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公開番号
2025037711
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-18
出願番号
2023144809
出願日
2023-09-06
発明の名称
弁
出願人
イーグル工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
F04C
18/02 20060101AFI20250311BHJP(液体用容積形機械;液体または圧縮性流体用ポンプ)
要約
【課題】流体が外部に漏出することを防止可能な弁を提供する。
【解決手段】吸入圧が作用する受圧体72と、吐出圧が作用する受圧体71と、制御圧が作用する受圧体73と、を有する、スクロール圧縮機C用の弁V1であって、受圧体72,73は可撓材75を用いた受圧面Bまたは可撓材77を用いた受圧面Cを有しており、可撓材75,77で区画される空間S5が外気に対して密封されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
吸入圧が作用する受圧体と、吐出圧が作用する受圧体と、制御圧が作用する受圧体と、を有する、スクロール圧縮機用の弁であって、
少なくとも一つの前記受圧体は可撓材を用いた受圧面を有しており、
前記可撓材で区画される空間が外気に対して密封されている弁。
続きを表示(約 200 文字)
【請求項2】
2つの前記受圧体は前記可撓材を用いた受圧面を有し、これら2つの受圧体の間が前記空間である請求項1に記載の弁。
【請求項3】
前記空間は真空である請求項2に記載の弁。
【請求項4】
前記空間には流体が封入されている請求項2に記載の弁。
【請求項5】
前記空間の圧力を調整する内圧調整手段が設けられている請求項4に記載の弁。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、弁、例えば流体の流量を調整する弁に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
様々な産業分野で利用されている圧縮機の一つにスクロール圧縮機があり、この種の圧縮機は、圧縮効率が高いだけではなく、低騒音であることから、例えば冷凍サイクル等多岐に利用されている。
【0003】
スクロール圧縮機は、渦巻状のラップを備える固定スクロールと、渦巻状のラップを備える可動スクロールとからなるスクロール圧縮機構、回転軸に取付けられ可動スクロールを偏心回転させる偏心機構等を備え、可動スクロールを固定スクロールに対して偏心回転を伴わせながら相対摺動させることにより、両スクロールの外径側の低圧室から供給された冷媒である流体を加圧し、固定スクロールの中央に形成される吐出孔から高圧の冷媒を吐出させる構造となっている。
【0004】
この種のスクロール圧縮機は、スクロール圧縮機構により圧縮された冷媒が吐出される吐出室の圧力が高くなると、可動スクロールを固定スクロールから離間させる方向に力が作用する。
【0005】
そこで、吐出室に吐出された冷媒の一部を可動スクロールの背面側に設けた背圧室に供給して、可動スクロールを固定スクロールに向けて押すことで、両者が離間することを防止しているスクロール圧縮機が知られている。このようなスクロール圧縮機には、背圧室内の冷媒の一部を低圧室に排出することで可動スクロールが固定スクロールに過剰に押し付けられることを防止して、可動スクロールの円滑な動作を保てるようになっているものもある。これらのようなスクロール圧縮機では、背圧室内の圧力を調整するために弁を使用しているものがある。
【0006】
例えば、スクロール圧縮機に設けられている特許文献1の弁は、吸入圧(Ps)が作用する閉鎖部材セグメントと、高圧(Pd)が作用する閉鎖部材セグメントと、逆圧(Pb)が作用する閉鎖部材セグメントと、を備えている。
【0007】
吸入圧(Ps)が作用する閉鎖部材セグメントや逆圧(Pb)が作用する閉鎖部材セグメントは、ゴムを介してメンブレンハウジングに隙間が密封された状態で連結されている。これらの間の空間には、周囲圧力流体連結部が連通して大気が流出入可能となっている。吸入圧(Ps)が作用する閉鎖部材セグメントと逆圧(Pb)が作用する閉鎖部材セグメントは互いの近接方向に力を受けて当接されているため、当接状態が保たれている。
【0008】
吸入圧(Ps)が閉鎖部材セグメントの受圧面に作用して生じる力と、高圧(Pd)が閉鎖部材セグメントの受圧面に作用して生じる力と、ばね部材の付勢力と、逆圧(Pb)が閉鎖部材セグメントの受圧面に作用して生じる力とのバランスに応じて、高圧(Pd)が作用する閉鎖部材セグメントが開方向または閉方向に移動して弁開度が調整され、高圧流体連結部から逆圧流体連結部に流入する流体量を調整可能となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特開2018-536110号公報(第9頁、第4図)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
ところで、スクロール圧縮機が圧縮する流体には、環境負荷を与えうる虞があるものが使用されている場合があり、このようなスクロール圧縮機では該当流体の外部への漏出を抑止することが肝要となってくる。しかしながら、特許文献1のような弁にあっては、ゴムが経年劣化、ゴムが他物により損傷などすると、流体が周囲圧力流体連結部を通じて外部に漏出するという問題があった。
(【0011】以降は省略されています)
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