TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025035173
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-13
出願番号
2023142043
出願日
2023-09-01
発明の名称
通信装置
出願人
株式会社フジクラ
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04B
1/50 20060101AFI20250306BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】可変フィルタを用いることなく通信信号の通過/非通過を切替えることが可能な通信装置を提供する。
【解決手段】送信信号を出力する送信回路と、受信信号に所定の受信処理を施す受信回路とを備える通信装置であって、送信回路の出力端に設けられる送信用λ/4伝送線路と、出力端と接地電位との間に設けられる第1スイッチと、受信回路の入力端に設けられる受信用λ/4伝送線路と、入力端と接地電位との間に設けられる第2スイッチとを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
送信信号を出力する送信回路と、受信信号に所定の受信処理を施す受信回路とを備える通信装置であって、
前記送信回路の出力端に設けられる送信用λ/4伝送線路と、
前記出力端と接地電位との間に設けられる第1スイッチと、
前記受信回路の入力端に設けられる受信用λ/4伝送線路と、
前記入力端と前記接地電位との間に設けられる第2スイッチと
を備えることを特徴とする通信装置。
続きを表示(約 600 文字)
【請求項2】
複数の前記送信回路及び複数の前記受信回路を備え、
複数の前記送信回路は、ビームフォーミング用に位相が相互に異なる複数の送信信号を生成して出力することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
【請求項3】
前記第1スイッチ及び前記第2スイッチは、前記送信回路及び前記受信回路が収容される送受信集積回路の内部に設けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の通信装置。
【請求項4】
周波数分割多重用無線周波数帯送信信号又は時分割多重用無線周波数帯送信信号を生成して前記送受信集積回路に出力し、前記送受信集積回路で受信処理が施された受信信号を周波数分割多重用中間周波数帯受信信号又は時分割多重用中間周波数帯受信信号に周波数変換する周波数変換集積回路をさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の通信装置。
【請求項5】
前記送受信集積回路は、前記時分割多重用無線周波数帯送信信号又は時分割多重用受信信号を第1の入出力端子を介して前記周波数変換集積回路と入出力するための第1の切替スイッチを備え、
前記周波数変換集積回路は、前記時分割多重用無線周波数帯送信信号又は前記時分割多重用受信信号を第2の入出力端子を介して前記送受信集積回路と入出力するための第2の切替スイッチを備えることを特徴とする請求項4に記載の通信装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、通信装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、下記特許文献1には周波数分割複信及び時分割複信で通信可能な通信回路が開示されている。特許文献1における周波数分割複信は所謂周波数分割多重通信であり、時分割複信は所謂時分割多重通信である。この通信回路は、特許文献1の図3等に記載されているように、RFICとアンテナの間に送信フィルタ(30)及び受信フィルタ(40)を設ける。
【0003】
送信フィルタは、周波数分割多重通信の場合は周波数f3の信号を通過させ、時分割多重通信の場合には周波数f5の信号を通過させる可変フィルタである。一方、受信フィルタは、周波数分割多重通信の場合は周波数f4の信号を通過させ、時分割多重通信の場合には周波数f5の信号を通過させる可変フィルタである。
【0004】
この通信回路では、送信フィルタ及び受信フィルタ(可変フィルタ)の透過周波数を周波数分割多重通信と時分割多重通信とで個別に設定する制御信号を、可変フィルタとは別部品のRFICで生成して送信フィルタ及び受信フィルタに供給する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2015-204604号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、上記背景技術では、RFIC(つまり制御信号生成回路)と送信フィルタ及び受信フィルタとを個別に接続する2本の制御線路を設ける必要がある。すなわち、背景技術では、回路構成が比較的複雑であるとともに制御線を必要とする2つの可変フィルタを用いるので、実装面積を削減することが困難である。
【0007】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、可変フィルタを用いることなく通信信号(送信信号及び受信信号)の通過/非通過を切替えることが可能な通信装置の提供を目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本発明では、通信装置に係る第1の解決手段として、送信信号を出力する送信回路と、受信信号に所定の受信処理を施す受信回路とを備える通信装置であって、前記送信回路の出力端に設けられる送信用λ/4伝送線路と、前記出力端と接地電位との間に設けられる第1スイッチと、前記受信回路に設けられる受信用λ/4伝送線路と、前記入力端と前記接地電位との間に設けられる第2スイッチとを備える、という手段を採用する。
【0009】
本発明では、通信装置に係る第2の解決手段として、上記第1の解決手段において、複数の前記送信回路及び複数の前記受信回路を備え、複数の前記送信回路は、ビームフォーミング用に位相が相互に異なる複数の送信信号を生成して複数の前記送受信アンテナに各々出力する、という手段を採用する。
【0010】
本発明では、通信装置に係る第3の解決手段として、上記第1または第2の解決手段において、前記第1スイッチ及び前記第2スイッチは、前記送信回路及び前記受信回路が収容される送受信集積回路の内部に設けられる、という手段を採用する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
防犯AIプラグイン
11日前
個人
コメント配信システム
25日前
個人
電気音響変換装置
21日前
個人
テレビ会議拡張システム
6日前
株式会社SEtech
撮像装置
25日前
日本放送協会
無線通信装置
11日前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
1日前
キヤノン電子株式会社
画像処理装置
12日前
TOA株式会社
音響システム
7日前
個人
無線中継赤外線コピーリモコン
8日前
キヤノン電子株式会社
画像処理装置
18日前
船井電機株式会社
表示装置
28日前
理想科学工業株式会社
連絡システム
6日前
株式会社ニコン
撮像装置
6日前
株式会社ユピテル
撮像装置等
6日前
シャープ株式会社
頭部装着装置
29日前
個人
海洋のセキュリティーと可視化システム
1か月前
キヤノン株式会社
冷却装置と電子機器
7日前
キヤノン株式会社
撮像装置
25日前
株式会社JVCケンウッド
映像記録装置
7日前
キヤノン株式会社
撮像装置
6日前
株式会社国際電気
カメラシステム
20日前
アズビル株式会社
超音波トランスデューサ
29日前
日本放送協会
音場再現装置及びプログラム
25日前
ニッタン株式会社
引率支援システム
6日前
株式会社国際電気
通信局及び通信システム
21日前
株式会社国際電気
無線通信システム
11日前
日産自動車株式会社
スピーカ取付構造
11日前
KDDI株式会社
基地局及び通信端末
7日前
株式会社JVCケンウッド
撮影画像処理装置
8日前
アイホン株式会社
インターホン機器の設置構造
20日前
アイホン株式会社
インターホン機器の設置構造
20日前
シャープ株式会社
動画像符号化装置、復号装置
7日前
アズビル株式会社
情報処理装置及びプログラム
11日前
キヤノン株式会社
画像読取装置、画像形成装置
11日前
株式会社国際電気
滞留検知システム
13日前
続きを見る
他の特許を見る