TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025060153
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2023170705
出願日
2023-09-29
発明の名称
情報処理装置、ログデータ生成方法、プログラム、情報処理システム
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
,
個人
主分類
G06F
3/048 20130101AFI20250403BHJP(計算;計数)
要約
【課題】ログデータを生成する際に、手書き入力の受け付けが重なる場合の情報処理装置の処理負荷の増大を抑制すること。
【解決手段】本発明は、定期的にログデータを生成する情報処理装置であって、ユーザーからの手書き入力を受け付ける入力受付部と、定期的に前記ログデータを生成する際に、前記入力受付部が前記手書き入力を継続しているか否かを判断する判断部と、前記判断部が、前記入力受付部が手書き入力を継続していると判断した場合、前記入力受付部が手書き入力の受け付けを完了するまで前記ログデータを生成せず、前記入力受付部が手書き入力を継続していないと判断した場合、前記ログデータを生成するログデータ生成部と、を有する。
【選択図】図11
特許請求の範囲
【請求項1】
定期的にログデータを生成する情報処理装置であって、
ユーザーからの手書き入力を受け付ける入力受付部と、
定期的に前記ログデータを生成する際に、前記入力受付部が前記手書き入力を継続しているか否かを判断する判断部と、
前記判断部が、前記入力受付部が手書き入力を継続していると判断した場合、前記入力受付部が手書き入力の受け付けを完了するまで前記ログデータを生成せず、前記入力受付部が手書き入力を継続していないと判断した場合、前記ログデータを生成するログデータ生成部と、
を有する情報処理装置。
続きを表示(約 1,800 文字)
【請求項2】
前記ログデータは、前記入力受付部が受け付けた前記手書き入力に関する操作履歴情報を含む、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記ログデータは、前記操作履歴情報として、前回、ログデータが生成されてから後に手書き入力された座標を含む、請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記ログデータを生成する際に、前記情報処理装置のCPU使用率が閾値以上か否か判断する判断部を有し、
前記判断部が、前記CPU使用率が閾値未満であると判断した場合に、前記ログデータ生成部は、前記ログデータを生成し、
前記CPU使用率が閾値以上であると判断した場合、前記CPU使用率が閾値未満に低下した後に前記ログデータを生成する、請求項1~3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記ログデータを生成する際に、前記情報処理装置が移動しているか否か判断する判断部を有し、
前記判断部が、前記情報処理装置が移動していないと判断した場合に、前記ログデータ生成部は、前記ログデータを生成し、
前記情報処理装置が移動していると判断した場合、前記情報処理装置の移動が停止した後に前記ログデータを生成する、請求項1~3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記ログデータを生成する際に、前記情報処理装置が従量課金ネットワークに接続しているか定額課金ネットワークに接続しているかを判断する判断部を有し、
前記判断部が、前記情報処理装置が定額課金ネットワークに接続していると判断した場合に、前記ログデータ生成部は前記ログデータを生成し、
前記情報処理装置が従量課金ネットワークに接続していると判断した場合、前記情報処理装置が定額課金ネットワークに接続した後に前記ログデータを生成する、請求項1~3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記ログデータを生成する際に、前記ログデータを送信するタスクの優先度が、他のタスクの優先度より低いか否か判断する判断部を有し、
前記判断部が、前記ログデータを送信するタスクの優先度が、他のタスクの優先度と同じか又はより高いと判断した場合に、前記ログデータ生成部は前記ログデータを生成し、
前記ログデータを送信するタスクの優先度が、他のタスクの優先度より低いと判断した場合、前記ログデータを送信するタスクの優先度が、他のタスクの優先度と同じか又は高くなった後に前記ログデータを生成する、請求項1~3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記ログデータを生成する際に、前記情報処理装置がハンドオーバーできる通信ネットワークに接続しているか否か判断する判断部を有し、
