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公開番号
2025062385
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-14
出願番号
2023171411
出願日
2023-10-02
発明の名称
車両のウォーターポンプ及びそれを備えた車両
出願人
株式会社SUBARU
代理人
弁理士法人太田特許事務所
主分類
F04D
29/66 20060101AFI20250407BHJP(液体用容積形機械;液体または圧縮性流体用ポンプ)
要約
【課題】キャビテーションを簡易な構成で回避することができる、車両のウォーターポンプ及びそれを備えた車両を提供する。
【解決手段】ポンプケースと、水を吸入する吸込口と、水を吐出する吐出口と、前記ポンプケース内に収容され羽根車と、を備え、前記羽根車は、回転中心となる軸部と、前記軸部を中心として周状に放射配置される複数の羽根部と、を具備する第一羽根車と、前記第一羽根車と前記ポンプケースとの間に、前記吸込口から前記吐出口へと流れる水の流体力で回転可能に配置される第二羽根車と、を含むことを特徴とする、車両のウォーターポンプ。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
ポンプケースと、水を吸入する吸込口と、水を吐出する吐出口と、前記ポンプケース内に収容される羽根車と、を備え、
前記羽根車は、
回転中心となる第一軸部と、前記第一軸部を中心として周状に放射配置される複数の羽根部と、を具備する第一羽根車と、
前記第一羽根車と前記ポンプケースとの間に、前記吸込口から前記吐出口へと流れる水の流体力で回転可能に配置される第二羽根車と、
を含むことを特徴とする、車両のウォーターポンプ。
続きを表示(約 240 文字)
【請求項2】
前記第二羽根車の回転中心が前記第一軸部と非連結状態である、請求項1に記載の車両のウォーターポンプ。
【請求項3】
前記第二羽根車はリング形状又は筒形状を有する、請求項1又は2に記載の車両のウォーターポンプ。
【請求項4】
前記第二羽根車は、その表面上に複数の凹部又は凸部を有する、請求項1又は2に記載の車両のウォーターポンプ。
【請求項5】
請求項1又は2に記載の車両のウォーターポンプを備えた車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は車両のウォーターポンプ及びそれを備えた車両に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ウォーターポンプが吸入ポートと吐出ポートとを連通するバイパス通路を備えると共に、当該バイパス通路が配管の内壁の接線方向に向かって冷却水が流入するように吸入ポートに接続される構成が開示される。
【0003】
特許文献2には、車両冷却装置において、サーモスタットのハウジング内に、メインバルブのシール面よりも下流側に導流壁が形成され、当該導流壁はウォーターポンプ内を流れる冷却水の回転方向と同一方向に傾斜して冷却水を導流させる構成が開示される。
【0004】
特許文献3には、遠心式ウォーターポンプの構成が開示される。具体的に、インペラとポンプケースと吸込口と吐出口を備え、インペラはインペラ軸部とインペラ軸部を中心として周状に囲む複数の羽根部を具備し、インペラを回転させ遠心力によって水を圧送する遠心式ウォーターポンプにおいて、インペラ軸部は、インペラの基部を底面として先細状に形成されるとともに、インペラ軸部の側面には、軸端部から前記羽根部に向かって放射状に溝部が形成される構成が開示される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2007-009851
特開2004-263586
特開2014-185614
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上述の文献に開示された車両に限られず、一般的に車両のウォーターポンプにおいて、羽根車の吸込口付近では、冷却水の流れの速度が速くなるために、冷却水の圧力が低下し、キャビテーションが発生する問題がある。
【0007】
また、キャビテーションによる気泡の発生消滅を繰り返すことで発生する衝撃波は、羽根車の羽根の表面をたたき、徐々に羽根車の表面を浸食するという懸念がある。
【0008】
本開示は、上記した課題を一例に鑑みて為されたものであり、上述したキャビテーションを簡易な構成で回避することができる、車両のウォーターポンプ及びそれを備えた車両を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するため、本開示の一実施形態における車両のウォーターポンプは、ポンプケースと、水を吸入する吸込口と、水を吐出する吐出口と、前記ポンプケース内に収容され羽根車と、を備え、前記羽根車は、回転中心となる軸部と、前記軸部を中心として周状に放射配置される複数の羽根部と、を具備する第一羽根車と、前記第一羽根車と前記ポンプケースとの間に、前記吸込口から前記吐出口へと流れる水の流体力で回転可能に配置される第二羽根車と、を含むことを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、キャビテーションを簡易な構成で回避すること可能な、車両のウォーターポンプ及びそれを備えた車両を提供できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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