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公開番号
2025059596
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2023169774
出願日
2023-09-29
発明の名称
情報処理システム、プログラム、ファクス文書データ処理方法、サービス提供システム
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
,
個人
主分類
H04N
1/32 20060101AFI20250403BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】受信したファクス文書に対する業務についてユーザーの作業負荷を低減すること。
【解決手段】本発明は、ファクスの送受信を実施するクラウドファクスシステム、ファイルの編集を実施するファイル編集システム、及び、端末装置と通信できる情報処理システムである。情報処理システムは、クラウドファクスシステムが受信したファクス文書データを、ファイル編集システムで編集し、編集後ファクス文書データをクラウドファクスシステムで送信する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
ファクスの送受信を実施するクラウドファクスシステム、ファイルの編集を実施するファイル編集システム、及び端末装置と通信できる情報処理システムであって、
前記クラウドファクスシステムが受信したファクス文書データを、前記クラウドファクスシステムから取得する第1ファイル送受信部と、
前記端末装置からの要求に応じて、前記ファクス文書データを表示する第1画面情報を前記端末装置に送信する通信部と、
前記端末装置からの前記ファクス文書データに対する編集要求に応じて、前記ファイル編集システムに前記ファクス文書データの編集を要求する第2ファイル送受信部と、を有し、
前記通信部は、前記第2ファイル送受信部が前記ファイル編集システムから取得した編集後ファクス文書データを表示する第2画面情報を前記端末装置に送信し、
前記端末装置からの前記編集後ファクス文書データの送信要求に応じて、前記第1ファイル送受信部が、前記クラウドファクスシステムに前記編集後ファクス文書データのファクス送信を要求することを特徴とする情報処理システム。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
前記第2ファイル送受信部は、前記ファイル編集システムに前記ファクス文書データの編集を要求する際、前記ファクス文書データの識別情報を添付し、
前記ファイル編集システムから前記編集後ファクス文書データを取得する際、前記ファクス文書データの識別情報を取得し、
前記ファクス文書データの識別情報に基づいて前記編集後ファクス文書データに対応する前記ファクス文書データを特定する請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項3】
前記第2ファイル送受信部は、前記ファイル編集システムに前記ファクス文書データの編集を要求する際、重複しないファイル名が付与された前記ファクス文書データのファイル名を添付し、
前記ファイル編集システムから前記編集後ファクス文書データを取得する際、前記ファイル名を受け取り、該ファイル名に基づいて前記編集後ファクス文書データに対応する前記ファクス文書データを特定する請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項4】
前記第2ファイル送受信部は、前記ファイル編集システムに前記ファクス文書データの編集を要求する際、前記ファクス文書データが保存されたURLを前記ファイル編集システムに送信し、
前記URLに保存されている、前記編集後ファクス文書データを前記ファイル編集システムから取得する請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項5】
前記第1ファイル送受信部は、前記クラウドファクスシステムから前記ファクス文書データを取得する際、前記ファクス文書データの送信元のファクス番号を取得し、
前記クラウドファクスシステムに前記編集後ファクス文書データのファクス送信を要求する際、取得しておいた前記送信元のファクス番号を宛先に指定することを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の情報処理システム。
【請求項6】
前記ファクス文書データを前記端末装置が表示するための前記第1画面情報を生成する画面生成部を有し、
前記画面生成部は、前記ファイル編集システムが公開する、実行可能なファイル編集関連の機能に基づいて、編集を受け付け可能な操作部品を有する前記第1画面情報を生成し、
前記通信部は前記第1画面情報を前記端末装置に送信する請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項7】
前記第1画面情報は、ユーザーがコメントを入力するためのコメント入力欄を含む請求項6に記載の情報処理システム。
【請求項8】
前記第2ファイル送受信部が前記ファイル編集システムから取得した前記編集後ファクス文書データを前記端末装置が表示するための前記第2画面情報を生成する画面生成部を有し、
前記画面生成部は、前記第2画面情報に、前記第1ファイル送受信部が取得しておいた、前記ファクス文書データの送信元のファクス番号を配置することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項9】
前記第2画面情報は、ファクス送信ボタンを有し、
前記通信部は、前記ファクス送信ボタンが押下された場合に、前記端末装置からの前記編集後ファクス文書データの送信要求を受信し、
前記第1ファイル送受信部が、前記第2画面情報に配置されていた前記ファクス文書データの送信元のファクス番号を宛先にして、前記クラウドファクスシステムに前記編集後ファクス文書データのファクス送信を要求することを特徴とする請求項8に記載の情報処理システム。
