TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025057121
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-09
出願番号2023166796
出願日2023-09-28
発明の名称ヘッドモジュール内回路、液体吐出ヘッド、液体吐出ユニット、液体吐出装置、および画像形成装置
出願人株式会社リコー
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類B41J 2/015 20060101AFI20250402BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】液体吐出ヘッドへ内蔵する駆動回路の大規模化によるサイズおよびコストの増加を抑制することがすることができる、ヘッドモジュール内回路、液体吐出ヘッド、液体吐出ユニット、液体吐出装置、および画像形成装置を提供する。
【解決手段】本発明は、液体吐出ヘッドが有するノズルの圧電素子の駆動波形を選択する波形選択制御回路と、前記液体吐出ヘッドの両端部の前記ノズルの前記圧電素子の位置に前記波形選択制御回路と並列に搭載され、前記駆動波形を生成する駆動波形生成回路と、前記駆動波形生成回路へ対応し、前記駆動波形の補正電圧値を格納したメモリ回路と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
液体吐出ヘッドが有するノズルの圧電素子の駆動波形を選択する波形選択制御回路と、
前記液体吐出ヘッドの両端部の前記ノズルの前記圧電素子の位置に前記波形選択制御回路と並列に搭載され、前記駆動波形を生成する駆動波形生成回路と、
前記駆動波形生成回路へ対応し、前記駆動波形の補正電圧値を格納したメモリ回路と、
を備えるヘッドモジュール内回路。
続きを表示(約 860 文字)【請求項2】
前記波形選択制御回路は、外部の上位装置回路により生成される前記駆動波形、または前記駆動波形生成回路により生成される前記駆動波形を選択する、請求項1に記載のヘッドモジュール内回路。
【請求項3】
前記駆動波形生成回路は、前記駆動波形の波形電圧または前記駆動波形を補正して前記ノズルからの液体の吐出速度を上昇または減少させる、請求項1または2に記載のヘッドモジュール内回路。
【請求項4】
液体吐出ヘッドが有するノズルの圧電素子の駆動波形を選択する第1波形選択制御回路と、
前記液体吐出ヘッドの両端部の前記ノズルの前記圧電素子の位置に前記第1波形選択制御回路と並列に搭載される第2波形選択制御回路と、
を備えるヘッドモジュール内回路。
【請求項5】
ノズルと、
駆動波形が印加されて駆動し、前記ノズルから液体を吐出させる圧電素子と、
前記駆動波形を選択する波形選択制御回路と、
両端部の前記ノズルの前記圧電素子の位置に前記波形選択制御回路と並列に搭載され、前記駆動波形を生成する駆動波形生成回路と、
前記駆動波形生成回路へ対応し、前記駆動波形の補正電圧値を格納したメモリ回路と、
を備える液体吐出ヘッド。
【請求項6】
ノズルと、
駆動波形が印加されて駆動し、前記ノズルから液体を吐出させる圧電素子と、
前記圧電素子の駆動波形を選択する第1波形選択制御回路と、
両端部の前記ノズルの前記圧電素子の位置に前記第1波形選択制御回路と並列に搭載される第2波形選択制御回路と、
を備える液体吐出ヘッド。
【請求項7】
請求項5または6に記載の液体吐出ヘッドを有する液体吐出ユニット。
【請求項8】
請求項7に記載の液体吐出ユニットを有する液体吐出装置。
【請求項9】
請求項8に記載の液体吐出装置を有する画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ヘッドモジュール内回路、液体吐出ヘッド、液体吐出ユニット、液体吐出装置、および画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
液体吐出ヘッドには、ノズル位置により液滴(液体)の吐出速度が変化する特性があり、この吐出速度の変化を抑えるため、液体吐出ヘッドの駆動電圧および駆動波形を変更する技術がある(特許文献1参照)。
【0003】
また、液体吐出ヘッドを複数使用して画像形成を行う際に、特に、液体吐出ヘッドの端部のつなぎ部の吐出速度の変化が大きく、画像劣化を招くことが知られている。従来は、液体吐出ヘッドの端部のつなぎ部の吐出速度の差を抑制するため、個別ノズルに対応した駆動回路を搭載し、任意の個別ノズルの吐出速度を補正する方法が知られている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記の技術では、液体吐出ヘッド内のすべてのノズルに対して駆動回路を設けるため、液体吐出ヘッドへ内蔵する駆動回路の大規模化し、また冷却機構を設ける必要がありヘッドサイズおよびコストが大幅に増加する。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、液体吐出ヘッドへ内蔵する駆動回路の大規模化によるサイズおよびコストの増加を抑制することがすることができる、ヘッドモジュール内回路、液体吐出ヘッド、液体吐出ユニット、液体吐出装置、および画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、液体吐出ヘッドが有するノズルの圧電素子の駆動波形を選択する波形選択制御回路と、前記液体吐出ヘッドの両端部の前記ノズルの前記圧電素子の位置に前記波形選択制御回路と並列に搭載され、前記駆動波形を生成する駆動波形生成回路と、前記駆動波形生成回路へ対応し、前記駆動波形の補正電圧値を格納したメモリ回路と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、液体吐出ヘッドへ内蔵する駆動回路の大規模化によるサイズおよびコストの増加を抑制することがすることができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、第1の実施の形態にかかる記録ヘッドの液室長手方向に沿う断面の一例を説明するための図である。
