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公開番号
2025067597
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-24
出願番号
2023177698
出願日
2023-10-13
発明の名称
車両の運転支援装置
出願人
株式会社SUBARU
代理人
インフォート弁理士法人
,
弁理士法人イトーシン国際特許事務所
主分類
B60W
30/08 20120101AFI20250417BHJP(車両一般)
要約
【課題】マニュアルトランスミッションを搭載した車両にエンジンストールが発生した場合においても、適切な衝突回避制御を実現することができる車両の運転支援装置を提供する。
【解決手段】走行_ECU14は、障害物に対する衝突回避制御を含む運転支援制御の実行中において、エンジン5にエンジンストールが発生したとき、運転支援制御に対するキャンセル要求を行う。但し、走行_ECU14は、衝突回避制御の実行中にエンジンストールが発生したとき、エンジンストールが発生してから自車両Oが停止するまでの間、運転支援制御に対するキャンセル要求を一時待機させる。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
マニュアルトランスミッションを変速機として搭載した車両の運転支援装置であって、
車外の走行環境情報を認識する走行環境認識手段と、
前記走行環境情報に基づいて、障害物に対する衝突回避制御を含む運転支援制御を行う運転支援制御手段と、
エンジンにエンジンストールが発生したか否かを判定するエンジンストール判定手段と、
前記エンジンストールが発生したとき、前記運転支援制御に対するキャンセル要求を行うキャンセル判定手段と、
前記衝突回避制御の実行中に前記エンジンストールが発生したとき、前記エンジンストールが発生してから自車両が停止するまでの間、前記運転支援制御に対するキャンセル要求を一時待機させる待機手段と、
を備えたことを特徴とする車両の運転支援装置。
続きを表示(約 620 文字)
【請求項2】
前記キャンセル判定手段は、前記エンジンストールの発生後に前記エンジンが再始動したとき、前記キャンセル要求を解除することを特徴とする請求項1に記載の車両の運転支援装置。
【請求項3】
前記運転支援制御に対する前記キャンセル要求がなされたとき、前記運転支援制御に対するキャンセル情報を表示手段に表示させる表示制御手段を備え、
前記表示制御手段は、前記キャンセル要求が一時待機されている間、前記キャンセル情報を前記表示手段に表示させないことを特徴とする請求項1に記載の車両の運転支援装置。
【請求項4】
マニュアルトランスミッションを変速機として搭載した車両の運転支援装置であって、
車外の走行環境情報を認識する走行環境認識ユニットと、
プロセッサと、
を備え、
前記プロセッサは、
前記走行環境情報に基づいて、障害物に対する衝突回避制御を含む運転支援制御を行い、
エンジンにエンジンストールが発生したか否かを判定し、
前記エンジンストールが発生したとき、前記運転支援制御に対するキャンセル要求を行い、
前記衝突回避制御の実行中に前記エンジンストールが発生したとき、前記エンジンストールが発生してから自車両が停止するまでの間、前記運転支援制御に対するキャンセル要求を一時待機させる、
ことを特徴とする車両の運転支援装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、マニュアルトランスミッションを変速機として搭載した車両の運転支援装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、自動車等の車両の分野においては、運転支援装置を搭載した車両が多く実用化されている。運転支援装置は、基本的には、追従車間距離制御(ACC:Adaptive Cruise Control)、及び、車線中央維持制御(ALKC:Active Lane Keep Centering)等を実行することにより、運転支援制御を実現する。
【0003】
さらに、運転支援装置は、運転支援制御の一環として、停止車両や歩行者等の障害物に対する衝突回避制御を、必要に応じて適宜実行する(例えば、特許文献1参照)。衝突回避制御には、衝突被害軽減ブレーキ制御(AEB:Automatic Emergency Braking)及び自動操舵回避制御(AES:Automatic Emergency Steering)等が含まれる。
【0004】
このような運転支援制御を精度よく実現するため、運転支援制御は、基本的には、車載の各種機器に何らかの故障が発生した際にキャンセルされる。ここで、オートマティックトランスミッション等を変速機として搭載した車両(以下、AT車と称す)においては、通常走行時にエンジンストールが発生することは稀である。このため、一般に、運転支援装置は、エンジンストールの発生をエンジンの故障と見做して運転支援制御をキャンセルする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2023-46596号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、マニュアルトランスミッションを変速機として搭載した車両(以下、MT車と称す)では、衝突回避制御中の急制動によって、エンジンストールの発生頻度が高くなることが想定される。従って、上述の運転支援制御のキャンセルを、そのままMT車の運転支援装置に適用すると、適切な衝突回避制御を実現することが困難となる虞がある。
【0007】
本発明は、マニュアルトランスミッションを搭載した車両にエンジンストールが発生した場合においても、適切な衝突回避制御を実現することができる車両の運転支援装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一態様による車両の運転支援装置は、マニュアルトランスミッションを変速機として搭載した車両の運転支援装置であって、車外の走行環境情報を認識する走行環境認識手段と、前記走行環境情報に基づいて、障害物に対する衝突回避制御を含む運転支援制御を行う運転支援制御手段と、エンジンにエンジンストールが発生したか否かを判定するエンジンストール判定手段と、前記エンジンストールが発生したとき、前記運転支援制御に対するキャンセル要求を行うキャンセル判定手段と、前記衝突回避制御の実行中に前記エンジンストールが発生したとき、前記エンジンストールが発生してから自車両が停止するまでの間、前記運転支援制御に対するキャンセル要求を一時待機させる待機手段と、を備えたものである。
【0009】
また、本発明の他態様による車両の運転支援装置は、マニュアルトランスミッションを変速機として搭載した車両の運転支援装置であって、車外の走行環境情報を認識する走行環境認識ユニットと、プロセッサと、を備え、前記プロセッサは、前記走行環境情報に基づいて、障害物に対する衝突回避制御を含む運転支援制御を行い、エンジンにエンジンストールが発生したか否かを判定し、前記エンジンストールが発生したとき、前記運転支援制御に対するキャンセル要求を行い、前記衝突回避制御の実行中に前記エンジンストールが発生したとき、前記エンジンストールが発生してから自車両が停止するまでの間、前記運転支援制御に対するキャンセル要求を一時待機させる。
【発明の効果】
【0010】
本発明の車両の運転支援装置によれば、マニュアルトランスミッションを搭載した車両にエンジンストールが発生した場合においても、適切な衝突回避制御を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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