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公開番号2025058509
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-09
出願番号2023168491
出願日2023-09-28
発明の名称車両の運転支援装置
出願人株式会社SUBARU
代理人インフォート弁理士法人,弁理士法人イトーシン国際特許事務所
主分類G08G 1/16 20060101AFI20250402BHJP(信号)
要約【課題】ドライバに煩わしさを与えることなく、自車両の発進を促すための通知を有効に機能させることができる車両の運転支援装置を提供する。
【解決手段】走行_ECU14は、信号機の赤信号による自車両Mの停止中において、信号機の点灯状態が変化するまでの残り時間T1が設定時間Tthとなったとき、ドライバに対して信号機の切り替わり予告通知を行い、自車両Mの停止中において、自車両Mが走行可能となってからディレイ時間Tdの経過後に、ドライバに対して発進可能通知を行う。この場合において、走行_ECU14は、予告通知が行われているときのディレイ時間Tdを予告通知が行われていないときのディレイ時間Tdよりも長くなるように補正する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
信号機の点灯状態を含む走行環境情報を認識する走行環境認識手段と、
前記信号機の赤信号の点灯による自車両の停止中において、前記信号機の点灯状態が切り替わるまでの残り時間が設定時間となったとき、ドライバに対して前記点灯状態切り替わりの予告通知を行う第1の通知手段と、
前記自車両の停止中において、前記自車両が走行可能な状態を判定してからディレイ時間の経過後に、前記ドライバに対して前記自車両の発進可能通知を行う第2の通知手段と、
前記第1の通知手段による前記予告通知が行われているときの前記ディレイ時間を前記予告通知が行われていないときの前記ディレイ時間よりも長くなるように補正する補正手段と、を備えたことを特徴とする車両の運転支援装置。
続きを表示(約 760 文字)【請求項2】
前記補正手段は、前記第1の通知手段による前記予告通知が行われているとき、前記自車両が前記信号機に近い位置に停止しているほど、前記ディレイ時間が長くなるように補正することを特徴とする請求項1に記載の車両の運転支援装置。
【請求項3】
前記自車両の駆動源を制御する駆動源制御手段を備え、
前記駆動源制御手段は、前記予告通知が行われてから前記発進可能通知が行われるまでの間、アクセル踏み込み量に対する前記駆動源の出力を抑制することをと特徴とする請求項1に記載の車両の運転支援装置。
【請求項4】
前記駆動源制御手段はエンジン制御手段を含み、
前記エンジン制御手段は、前記自車両の停止中にエンジン停止条件が成立した場合であっても、前記予告通知が行われた後はエンジン停止を禁止することを特徴とする請求項3に記載の車両の運転支援装置。
【請求項5】
信号機の点灯状態を含む走行環境情報を認識する走行環境認識モジュールと、
プロセッサと、を備え、
前記プロセッサは、
前記信号機の赤信号の点灯による自車両の停止中において、前記信号機の点灯状態が切り替わるまでの残り時間が設定時間となったとき、ドライバに対して前記点灯状態切り替わりの予告通知を行い、
前記自車両の停止中において、前記自車両が走行可能な状態を判定してからディレイ時間の経過後に、前記ドライバに対して前記自車両の発進可能通知を行い、
前記発進可能通知を行うに際し、前記第1の通知手段による前記予告通知が行われているときの前記ディレイ時間を前記予告通知が行われていないときの前記ディレイ時間よりも長くなるように補正することを特徴とする車両の運転支援装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、走行環境情報をドライバに通知可能な車両の運転支援装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、運転支援装置においては、自車両の停止時に、走行環境情報に基づく所定の注意喚起をドライバに対して適宜行うための技術が知られている。
【0003】
例えば、特許文献1には、受信装置によって信号機の点灯状態に関する時系列の情報を取得し、信号機の赤信号が変化するまでの残り時間に関する点灯時間情報をドライバに提供する技術が開示されている。
【0004】
また、例えば、特許文献2には、自車両の停止時に前方車両が発進したとき、自車両が発進可能状況に至ったと判断し、所定のタイミングで発進警告を出力する技術が開示されている。
【0005】
これらの通知は、ドライバに対し、適切なタイミングでの自車両の発進を促すためには何れも有効である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2014-96168号公報
特開2019-8415号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、上述のような通知が短時間に続けて行われた場合、ドライバに対して煩わしさを感じさせ、何れの通知もドライバに対して有効に機能しない虞がある。
【0008】
本発明は、ドライバに煩わしさを与えることなく、自車両の発進を促すための通知を有効に機能させることができる車両の運転支援装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の一態様による車両の運転支援装置は、信号機の点灯状態を含む走行環境情報を認識する走行環境認識手段と、前記信号機の赤信号の点灯による自車両の停止中において、前記信号機の点灯状態が切り替わるまでの残り時間が設定時間となったとき、ドライバに対して前記点灯状態切り替わりの予告通知を行う第1の通知手段と、前記自車両の停止中において、前記自車両が走行可能な状態を判定してからディレイ時間の経過後に、前記ドライバに対して前記自車両の発進可能通知を行う第2の通知手段と、前記第1の通知手段による前記予告通知が行われているときの前記ディレイ時間を前記予告通知が行われていないときの前記ディレイ時間よりも長くなるように補正する補正手段と、を備えている。
【0010】
また、本発明の他態様による車両の運転支援装置は、信号機の点灯状態を含む走行環境情報を認識する走行環境認識モジュールと、プロセッサと、を備え、前記プロセッサは、前記信号機の赤信号の点灯による自車両の停止中において、前記信号機の点灯状態が切り替わるまでの残り時間が設定時間となったとき、ドライバに対して前記点灯状態切り替わりの予告通知を行い、前記自車両の停止中において、前記自車両が走行可能な状態を判定してからディレイ時間の経過後に、前記ドライバに対して前記自車両の発進可能通知を行い、前記発進可能通知を行うに際し、前記第1の通知手段による前記予告通知が行われているときの前記ディレイ時間を前記予告通知が行われていないときの前記ディレイ時間よりも長くなるように補正する。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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