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公開番号
2025033141
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-13
出願番号
2023138655
出願日
2023-08-29
発明の名称
ドレン排出装置
出願人
株式会社フクハラ
代理人
個人
主分類
F04B
39/16 20060101AFI20250306BHJP(液体用容積形機械;液体または圧縮性流体用ポンプ)
要約
【課題】ドレン排出口が低い場合であっても、エアロックを起こし難く、ドレン排出性能を向上させることが可能なドレン排出装置を提供する。
【解決手段】ドレン排水管と、ドレントラップ部と、から成り、ドレン排水管は、2つの継手エルボと、2つの継手エルボの間を接続する接続管とを含み、一方の継手エルボは、該圧縮空気圧回路の機器のドレン排出口の直下にあり、他方の継手エルボは、ドレントラップのドレン入水部の上部にあり、接続管の一方の継手エルボ側の端部は他方の継手エルボ側の端部に対して、水平から5度以上の仰角を持っており、ドレン排水管の内径は、すべての位置で、直径14mm以上である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
圧縮空気圧回路内のドレン水を排出するドレン排出装置において、
ドレン排水管と、ドレントラップ部と、から成り、
該ドレン排水管は、2つの継手エルボと、2つの継手エルボの間を接続する接続管とを含み、
一方の該継手エルボは、該圧縮空気圧回路の機器のドレン排出口の直下にあり、
他方の該継手エルボは、該ドレントラップ部のドレン入水部の上部にあり、
該接続管の該圧縮空気圧回路の機器側の端部は、該ドレントラップ側の端部に対して、水平から5度以上の仰角を持っており、
該ドレン排水管の内径は、すべての位置で、直径14mm以上であることを特徴とするドレン排出装置。
続きを表示(約 290 文字)
【請求項2】
前記継手エルボの角度は、少なくとも95度あることを特徴とする請求項1に記載のドレン排出装置。
【請求項3】
前記継手エルボの角度は、90度であり、前記接続管は、2箇所に曲げ部がある曲管であることを特徴とする請求項1に記載のドレン排出装置。
【請求項4】
前記圧縮空気圧回路の機器は、エアタンクであることを特徴とする請求項1に記載のドレン排出装置。
【請求項5】
前記ドレントラップ部は、水位センサによりドレン排出を調整する水位センサ付ドレントラップであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のドレン排出装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ドレン排出装置に関し、詳しくは、エアタンクの下部のドレン排出口から底板までの距離が短い場合に、ドレンをスムーズに流す技術に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、エアコンプレッサなどに組み込まれているエアタンク下部のドレン排出口からコンプレッサ本体ケース底板までの距離は短い場合があり、その場合、通常90度エルボを取付け、そこから水平に本体ケース側面まで配管パイプで伸ばす構造とすることが多い。そうすると、水平部分でドレンが滞留し、エアロックとなることがあった。
また、エアロックを回避する方法として、電気式に、定期的に自動排出させるドレントラップを使用する方法がある。
しかしながら、ドレンが無い場合にも、定期的に排出するため、無駄にエアも排出することになっていた。当現象を回避するため水位センサをドレントラップに内蔵したトラップもあるが、その場合、エアロックが発生すると、水位センサが正常に働かず排出不良となるおそれがあった。
そこで、ドレン排出口が低い場合であっても、エアロックを起こしにくい構造が求められていた。
【0003】
このような問題に対して、従来からも様々な技術が提案されている。例えば、自動的にドレンを排出する装置(特許文献1参照)が出願人によって提案され、公知技術となっている。より詳しくは、圧縮空気を作り出すエアコンプレッサと圧縮からドレンを発生させるエアタンクと圧縮空気によってドレンを送り出すドレン排出弁とドレンを清水にするドレン処理装置より構成されている自動ドレン排出装置において、発生したドレンをドレン排出弁から送り出すためのドレンセンサの情報を得られるように、エアタンクからドレン排出弁の間までの何れかの位置にドレンセンサを配設し、ドレンをドレン処理装置内で移動させるために一定の時間の間圧縮空気を引き続いて送り出す制御部を配設している。
【0004】
しかしながら、ドレン排出のために、短時間ではあるが、定期的に、圧縮空気を排出しなければならず、圧縮空気の利用効率を下げるものとなっており、エアロックは起こしにくいものの、効率的なドレン排出が出来ず、本課題を解決することが出来ない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第3498260号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、上記問題点に鑑み、ドレン排出口が低い場合であっても、エアロックを起こし難く、ドレン排出性能を向上させることが可能なドレン排出装置を提供することを課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明は、ドレン排水管と、ドレントラップ部と、から成り、ドレン排水管は、2つの継手エルボと、2つの継手エルボの間を接続する接続管とを含み、一方の継手エルボは、該圧縮空気圧回路の機器のドレン排出口の直下にあり、他方の継手エルボは、ドレントラップのドレン入水部の上部にあり、接続管の圧縮空気圧回路の機器側の端部は、ドレントラップ側の端部に対して、水平から5度以上の仰角を持っており、ドレン排水管の内径は、すべての位置で、直径14mm以上である手段を採る。
【0008】
また、本発明は、継手エルボの角度は、少なくとも95度ある手段を採る。
【0009】
さらに、本発明は、継手エルボの角度は、90度であり、接続管は、2箇所に曲げ部がある曲管である手段を採る。
【0010】
またさらに、本発明は、圧縮空気圧回路の機器は、エアタンクである手段を採る。
(【0011】以降は省略されています)
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