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公開番号
2025056828
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-09
出願番号
2023166315
出願日
2023-09-27
発明の名称
制御機、筐体および弾性部材
出願人
コイト電工株式会社
代理人
弁理士法人南青山国際特許事務所
主分類
G08G
1/095 20060101AFI20250401BHJP(信号)
要約
【課題】内扉を押さえる弾性部材の組み立てる作業性を高め、製造コストを抑制することのできる制御機、筐体および弾性部材を提供する。
【解決手段】本発明の一形態に係る制御機は、制御ユニットと、筐体部と、弾性部材と、を具備する。筐体部は、開口部を有し制御ユニットを収容する本体と、本体に開閉可能に設けられ閉状態において連通させる1以上の貫通孔を有する第1の扉部と、本体に設けられ第1の扉部が閉状態において第1の扉部と第1の空間内で対向する対向部と、本体に開口部を開閉可能に設けられ閉状態において第1の扉部を覆う第2の扉部とを有する。弾性部材は、対向部から押圧されることで第1の扉部側に向けて押圧する第1の弾性部と、第2の扉部から押圧されることで第1の扉部側に向けて押圧する押圧する第2の弾性部とを有する。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
制御ユニットと、
開口部を有し前記制御ユニットを収容する内部空間を形成する本体と、前記本体に前記内部空間を開閉可能に設けられ前記内部空間を前記制御ユニットが収容される第1の空間と前記第1の空間外である第2の空間とに区画する閉状態において前記第1の空間と前記第2の空間とを連通させる1以上の貫通孔を有する第1の扉部と、前記本体に設けられ前記第1の扉部が閉状態において前記第1の扉部と前記第1の空間内で対向する対向部と、前記本体に前記開口部を開閉可能に設けられ閉状態において前記第1の扉部を覆う第2の扉部とを有する筐体部と、
前記貫通孔に挿通される接続部と、前記接続部の一端に接続され前記第1の扉部の前記対向部側の面である第1の面に対向する第1の対向面を有し前記対向部から押圧されることで前記第1の対向面が前記第1の面を前記対向部とは反対側に向けて押圧する第1の弾性部と、前記接続部の他端に接続され前記第1の扉部の前記第2の扉部側の面である第2の面に対向する第2の対向面を有し前記第2の扉部から押圧されることで前記第2の対向面が前記第2の面を前記第2の扉部とは反対側に向けて押圧する押圧する第2の弾性部とを有する弾性部材と
を具備する制御機。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の制御機であって、
前記第1の扉部は、前記本体に接続され前記第1の扉部を回動可能に保持するヒンジ部をさらに有し、
前記貫通孔は、前記ヒンジ部と対向する前記第1の扉部の戸先側に設けられる
制御機。
【請求項3】
請求項1に記載の制御機であって、
前記第1の弾性部および前記第2の弾性部の少なくとも一方が、前記貫通孔に挿通可能に弾性変形するように構成される
制御機。
【請求項4】
請求項1に記載の制御機であって、
前記貫通孔は、前記第1の扉部の周縁の一部が切欠かれた切欠き孔であり、
前記切欠き孔は、挿通された前記接続部が前記切りかかれた第1の扉部の周縁側に向けて移動することを制限する制限部を有する
制御機。
【請求項5】
請求項4に記載の制御機であって、
前記制限部は、前記切欠き孔が設けられた前記第1の扉部の周縁側からみて前記接続部の少なくとも一部と重なる
制御機。
【請求項6】
請求項1に記載の制御機であって、
前記弾性部材は、スポンジである
制御機。
【請求項7】
開口部を有し内部空間を形成する本体と、前記本体に前記内部空間を開閉可能に設けられ前記内部空間を第1の空間と前記第1の空間外である第2の空間とに区画する閉状態において前記第1の空間と前記第2の空間とを連通させる1以上の貫通孔を有する第1の扉部と、前記本体に設けられ前記第1の扉部が閉状態において前記第1の扉部と前記第1の空間内で対向する対向部と、前記本体に前記開口部を開閉可能に設けられ閉状態において前記第1の扉部を覆う第2の扉部とを有する筐体部と、
前記貫通孔に挿通される接続部と、前記接続部の一端に接続され前記第1の扉部の前記対向部側の面である第1の面に対向する第1の対向面を有し前記対向部から押圧されることで前記第1の対向面が前記第1の面を前記対向部とは反対側に向けて押圧する第1の弾性部と、前記接続部の他端に接続され前記第1の扉部の前記第2の扉部側の面である第2の面に対向する第2の対向面を有し前記第2の扉部から押圧されることで前記第2の対向面が前記第2の面を前記第2の扉部とは反対側に向けて押圧する押圧する第2の弾性部とを有する弾性部材と
を具備する筐体。
