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公開番号
2025054492
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-08
出願番号
2023163555
出願日
2023-09-26
発明の名称
車両用変速機
出願人
株式会社SUBARU
代理人
弁理士法人筒井国際特許事務所
主分類
F16D
23/06 20060101AFI20250331BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】変速操作時における操作力の伝達効率を高める。
【解決手段】車両用変速機は、回転軸に取り付けられるハブと、前記ハブに噛み合う内スプラインを備えるスリーブと、前記回転軸に回転可能に取り付けられる変速ギヤと、を有する。前記車両用変速機は、前記変速ギヤに軸方向に移動可能に取り付けられ、前記内スプラインに噛み合う締結位置と前記内スプラインから外れる解放位置とに移動するスライド回転体を有する。前記車両用変速機は、前記スライド回転体に取り付けられ、前記スライド回転体を前記締結位置と前記解放位置とに移動させるシフトフォークを有する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
回転軸に取り付けられるハブと、
前記ハブに噛み合う内スプラインを備えるスリーブと、
前記回転軸に回転可能に取り付けられる変速ギヤと、
前記変速ギヤに軸方向に移動可能に取り付けられ、前記内スプラインに噛み合う締結位置と前記内スプラインから外れる解放位置とに移動するスライド回転体と、
前記スライド回転体に取り付けられ、前記スライド回転体を前記締結位置と前記解放位置とに移動させるシフトフォークと、
を有する、
車両用変速機。
続きを表示(約 730 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の車両用変速機において、
前記スライド回転体と前記スリーブとの間に配置され、前記スライド回転体のアウタコーン面に対向するインナコーン面が形成されるシンクロナイザリングを有する、
車両用変速機。
【請求項3】
請求項2に記載の車両用変速機において、
前記ハブに傾動可能に取り付けられるレバーを有し、
前記レバーは、
前記ハブに第1スプリングを介して連結される第1端部と、
前記シンクロナイザリングに第2スプリングを介して連結される第2端部と、
前記第1端部と前記第2端部との間に設けられ、前記スライド回転体に接触する力点部と、
前記第1端部と前記力点部との間に設けられ、前記ハブに傾動可能に取り付けられる支点部と、
を備えている、
車両用変速機。
【請求項4】
請求項1に記載の車両用変速機において、
前記変速ギヤと前記スライド回転体との一方には、係合穴が形成されており、
前記変速ギヤと前記スライド回転体との他方には、前記係合穴に挿入される係合ピンが設けられている、
車両用変速機。
【請求項5】
請求項1に記載の車両用変速機において、
前記回転軸に回転可能に取り付けられる第2変速ギヤと、
前記スリーブに取り付けられる第2シフトフォークと、
を有し、
前記第2シフトフォークは、前記スリーブを前記第2変速ギヤの凸部に噛み合せる締結位置と、前記スリーブを前記第2変速ギヤの前記凸部から外す解放位置と、に移動させる、
車両用変速機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、車両用変速機に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
自動車等の車両は、駆動輪にエンジン動力を伝達するため、平行軸式の手動変速機や自動変速機を有している。平行軸式の手動変速機や自動変速機は、複数の駆動ギヤが設けられる入力軸と、複数の従動ギヤが設けられる出力軸と、を有している。駆動ギヤと従動ギヤとは互いに噛み合って複数の変速ギヤ列を構成しており、変速ギヤ列はシンクロメッシュ機構等のクラッチ機構によって動力伝達状態に切り替えられる(特許文献1-3参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特公昭46-21522号公報
特許第3284495公報
特開2017-32044号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
シンクロメッシュ機構等のクラッチ機構は、スリーブを軸方向の一方または他方に移動させることにより、選択された変速ギヤ列を動力伝達状態に切り替えている。また、スリーブには円弧状のシフトフォークが取り付けられており、シフトフォークにはフォークロッドを介してシフタが連結されている。一般的に、シフタとスリーブとの動作方向は互いに一致しているが、変速ギヤ列の配置によってはシフタとスリーブとの動作方向が互いに逆向きになる場合がある。この場合には、シフタとスリーブとの動作方向を互いに一致させるため、フォークロッドに対してレバー等からなる反転機構を組み込む必要がある。このように、フォークロッドに対して反転機構を組み込むことは、変速操作時における操作力の伝達効率を低下させる要因であるため、操作力の伝達効率を高めることが求められている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示によれば、車両用変速機は、回転軸に取り付けられるハブと、前記ハブに噛み合う内スプラインを備えるスリーブと、前記回転軸に回転可能に取り付けられる変速ギヤと、を有する。前記車両用変速機は、前記変速ギヤに軸方向に移動可能に取り付けられ、前記内スプラインに噛み合う締結位置と前記内スプラインから外れる解放位置とに移動するスライド回転体を有する。前記車両用変速機は、前記スライド回転体に取り付けられ、前記スライド回転体を前記締結位置と前記解放位置とに移動させるシフトフォークを有する。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、変速操作時における操作力の伝達効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本開示の一実施形態である車両用変速機を備えた車両の一例を示す図である。
トランスミッションの内部構造を示す図である。
トランスミッションの操作系を示す図である。
図2の矢印A方向から操作系の一部を示す図である。
第5速および後退用の切替機構を示す図である。
第5速および後退用の切替機構を示す図である。
第5速および後退用の切替機構を示す図である。
第5速および後退用の切替機構を示す図である。
切替機構に設けられるレバーおよびその近傍を示す図である。
切替機構に設けられるレバーおよびその近傍を示す図である。
切替機構に設けられるレバーおよびその近傍を示す図である。
切替機構に設けられるレバーおよびその近傍を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本開示の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の説明において、同一または実質的に同一の構成や要素については、同一の符号を付して繰り返しの説明を省略する。
【0009】
<パワーユニット>
図1は本開示の一実施形態であるトランスミッション(車両用変速機)10を備えた車両11の一例を示す図である。図1に示すように、車両11は、エンジン12およびトランスミッション10からなるパワーユニット13を有している。トランスミッション10はフロントデファレンシャル機構14を備えており、フロントデファレンシャル機構14は駆動輪である前輪15に連結されている。図示するパワーユニット13は、前輪駆動用のパワーユニット13であるが、これに限られることはなく、後輪駆動用や全輪駆動用のパワーユニットであっても良い。
【0010】
<トランスミッションの変速ギヤ列>
図2はトランスミッション10の内部構造を示す図である。図2に示すように、トランスミッション10は、入力軸16とこれに平行となる出力軸17とを有している。入力軸16は入力クラッチ18を介してエンジン12に連結されており、出力軸17はフロントデファレンシャル機構14を介して前輪15に連結されている。また、入力軸16には、駆動ギヤ21a,22a,25a,27aが回転可能に取り付けられており、駆動ギヤ23a,24a,26aが固定されている。さらに、出力軸17には、従動ギヤ21b,22b,25b,27bが固定されており、従動ギヤ23b,24b,26bが回転可能に取り付けられている。
(【0011】以降は省略されています)
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