図2は、第1の実施の形態にかかる記録ヘッドの液室短手方向に沿う断面の一例を説明するための図である。
図3は、第1の実施の形態にかかるインクジェットヘッドのヘッドドライバの一例について説明するための図である。
図4は、第1の実施の形態にかかる画像形成装置の機構部の全体構成を説明する概略構成図である。
図5は、第1の実施の形態にかかる画像形成装置が有する機構部の要部の一例について説明する平面図である。
図6は、第1の実施の形態にかかる画像形成装置の構成の他の例を示す断面図である。
図7は、第1の実施の形態にかかる画像形成装置を上から見た図である。
図8は、第1の実施の形態にかかる画像形成装置が有する記録ヘッドにおける圧電素子の駆動回路の構成の一例について説明するための図である。
図9は、第1の実施の形態にかかる画像形成装置のノズル位置に対応するドット位置の補正処理の一例を説明するための図である。
図10は、第1の実施の形態にかかる画像形成装置のノズル位置に対応するドット位置の補正処理の一例を説明するための図である。
図11は、第2の実施の形態にかかる別の回路構成の一例を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に添付図面を参照して、ヘッドモジュール内回路、液体吐出ヘッド、液体吐出ユニット、液体吐出装置、および画像形成装置の実施の形態を詳細に説明する。
【0010】
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態にかかる記録ヘッドの液室長手方向に沿う断面の一例を説明するための図である。図2は、第1の実施の形態にかかる記録ヘッドの液室短手方向に沿う断面の一例を説明するための図である。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

株式会社リコー
撮影装置
3日前
株式会社リコー
粉体充填装置
3日前
株式会社リコー
表示装置、表示方法、プログラム
3日前
株式会社リコー
支持部材、液体吐出装置及び固定部材
3日前
株式会社リコー
表示端末、表示方法、及びプログラム
3日前
株式会社リコー
サーバ装置、情報処理システム及びプログラム
3日前
株式会社リコー
液体吐出ヘッド、画像形成装置及び液体吐出装置
3日前
株式会社リコー
光学素子、虚像表示装置およびその光学素子の製造方法
3日前
株式会社リコー
表示装置、表示方法、プログラム及び情報処理システム
3日前
株式会社リコー
情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及びプログラム
3日前
株式会社リコー
情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及びプログラム
3日前
株式会社リコー
情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
4日前
株式会社リコー
情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム
3日前
株式会社リコー
情報処理装置、ログデータ生成方法、プログラム、情報処理システム
3日前
株式会社リコー
情報処理装置、情報処理方法、プログラム、および情報処理システム
3日前
株式会社リコー
情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、情報処理システム
3日前
株式会社リコー
収容容器及び画像形成装置
3日前
株式会社リコー
情報処理システム、プログラム、ファクス文書データ処理方法、サービス提供システム
3日前
株式会社リコー
液体吐出ヘッド、液体吐出ユニット、液体を吐出する装置、液体吐出方法およびプログラム
3日前
株式会社リコー
プログラム、操作端末、方法及びシステム
3日前
東レ株式会社
凸版印刷版原版
4か月前
シヤチハタ株式会社
反転式印判
3か月前
三菱製紙株式会社
感熱記録材料
4か月前
独立行政法人 国立印刷局
印刷物
1か月前
三光株式会社
感熱記録材料
6日前
株式会社リコー
液体吐出装置
2か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
1か月前
日本製紙株式会社
感熱記録体
1か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
1か月前
独立行政法人 国立印刷局
記録媒体
2か月前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
3日前
キヤノン株式会社
情報処理装置
3か月前
理想科学工業株式会社
印刷装置
16日前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
3日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2か月前
キヤノン株式会社
印刷システム
1か月前
続きを見る