TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025057546
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-09
出願番号2023167253
出願日2023-09-28
発明の名称回路装置、電気光学装置及び電子機器
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G09G 3/36 20060101AFI20250402BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】容量性負荷を高速に駆動するアンプ回路を低消費電力にできる回路装置等を提供すること。
【解決手段】回路装置100は、第1電圧を出力するD/A変換回路111と、第1耐圧のトランジスターにより構成される第1アンプ回路121と、第1耐圧より低い第2耐圧のトランジスターにより構成される第2アンプ回路122と、第2アンプ回路122の出力端子と第1アンプ回路121の出力端子との間に配置される出力キャパシターCQと、第2アンプ回路122の反転入力端子と第1アンプ回路121の出力端子との間に配置される第1フィードバックキャパシターCfaと、第2アンプ回路122の反転入力端子と所定電位ノードとの間に配置される第2フィードバックキャパシターCfbと、を含む。第1アンプ回路121には、第1電圧が入力される。第2アンプ回路122の非反転入力端子には、第1電圧より低い第2電圧が、入力される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
入力データをD/A変換することで第1電圧を出力するD/A変換回路と、
前記第1電圧が入力され、第1耐圧のトランジスターにより構成される第1アンプ回路と、
前記入力データのD/A変換電圧に対応し且つ前記第1電圧より低い第2電圧が非反転入力端子に入力され、前記第1耐圧より低い第2耐圧のトランジスターにより構成される第2アンプ回路と、
前記第2アンプ回路の出力端子と前記第1アンプ回路の出力端子との間に配置される出力キャパシターと、
前記第2アンプ回路の反転入力端子と前記第1アンプ回路の出力端子との間に配置される第1フィードバックキャパシターと、
前記第2アンプ回路の反転入力端子と所定電位ノードとの間に配置される第2フィードバックキャパシターと、
を含むことを特徴とする回路装置。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
請求項1に記載された回路装置において、
前記第2アンプ回路は、前記入力データの変化タイミングから遅れて、ディセーブル状態からイネーブル状態に設定されることを特徴とする回路装置。
【請求項3】
請求項1に記載された回路装置において、
前記D/A変換回路の出力ノードと前記第2アンプ回路の非反転入力端子との間に配置される第1分圧キャパシターと、
前記第2アンプ回路の非反転入力端子と前記所定電位ノードとの間に配置される第2分圧キャパシターと、
を含むことを特徴とする回路装置。
【請求項4】
請求項3に記載された回路装置において、
前記第1分圧キャパシターと前記第2分圧キャパシターの分圧比は、前記第1フィードバックキャパシターと前記第2フィードバックキャパシターの分圧比と同じであることを特徴とする回路装置。
【請求項5】
請求項1に記載された回路装置において、
前記入力データをD/A変換することで前記第2電圧を出力する第2D/A変換回路を含み、
前記D/A変換回路は、前記第1耐圧のトランジスターで構成され、
前記第2D/A変換回路は、前記第2耐圧のトランジスターで構成されることを特徴とする回路装置。
【請求項6】
請求項5に記載された回路装置において、
前記D/A変換回路は、nビット(nは1以上の整数)の前記入力データのうち上位mビット(mは1以上でn-1以下の整数)をD/A変換し、
前記第2D/A変換回路は、前記nビットの前記入力データをD/A変換することを特徴とする回路装置。
【請求項7】
請求項6に記載された回路装置において、
前記第1アンプ回路は、前記上位mビットのLSBに対応した前記第1電圧の変化幅よりも広い不感帯を有することを特徴とする回路装置。
【請求項8】
請求項3に記載された回路装置において、
一端が前記第2アンプ回路の非反転入力端子に接続される第1~第q調整用キャパシターと、
nビット(nは1以上の整数)の前記入力データのうち下位qビット(qは1以上でn-1以下の整数)に対応する第1~第q電圧を第1~第q調整用キャパシターの他端に出力する駆動回路と、
を含み、
前記D/A変換回路は、前記nビットの前記入力データのうち上位n-qビットをD/A変換することを特徴とする回路装置。
【請求項9】
請求項3に記載された回路装置において、
一端が前記第2アンプ回路の反転入力端子に接続される第1~第q調整用キャパシターと、
nビット(nは1以上の整数)の前記入力データのうち下位qビット(qは1以上でn-1以下の整数)の反転ビットに対応する第1~第q電圧を第1~第q調整用キャパシターの他端に出力する駆動回路と、
を含み、
前記D/A変換回路は、前記nビットの前記入力データのうち上位n-qビットをD/A変換することを特徴とする回路装置。
【請求項10】
請求項1に記載された回路装置において、
前記入力データに対応する第1~第nキャパシター駆動電圧(nは2以上の整数)を第1~第nキャパシター駆動用ノードに出力するキャパシター駆動回路と、
前記第1アンプ回路の出力端子と、前記第1~第nキャパシター駆動用ノードとの間に配置される第1~第nキャパシターを有するキャパシター回路と、
