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公開番号
2025057550
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-09
出願番号
2023167257
出願日
2023-09-28
発明の名称
回路装置、電気光学装置及び電子機器
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G09G
3/36 20060101AFI20250402BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約
【課題】アンプ回路が容量性負荷を駆動する電圧が目標電圧に収束する時間を短縮可能な回路装置等を提供すること。
【解決手段】回路装置100は、アンプ回路150と電圧出力回路110とを含む。アンプ回路150の出力端子は、反転入力端子に接続される。アンプ回路150は、容量性負荷1に対して駆動電圧VQを出力する。電圧出力回路110は、入力データDIのD/A変換電圧に対応した出力電圧VAIをアンプ回路150の非反転入力端子に出力する。電圧出力回路110は、入力データDIが正方向に変化することで駆動電圧VQがD/A変換電圧をオーバーシュートしたとき、出力電圧VAIをD/A変換電圧より高い電圧にする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
出力端子が反転入力端子に接続され、容量性負荷に対して駆動電圧を出力するアンプ回路と、
入力データのD/A変換電圧に対応した出力電圧を前記アンプ回路の非反転入力端子に出力する電圧出力回路と、
含み、
前記電圧出力回路は、
前記入力データが正方向に変化することで前記駆動電圧が前記D/A変換電圧をオーバーシュートしたとき、前記出力電圧を前記D/A変換電圧より高い電圧にすることを特徴とする回路装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
請求項1に記載された回路装置において、
前記電圧出力回路は、前記出力電圧を前記D/A変換電圧より高い電圧にした後に前記D/A変換電圧に戻すことを特徴とする回路装置。
【請求項3】
請求項1に記載された回路装置において、
前記電圧出力回路は、前記入力データの変化タイミングより遅れて、前記出力電圧を変化させることを特徴とする回路装置。
【請求項4】
請求項3に記載された回路装置において、
前記電圧出力回路は、前回の入力データと今回の入力データの差分に応じて、前記入力データの変化タイミングから前記出力電圧の変化タイミングまでの時間を変えることを特徴とする回路装置。
【請求項5】
請求項1に記載された回路装置において、
前記電圧出力回路は、
前記入力データが負方向に変化することで前記駆動電圧が前記D/A変換電圧をアンダーシュートしたとき、前記出力電圧を前記D/A変換電圧より低い電圧にすることを特徴とする回路装置。
【請求項6】
請求項1に記載された回路装置において、
前記アンプ回路は、
前記非反転入力端子として、第1非反転入力端子及び第2非反転入力端子を有し、
前記電圧出力回路は、
前記入力データをD/A変換し、前記D/A変換電圧を前記第1非反転入力端子に出力するD/A変換回路と、
前記D/A変換回路の出力ノードと前記第2非反転入力端子との間に設けられる抵抗と、
前記第2非反転入力端子と第1ノードとの間に設けられるキャパシターと、
前記入力データに基づいて前記第1ノードを駆動することで、前記第2非反転入力端子の電圧を前記D/A変換電圧より高いオーバードライブ電圧に設定するオーバードライブ回路と、
を含むことを特徴とする回路装置。
【請求項7】
請求項6に記載された回路装置において、
前記オーバードライブ回路は、
前記入力データに基づいて、前記オーバードライブ電圧に対応したオーバードライブ用データを演算する演算回路と、
一端が前記第1ノードに接続される第1~第mオーバードライブ用キャパシターと、
前記オーバードライブ用データに基づいて前記第1~第mオーバードライブ用キャパシターの他端を駆動するオーバードライブ用駆動回路と、
を含むことを特徴とする回路装置。
【請求項8】
請求項7に記載された回路装置において、
前記演算回路は、
前回の入力データと今回の入力データの差分に係数を乗算し、前記乗算の結果を用いて前記オーバードライブ用データを出力することを特徴とする回路装置。
【請求項9】
請求項8に記載された回路装置において、
前記演算回路は、
前記差分に応じて異なる前記係数を、前記差分に乗算することを特徴とする回路装置。
