、MFPは、Multifunction Peripheralの略称である。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

東レ株式会社
凸版印刷版原版
4か月前
三菱製紙株式会社
感熱記録材料
4か月前
シヤチハタ株式会社
反転式印判
3か月前
三光株式会社
感熱記録材料
7日前
独立行政法人 国立印刷局
印刷物
1か月前
独立行政法人 国立印刷局
記録媒体
2か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
2か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
1か月前
日本製紙株式会社
感熱記録体
1か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2か月前
キヤノン株式会社
印刷システム
1か月前
フジコピアン株式会社
中間転写シート
3か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2か月前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
2か月前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
4日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
4日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
4か月前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
2か月前
キヤノン株式会社
印刷制御装置
4か月前
キヤノン株式会社
情報処理装置
3か月前
理想科学工業株式会社
印刷装置
17日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
4か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
4日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
ベルク工業有限会社
静電成膜装置
2か月前
三栄電機株式会社
プリンタ
27日前
キヤノン電子株式会社
サーマルプリンタ
17日前
株式会社リコー
画像形成システム
4か月前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
1か月前
株式会社電気印刷研究所
金属画像形成方法
13日前
株式会社リコー
液体を吐出する装置
2か月前
デュプロ精工株式会社
孔版印刷装置
1か月前
株式会社リコー
液体吐出方法
1か月前
続きを見る