【請求項8】
第1の部材と第2の部材の間に位置する第3の部材が有する貫通孔に挿通される接続部と、
前記接続部の一端に接続され、前記第3の部材の前記第1の部材側の面である第1の面に対向する第1の対向面を有し、前記第1の部材から押圧されることで前記第1の対向面が前記第1の面を前記第1の部材とは反対側に向けて押圧する第1の弾性部と、
前記接続部の他端に接続され、前記第3の部材の前記第2の部材側の面である第2の面に対向する第2の対向面を有し、前記第2の部材から押圧されることで前記第2の対向面が前記第2の面を前記第2の部材とは反対側に向けて押圧する押圧する第2の弾性部と
を具備する弾性部材。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば交通用の信号機を制御する制御機、制御機に用いられる筐体、制御機および筐体に用いられる弾性部材に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
道路の交差点などに設置される交通用の信号機には、信号灯の点灯を制御するための信号制御機が取り付けられている。この信号制御機の筐体内には、制御ユニットを外部から雨や塵埃が侵入したりすることを防止し、制御ユニットを保護するための内扉が設けられている。
【0003】
例えば特許文献1には、制御ユニットを収容する空間を有する筐体と、筐体に設けられ空間を開閉可能にするカバーパネル(内扉)と、筐体に設けられ筐体の開口を開閉可能にする主扉と、を有する信号制御機について記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-122025号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来、特許文献1のような内扉には、設置するために信号制御機を移動させる際や設置後近くを通過する車両によって内扉が振動しないように主扉側と制御ユニット側との両側から2部材の弾性部材によって押さえるような構成を採用していた。しかしながら、そのような構成の場合、主扉側に設けられる弾性部材は、主扉に両面テープで貼付されていた。このため、位置決めがなく、組み立てがしにくく、また両側から押さえるため2部品必要であった。
【0006】
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、内扉を押さえる弾性部材の組み立てる作業性を高め、製造コストを抑制することのできる制御機、筐体および弾性部材を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一形態に係る制御機は、制御ユニットと、筐体部と、弾性部材とを具備する。
上記筐体部は、開口部を有し上記制御ユニットを収容する内部空間を形成する本体と、上記本体に上記内部空間を開閉可能に設けられ上記内部空間を上記制御ユニットが収容される第1の空間と上記第1の空間外である第2の空間とに区画する閉状態において上記第1の空間と上記第2の空間とを連通させる1以上の貫通孔を有する第1の扉部と、上記本体に設けられ上記第1の扉部が閉状態において上記第1の扉部と上記第1の空間内で対向する対向部と、上記本体に上記開口部を開閉可能に設けられ閉状態において上記第1の扉部を覆う第2の扉部とを有する。
上記弾性部材は、上記貫通孔に挿通される接続部と、上記接続部の一端に接続され上記第1の扉部の上記対向部側の面である第1の面に対向する第1の対向面を有し上記対向部から押圧されることで上記第1の対向面が上記第1の面を上記対向部とは反対側に向けて押圧する第1の弾性部と、上記接続部の他端に接続され上記第1の扉部の上記第2の扉部側の面である第2の面に対向する第2の対向面を有し上記第2の扉部から押圧されることで上記第2の対向面が上記第2の面を上記第2の扉部とは反対側に向けて押圧する押圧する第2の弾性部とを有する。
【0008】
上記制御機によれば、弾性部材が第1の扉部に貫通して設けられ第1の扉部を第1の空間側と第2の空間側との両側から1つの部材で押圧することが可能となる。これにより、製造コストを低減しつつ第1の扉部の振動を抑えることができる。また貫通孔に弾性部材を挿通することによって弾性部材が位置決めできるので、弾性部材を組み立てる作業性を向上させることができる。
【0009】
上記第1の扉部は、上記本体に接続され上記第1の扉部を回動可能に保持するヒンジ部をさらに有してもよい。上記貫通孔は、上記ヒンジ部と対向する上記第1の扉部の戸先側に設けられる。
【0010】
上記第1の弾性部および上記第2の弾性部の少なくとも一方が、上記貫通孔に挿通可能に弾性変形するように構成されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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