前記判断部が、前記情報処理装置がハンドオーバーできる通信ネットワークに接続していないと判断した場合に、前記ログデータ生成部は前記ログデータを生成し、
前記情報処理装置がハンドオーバーできる通信ネットワークに接続していると判断した場合、前記情報処理装置がハンドオーバーしない通信ネットワークに接続した後に前記ログデータを生成する、請求項1~3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記判断部は、前記ログデータを生成する際に、前記情報処理装置が画面切り替え処理を行っているか否か判断し、
前記判断部が、前記入力受付部が手書き入力を継続していないと判断し、かつ、前記情報処理装置が画面切り替え処理を行っていると判断した場合に、前記ログデータ生成部は前記ログデータを生成し、
前記判断部が、前記入力受付部が手書き入力を継続していないと判断したが、前記情報処理装置が画面切り替え処理を行っていないと判断した場合、前記情報処理装置が画面切り替え処理を開始した後に前記ログデータを生成する、請求項1~3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記ログデータを生成する際に、通信ネットワークが混雑していない場合に、前記ログデータ生成部は前記ログデータを生成し、
前記通信ネットワークが混雑している場合、前記通信ネットワークの混雑が緩和した後に前記ログデータを生成する、請求項1に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、ログデータ生成方法、プログラム、及び、情報処理システムに関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
手書き入力された手書きデータを表示する情報処理装置が知られている。情報処理装置の中には、通信ネットワークを介して通信するものがあり、その機能を利用して、ログデータをサーバ装置に送信するものがある。ログデータとは、現在の状態、操作履歴、処理の実行結果、及び異常の有無などを記録したデータである。担当者は、ログデータを解析することで、例えば、情報処理装置の状態、ユーザーの操作内容、ネットワーク状況、又は、障害原因等を特定する。
【0003】
ネットワーク状況に応じて、次回のログデータ送信までの再送信待ち時間を調整する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、ログファイルの送信が失敗した場合に、前回の再送信待ち時間よりも次回の再送信待ち時間を長くする技術が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の技術では、ログデータの生成により情報処理装置の処理負荷が増大するおそれがあった。例えば、ログデータの生成と手書きなどのユーザーの操作が並行に実施される場合、情報処理装置の処理負荷が増大し、処理が遅くなったり、一部のログデータの欠損が生じたりする場合があった。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑み、ログデータを生成する際に、手書き入力の受け付けが重なる場合の情報処理装置の処理負荷の増大を抑制する技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題に鑑み、本発明は、定期的にログデータを生成する情報処理装置であって、ユーザーからの手書き入力を受け付ける入力受付部と、定期的に前記ログデータを生成する際に、前記入力受付部が前記手書き入力を継続しているか否かを判断する判断部と、前記判断部が、前記入力受付部が手書き入力を継続していると判断した場合、前記入力受付部が手書き入力の受け付けを完了するまで前記ログデータを生成せず、前記入力受付部が手書き入力を継続していないと判断した場合、前記ログデータを生成するログデータ生成部と、を有する。
【発明の効果】
【0007】
本発明は、ログデータを生成する際に、手書き入力の受け付けが重なる場合の情報処理装置の処理負荷の増大を抑制する技術を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
表示装置に対する操作履歴情報をログデータとして送信する処理を説明する図である。
表示装置とサーバ装置とを有する情報処理システムの構成例を示す図である。
表示装置の配置例を示す図である。
表示装置のハードウェア構成図の一例である。
サーバ装置のハードウェア構成図の一例である。