を含むことを特徴とする回路装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、回路装置、電気光学装置及び電子機器等に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、容量駆動回路とアンプ回路とを含み、電気光学パネルを駆動するドライバーが開示されている。アンプ回路は、容量駆動回路により電気光学パネルを駆動する容量駆動が開始された後に、階調データに対応するデータ電圧をデータ電圧出力端子に出力する電圧駆動を行う。これにより、電気光学パネルのソース線スイッチがオフからオンになった後のデータ線の電圧低下が、アンプ回路により補われるので、容量駆動におけるデータ電圧の精度低下が抑制される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-80807号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
液晶パネルの形式によっては、その駆動に高い電圧が必要であることから、そのような液晶パネルを駆動する駆動回路には、高耐圧のトランジスターで構成された演算増幅器が用いられている。しかしながら、高耐圧のトランジスターは移動度が低いため、演算増幅器の増幅率と周波数応答特性の両立が難しいという課題がある。例えば、電気光学パネルが高解像化すると、1画素の駆動時間が短くなるため、目標電圧に速く収束させる必要がある。収束時間を短くするためには演算増幅器の周波数応答特性を高くする必要があるが、演算増幅器の増幅率を保ったまま周波数応答特性を高くすると演算増幅器の消費電力が大きくなってしまう。なお、上記のような課題は、アンプ回路が液晶パネルを駆動する場合に限らず、アンプ回路が容量性負荷を駆動する場合に同様に生じる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一態様は、入力データをD/A変換することで第1電圧を出力するD/A変換回路と、前記第1電圧が入力され、第1耐圧のトランジスターにより構成される第1アンプ回路と、前記入力データのD/A変換電圧に対応し且つ前記第1電圧より低い第2電圧が非反転入力端子に入力され、前記第1耐圧より低い第2耐圧のトランジスターにより構成される第2アンプ回路と、前記第2アンプ回路の出力端子と前記第1アンプ回路の出力端子との間に配置される出力キャパシターと、前記第2アンプ回路の反転入力端子と前記第1アンプ回路の出力端子との間に配置される第1フィードバックキャパシターと、前記第2アンプ回路の反転入力端子と所定電位ノードとの間に配置される第2フィードバックキャパシターと、を含む回路装置に関係する。
【0006】
また、本開示の他の態様は、上記の回路装置と、電気光学パネルと、を含む電気光学装置に関係する。
【0007】
また、本開示の更に他の態様は、上記の回路装置を含む電子機器に関係する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
回路装置の第1構成例。
回路装置における電圧関係を説明する図。
第1構成例における信号波形例。
回路装置の第2構成例。
回路装置の第3構成例。
第3構成例における信号波形例。
第1アンプ回路の不感帯を説明する図。
回路装置の第4構成例。
回路装置の第5構成例。
第5構成例における信号波形例。
第2駆動回路の第2詳細構成例。
第2詳細構成例の第2駆動回路を用いたときの第1信号波形例。
第2詳細構成例の第2駆動回路を用いたときの第2信号波形例。
第2詳細構成例の第2駆動回路を用いたときの第3信号波形例。
第2詳細構成例の第2駆動回路を用いたときの第4信号波形例。
回路装置の第6構成例。
電気光学装置の構成例。
ドライバーとしての回路装置の詳細構成例。
電子機器の構成例。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、以下に説明する本実施形態は特許請求の範囲に記載された内容を不当に限定するものではなく、本実施形態で説明される構成の全てが必須構成要件であるとは限らない。
【0010】
1.第1構成例
図1は、回路装置の第1構成例である。回路装置100は、D/A変換回路111と第1駆動回路131と第2駆動回路132と分圧回路140とを含む。回路装置100は、例えば、半導体基板に複数の回路素子が集積された集積回路装置である。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
言語学習用看板
1か月前
個人
旗の絡みつき防止具
2日前
日本精機株式会社
表示装置
10日前
日本精機株式会社
表示装置
1か月前
日本精機株式会社
表示装置
24日前
日本精機株式会社
表示装置
21日前
個人
英語反射ゲームシステム
15日前
個人
7の倍数の判別用具
1か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
10日前
合同会社TTB
壁掛け式名刺ホルダー
1か月前
シャープ株式会社
表示装置
17日前
学校法人東京電機大学
複合表示装置
10日前
株式会社半導体エネルギー研究所
表示装置
8日前
個人
象嵌された透明平板による電飾サイン
1か月前
株式会社フジシール
ラベル
1か月前
富士フイルム株式会社
画像表示装置
1か月前
シャープ株式会社
機器および表示装置
17日前
大和ハウス工業株式会社
端末設置家具
1か月前
テルモ株式会社
表示構造
1か月前
鹿島建設株式会社
確認用架台および確認方法
1か月前
アズビル株式会社
情報処理装置及びプログラム
14日前
株式会社humorous
発光ユニット
25日前
リンテック株式会社
ラベル
10日前
小林クリエイト株式会社
ラベル帳票
1か月前
小林クリエイト株式会社
ラベル帳票
15日前
株式会社島田電機製作所
導光板式ホールランタン
10日前
リンテック株式会社
封緘方法
10日前
株式会社JVCケンウッド
表示装置および表示方法
14日前
株式会社JVCケンウッド
表示装置および表示方法
14日前
名伸電機株式会社
封印具
14日前
愛三工業株式会社
表示器
8日前
シャープ株式会社
表示装置およびその制御方法
16日前
株式会社マキタ
表示装置
21日前
西日本旅客鉄道株式会社
視線挙動評価装置
16日前
一般社団法人未来ものづくり振興会
表札
4日前
株式会社トスカバノック
ファスナー部材
3日前
続きを見る