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公開番号
2025083674
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-02
出願番号
2023197188
出願日
2023-11-21
発明の名称
羽根車
出願人
Next Innovation合同会社
代理人
主分類
F04D
29/32 20060101AFI20250526BHJP(液体用容積形機械;液体または圧縮性流体用ポンプ)
要約
【課題】簡易な構造によって、全体構造を大型させることなく、回転駆動源の冷却効果を向上させることを可能とする手段を提供する。
【解決手段】回転駆動源の回転軸に連結される回転中心体と、上記回転中心体を囲繞するリムと、上記回転中心体と上記リムとの間に配される複数の第一羽根と、上記リムの外側に配される複数の第二羽根と、を有し、上記リムの内径が上記回転駆動源の外寸以上である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
回転駆動源の回転軸に連結される回転中心体と、
上記回転中心体を囲繞するリムと、
上記回転中心体と上記リムとの間に配される複数の第一羽根と、
上記リムの外側に配される複数の第二羽根と、を有し、
上記リムの内径が上記回転駆動源の外寸以上であることを特徴とする羽根車。
続きを表示(約 480 文字)
【請求項2】
前記第一羽根は、前記回転駆動源と対向することを特徴とする請求項1記載の羽根車。
【請求項3】
前記第一羽根の数が前記第二羽根の数以上であることを特徴とする請求項1記載の羽根車。
【請求項4】
前記第一羽根は、前記回転中心体の軸心を中心として、前記回転中心体とリムとの間で略放射状に延びていることを特徴とする請求項1記載の羽根車。
【請求項5】
前記第一羽根によって送られる流体が、前記リムの内側を通過して前記回転駆動源に直接当たるように構成されることを特徴とする請求項1記載の羽根車。
【請求項6】
前記リムは、前記回転駆動源に対して軸方向及び/又は径方向に間隙を存して配され、
前記第一羽根車の回転により、前記リムに流入して前記リムと前記回転駆動源との間隙から排出される流動を発生させ、該流動によって前記回転駆動源を冷却することを特徴とする請求項1記載の羽根車。
【請求項7】
前記リムは、前記回転駆動源を囲繞することを特徴とする請求項1記載の羽根車。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、羽根車に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、空気調和機の室外ユニットの送風機に軸流ファンが取り付けられていることが知られている(例えば、特許文献1参照)。このような軸流ファンは、円筒体の内側と外側とにそれぞれ異なる羽根を設けており、軸流ファンの前方への送風性能の向上を図っている。このような軸流ファンの羽根形状は、室外ユニットの送風機に限らず、扇風機、換気扇、暖房器具等、空気を送り出す機器の送風部の軸流ファンとしても用いることができるものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平5-106592号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した特許文献1に記載された軸流ファン等は、羽根を回転させるためのモータが連続運転や高速回転等を行うと、過度な負荷が掛かって発熱してそれが故障の原因となっている。そこで発熱の抑制のためにモータの冷却構造が必要となっていた。冷却する方法としては、例えばモータを覆う外装にスリット等を設けて外気が軸流ファン側に流入し得るように構成し、或いはモータの近傍に空冷のための別のファンを設けてモータに向けて送風する方法、その他モータの外装にヒートシンクを設ける方法等があるが、外装にスリット等を設けた場合、冷却効果が低いためモータに高負荷が掛かる状況では発熱による故障を防ぐことができないという問題がある。またモータの近傍に空冷のための別のファンを設けた場合、冷却効果が高いが装置が大型化してしまう、またモータの外装にヒートシンクを設ける場合もモータ周りが大きくなり、広いモータの設置空間が必要となるという問題がある。
【0005】
本発明は、上記問題点に鑑みて本発明者の鋭意研究により成されたものであり、簡易な構造によって、全体構造を大型させることなく、回転駆動源の冷却効果を向上させることを可能とする手段を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の羽根車は、回転駆動源の回転軸に連結される回転中心体と、上記回転中心体を囲繞するリムと、上記回転中心体と上記リムとの間に配される複数の第一羽根と、上記リムの外側に配される複数の第二羽根と、を有し、上記リムの内径が上記回転駆動源の外寸以上であることを特徴とする。
【0007】
また、本発明の羽根車は、前記第一羽根が前記回転駆動源と対向することを特徴とする。
【0008】
また、本発明の羽根車は、前記第一羽根の数が前記第二羽根の数以上であることを特徴とする。
【0009】
また、本発明の羽根車は、前記第一羽根が前記回転中心体の軸心を中心として、前記回転中心体とリムとの間で略放射状に延びていることを特徴とする。
【0010】
また、本発明の羽根車は、前記第一羽根によって送られる流体が、前記リムの内側を通過して前記回転駆動源に直接当たるように構成されることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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