【請求項10】
前記第1ファイル送受信部は、前記ファクス文書データの宛先であるユーザーのファクス番号を前記ファクス文書データと共に前記クラウドファクスシステムから取得し、
前記ユーザーのファクス番号に対応付けて前記ファクス文書データを保存するファイル保存部を有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理システム、プログラム、ファクス文書データ処理方法、及び、サービス提供システムに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
ファクスを使った業務が知られている。例えば、「ファクスによって発注書を受信し、発注書に返信を記載した発注請書を作成し、発注元にファクスを送信する」という業務がある。したがって、ユーザーは以下の手順を行う。
・ユーザーは発注書を受け取るために、クラウドファクスシステムを使用して、受信した発注書をダウンロードする。
・ユーザーは、発注請書を作成するために、ファイル編集システムを利用して編集する。
・ユーザーは、作成した発注請書を送信するために、クラウドファクスシステムを使用して、発注請書を送信する。
【0003】
受信したファクス文書データを振り分ける技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、受信したファクス文書データに含まれる文字及びその配置領域に基づいて振分ける技術が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の技術では、受信したファクス文書データを編集後にファクスで送信する場合、ユーザーがクラウドファクスシステムとファイル編集システムを切り替える必要がある。ユーザーはシステムを切り替える必要であるため、ユーザーの作業負荷が大きいという問題があった。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑み、受信したファクス文書データに対する業務についてユーザーの作業負荷を低減することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題に鑑み、本発明は、ファクスの送受信を実施するクラウドファクスシステム、ファイルの編集を実施するファイル編集システム、及び、端末装置と通信できる情報処理システムであって、前記クラウドファクスシステムが受信したファクス文書データを、前記クラウドファクスシステムから取得する第1ファイル送受信部と、前記端末装置からの要求に応じて、前記ファクス文書データを表示する第1画面情報を前記端末装置に送信する通信部と、前記端末装置からの前記ファクス文書データに対する編集要求に応じて、前記ファイル編集システムに前記ファクス文書データの編集を要求する第2ファイル送受信部と、を有し、前記通信部は、前記第2ファイル送受信部が前記ファイル編集システムから取得した編集後ファクス文書データを表示する第2画面情報を前記端末装置に送信し、前記端末装置からの前記編集後ファクス文書データの送信要求に応じて、前記第1ファイル送受信部が、前記クラウドファクスシステムに前記編集後ファクス文書データのファクス送信を要求することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
受信したファクス文書データに対する業務についてユーザーの作業負荷を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
システム構成の概略を説明する図である。
サービス提供システムの一例のシステム構成を示す図である。
情報処理システム及び端末装置の一例のハードウェア構成図である。
機器の一例である画像形成装置の一例のハードウェア構成図である。
サービス提供システムの一例の機能構成を示す図である。
ファクスデータ記憶部に記憶されているファクス文書テーブルを模式的に示す図である。
ファクス文書の一例である発注書のイメージ図である。
ユーザーがファクス文書を編集した後の編集後ファクス文書(発注請書)のイメージ図である。
クラウドファクスシステムが受信したファクス文書をユーザーがファイル編集システムで編集して返送する処理を説明する一例のシーケンス図である(比較技術)。
クラウドファクスシステムが受信したファクス文書をユーザーがファイル編集システムで編集して、クラウドファクスシステムにより返送する処理を説明するシーケンス図である。
端末装置が表示する一例の発注書表示画面を示す図である。
端末装置が表示する発注書の一例の編集画面を示す図である。
端末装置が表示する発注請書の一例のファクス送信画面を示す図である。
ワークフローアプリとそれを構成するコンポーネントについて説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を実施するための形態の一例として、サービス提供システムとサービス提供システムが行うファクス文書データ処理方法について図面を参照しながら説明する。
【0010】
<比較技術に関する補足>
近年、ファクス文書を使ったワークフローは、クラウド上でファクス文書の送受信、及び保存を行うことが可能になってきた。例えば、「ファクスによって発注書(ファクス文書の一例)を受信し、ユーザーが発注書を受け付けたことを示す発注請書を作成し、再びファクスによって送信する」という業務がある。
(1) ユーザーは、発注書を受け取るために、クラウドファクスシステムが保存した発注書をダウンロードする。
(2) ユーザーが発注請書を作成するために、ファイル編集システムを利用して、発注書を編集する。
(3) 作成した発注請書を送信するために、情報処理システムがクラウドファクスシステムを利用して、発注請書を送信する。
(【0011】以降は省略されています)
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