表示装置及びサーバ装置が有する機能をブロック状に分けて説明する機能ブロック図の一例である。
オブジェクトデータ記憶部に記憶されるオブジェクトデータを説明する図である。
ログデータ記憶部に保存されるログデータの一例を示す図である。
表示装置が定期的にログデータを送信する処理を模式的に示す図である。
比較技術として示されるログデータの生成処理を模式的に示す図である。
本実施形態の表示装置がログデータを生成する処理を模式的に示す図である。
表示装置がログデータを生成し、サーバ装置10に送信する処理を説明するフローチャート図の一例である。
ログデータの送信時に通信ネットワークが混雑している場合のログデータの送信処理を説明する図である。
通信ネットワークが混雑していない場合に、表示装置がログデータを生成し、サーバ装置に送信する処理を説明するフローチャート図の一例である。
表示装置が圧縮されたログデータを生成し、サーバ装置に送信する処理を説明するフローチャート図の一例である。
表示装置が一部を間引いたログデータを生成し、サーバ装置に送信する処理を説明するフローチャート図の一例である。
CPU使用率が閾値未満の場合に、表示装置がログデータを生成し、サーバ装置に送信する処理を説明するフローチャート図の一例である。
ログデータの送信タスクの優先度に基づいて、表示装置がログデータを生成し、サーバ装置に送信する処理を説明するフローチャート図の一例である。
従量課金ネットワークに接続してない場合に、表示装置がログデータを生成し、サーバ装置に送信する処理を説明するフローチャート図の一例である。
表示装置の移動が停止した場合にログデータを生成し、サーバ装置に送信する処理を説明するフローチャート図の一例である。
ハンドオーバーしない通信ネットワークに接続した表示装置がログデータを生成し、サーバ装置に送信する処理を説明するフローチャート図の一例である。
表示装置が画面切り替え処理と並列にログデータを生成する処理を模式的に示す図である。
表示装置が画面切り替え処理と並列にログデータを生成し、サーバ装置に送信する処理を説明するフローチャート図の一例である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を実施するための形態の一例として表示装置と、表示装置が行うログデータ生成方法について図面を参照しながら説明する。
【0010】
[第一実施形態]
<ログデータの送信時の不都合>
まず、図1に基づいて、表示装置2がログデータを送信する際の不都合について説明する。図1は、表示装置2に対する操作履歴情報をログデータとして送信する処理を説明する図である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社リコー
情報処理装置、情報処理方法、プログラム、および情報処理システム
3日前
株式会社リコー
収容容器及び画像形成装置
3日前
株式会社リコー
プログラム、操作端末、方法及びシステム
3日前
キヤノン電子株式会社
通信システム
10日前
株式会社ザメディア
出席管理システム
4日前
株式会社タクテック
商品取出集品システム
3日前
トヨタ自動車株式会社
作業判定方法
5日前
トヨタ自動車株式会社
工程計画装置
4日前
ミサワホーム株式会社
情報処理装置
3日前
トヨタ自動車株式会社
作業評価装置
10日前
株式会社NURSY
再就職の支援装置
11日前
ゼネラル株式会社
RFIDタグ付き物品
6日前
個人
公益寄付インタラクティブシステム
10日前
株式会社村田製作所
動き検知装置
3日前
トヨタ自動車株式会社
情報処理システム
5日前
個人
コンテンツ配信システム
3日前
株式会社国際電気
支援システム
6日前
富士フイルム株式会社
タッチセンサ
10日前
株式会社インテック
触覚ディスプレイ装置
11日前
トヨタ自動車株式会社
情報処理方法
5日前
ブラザー工業株式会社
ラベルプリンタ
5日前
個人
プラットフォームシステム
3日前
富士通株式会社
画像生成方法
9日前
株式会社デンソー
情報処理方法
10日前
トヨタ自動車株式会社
作業支援システム
3日前
甍エンジニアリング株式会社
屋根材買い取りシステム
9日前
株式会社知財事業研究所
運行計画作成システム
3日前
日立建機株式会社
潤滑油診断システム
4日前
株式会社マーケットヴィジョン
情報処理システム
10日前
株式会社日立製作所
設計支援装置
4日前
日立建機株式会社
作業機械の管理装置
6日前
アルプスアルパイン株式会社
入力装置
9日前
トヨタ自動車株式会社
車両用の情報処理装置
4日前
株式会社アイシン
情報提供システム
9日前
株式会社日立製作所
タスク管理システム
3日前
トヨタ自動車株式会社
車両用の情報処理装置
5日前
続きを見る
他の特許を見る