【請求項10】
請求項1に記載された回路装置において、
前記電圧出力回路は、
前記入力データに基づいて出力データを演算する演算回路と、
前記出力データをD/A変換することで前記出力電圧を出力するD/A変換回路と、
を含み、
前記演算回路は、
前記出力データを、前記入力データから、前記出力電圧を前記入力データの前記D/A変換電圧より高い電圧にするための第1出力データに変化させることを特徴とする回路装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、回路装置、電気光学装置及び電子機器等に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、D/A変換回路の出力線をアシスト駆動する表示ドライバーが開示されている。表示ドライバーは、D/A変換回路とアシスト回路とアンプ回路とを含む。アシスト回路は、キャパシター群及びキャパシター群に含まれる複数のキャパシターの一端に駆動信号群を出力する駆動回路を有する。アンプ回路は、出力線に印加された電圧に基づいて電気光学パネルに信号を出力する。アシスト回路は、D/A変換回路が映像信号に基づいて駆動電圧を印加する前に、D/A変換回路の出力線に印加された電位を初期化し、且つ、映像信号に近い電圧を容量駆動により出力線に印加する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-33095号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
アンプ回路は、出力ノードからのフィードバックに基づいて出力ノードの出力電圧を制御する。このため、アンプ回路は、出力電圧が目標電圧より高くなると出力電圧を下げようとし、出力電圧が目標電圧より低くなると出力電圧を上げようとする。これにより、出力電圧にリンギングが生じて出力電圧が目標電圧に収束する時間が長くなるという課題がある。アンプ回路が容量性負荷を駆動する場合、容量性負荷の容量が目標電圧にチャージされる前にリンギングによって容量への電荷移動が妨げられ、出力電圧が目標電圧に収束する時間が長くなってしまう。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一態様は、出力端子が反転入力端子に接続され、容量性負荷に対して駆動電圧を出力するアンプ回路と、入力データのD/A変換電圧に対応した出力電圧を前記アンプ回路の非反転入力端子に出力する電圧出力回路と、含み、前記電圧出力回路は、前記入力データが正方向に変化することで前記駆動電圧が前記D/A変換電圧をオーバーシュートしたとき、前記出力電圧を前記D/A変換電圧より高い電圧にする回路装置に関係する。
【0006】
また、本開示の他の態様は、上記の回路装置と、電気光学パネルと、を含む電気光学装置に関係する。
【0007】
また、本開示の更に他の態様は、上記の回路装置を含む電子機器に関係する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
回路装置の第1構成例。
本実施形態のオーバードライブを行わない場合の信号波形例。
本実施形態における信号波形例。
回路装置の第2構成例。
回路装置の第2構成例におけるアンプ回路の詳細構成例。
回路装置の第2構成例における信号波形例。
回路装置の第2構成例において演算回路が行う処理のフロー。
回路装置の第2構成例において演算回路が行う演算の内容とタイミングチャート。
オーバードライブのタイミングを説明する図。
回路装置の第3構成例。
回路装置の第3構成例における信号波形例。
回路装置の第3構成例において演算回路が行う処理のフロー。
回路装置の第3構成例において演算回路が行う演算の内容とタイミングチャート。
回路装置の第4構成例。
電気光学装置の構成例。
ドライバーとしての回路装置の詳細構成例。
電子機器の構成例。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、以下に説明する本実施形態は特許請求の範囲に記載された内容を不当に限定するものではなく、本実施形態で説明される構成の全てが必須構成要件であるとは限らない。
【0010】
1.第1構成例
図1は、回路装置の第1構成例である。回路装置100は、電圧出力回路110とアンプ回路150とを含む。回路装置100は、例えば、半導体基板に複数の回路素子が集積された集積回路装置である。
(【0011】以降は省略されています)
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