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公開番号2025058500
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-09
出願番号2023168477
出願日2023-09-28
発明の名称空気調和機
出願人ダイキン工業株式会社
代理人弁理士法人新樹グローバル・アイピー
主分類F24F 13/20 20060101AFI20250402BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】空気調和機の換気動作において、室外機側で発生する音だけでなく、空気がダクトを通過する際の音、および室内機側で発生する音も含めた騒音を抑制する。
【解決手段】空気調和機1は、ケーシング14と、ダクト60と、給排気ファン43と、減音器70とを備えている。ケーシング14は、室内機2の外郭を形成し、連絡配管30が通される配管貫通孔141を有する。ダクト60は、室外機3と室内機2との間を流通する空気の搬送路を形成し、配管貫通孔141を介して室内機2の内部に進入する。給排気ファン43は、ダクト60内に空気を流通させる。減音器70は、ダクト60に設けられ、ダクト60を伝搬する音を低減する。減音器70は、配管貫通孔141と、室内機2が据え付けられる壁100との間に設置される。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
室外機(3)と室内機(2)とを連絡配管(30)で接続した空気調和機であって、
前記室内機(2)の外郭を形成し、前記連絡配管(30)が通される配管貫通孔(141)を有するケーシング(14)と、
前記室外機(3)と前記室内機(2)との間を流通する空気の搬送路を形成し、前記配管貫通孔(141)を介して前記室内機(2)の内部に進入するダクト(60)と、
前記ダクト(60)内に空気を流通させるファン(43)と、
前記ダクト(60)に設けられ、前記ダクト(60)を伝搬する音を低減する減音部(70)と、
を備え、
前記減音部(70)は、前記配管貫通孔(141)と、前記室内機(2)が据え付けられる壁(100)との間に設置される、
空気調和機(1)。
続きを表示(約 760 文字)【請求項2】
前記減音部(70)は、前記ケーシング(14)の外側で前記配管貫通孔(141)に隣接するように設置される、
請求項1に記載の空気調和機(1)。
【請求項3】
前記減音部(70)は前記壁(100)を貫通しない、
請求項1または請求項2に記載の空気調和機(1)。
【請求項4】
前記減音部(70)は、前記ダクト(60)から分離可能である、
請求項1または請求項2に記載の空気調和機(1)。
【請求項5】
前記減音部(70)は、前記ダクト(60)の外側に位置する、
請求項1または請求項2に記載の空気調和機(1)。
【請求項6】
前記減音部(70)は、前記ダクト(60)の内側に位置する、
請求項1または請求項2に記載の空気調和機(1)。
【請求項7】
前記減音部(70)の両端に前記ダクト(60)が接続されており、
前記減音部(70)における空気の流路断面積は、前記ダクト(60)における空気の流路断面積よりも大きい、
請求項1または請求項2に記載の空気調和機(1)。
【請求項8】
前記ダクト(60)は、
前記室外機(3)から前記室内機(2)に向かう空気が通る給気ダクトと、
前記室内機(2)から前記室外機(3)に向かう空気が通る排気ダクトと、
を兼ねる、
請求項1または請求項2に記載の空気調和機(1)。
【請求項9】
前記配管貫通孔(141)は、前記ケーシング(14)の両側面(14a、14b)および底面(14c)のいずれか一面に設けられる、
請求項1または請求項2に記載の空気調和機(1)。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
室外機と室内機とを連絡配管で接続した空気調和機に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
近年、換気機能を備えた空気調和機が広く普及するようになった。例えば、特許文献1(特開2004-69173号公報)に開示の空気調和機は、室外機と室内機との間をダクトで繋ぎ、室外機に搭載された換気用ファンによって室外空気を室内へ給気し、或いは室内空気を室外へ排気する構成である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
上記の空気調和機には、換気用ファンに起因する騒音がダクトを介して室内へ伝搬する虞があるので、室外機側に消音器を設置して騒音を抑制している。
【0004】
しかしながら、騒音には、室外機側で発生する音だけでなく、空気がダクトを通過する際の音、および室内機側で発生する音も含まれるので、それらの音を含めた騒音を抑制する消音技術が望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
第1観点の空気調和機は、室外機と室内機とを連絡配管で接続した空気調和機であって、ケーシングと、ダクトと、ファンと、減音部とを備えている。ケーシングは、室内機の外郭を形成し、連絡配管が通される配管貫通孔を有する。ダクトは、室外機と室内機との間を流通する空気の搬送路を形成し、配管貫通孔を介して室内機の内部に進入する。ファンは、ダクト内に空気を流通させる。減音部は、ダクトに設けられ、ダクトを伝搬する音を低減する。減音部は、配管貫通孔と、室内機が据え付けられる壁との間に設置される。
【0006】
この空気調和機では、ダクトを介して室内機に伝搬する音を低減するだけでなく、室内機を音源としてダクトを伝搬する音を音源の近くで低減することができるので騒音を抑制する効果が高い。
【0007】
第2観点の空気調和機は、第1観点の空気調和機であって、減音部が、ケーシングの外側で配管貫通孔に隣接するように設置される。
【0008】
第3観点の空気調和機は、第1観点または第2観点の空気調和機であって、減音部が壁を貫通しない。
【0009】
この空気調和機では、室内機据付時、壁に連絡配管、配線、ドレンホースおよびダクトを貫通させるための孔が必要であるが、減音部は壁を貫通する必要がないので、ダクトに減音部が接続されても据付作業が複雑になることはない。
【0010】
第4観点の空気調和機は、第1観点から第3観点のいずれか1つの空気調和機であって、減音部がダクトから分離可能である。
(【0011】以降は省略されています)

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