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公開番号2025051939
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-07
出願番号2023160705
出願日2023-09-25
発明の名称情報処理装置、コミュニケーションシステム、情報処理方法およびプログラム
出願人株式会社リコー
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H04L 51/04 20220101AFI20250328BHJP(電気通信技術)
要約【課題】コミュニケーションの場を設定して交流を容易にすることができる情報処理装置、コミュニケーションシステム、情報処理方法およびプログラムを提供する。
【解決手段】第1利用者が利用する第1端末、および複数の第2利用者がそれぞれ利用する複数の第2端末と通信する情報処理装置であって、第1利用者の第1端末に対する操作に応じて、交流の対象となる第2利用者の組み合わせを設定する設定部と、設定部により設定された組み合わせに係る第2利用者同士が会話を行うための仮想領域を生成する生成部と、設定部により設定された組み合わせに係るそれぞれの第2利用者の第2端末に対して、生成部により生成された仮想領域において交流を促す旨を通知する通知部と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
第1利用者が利用する第1端末、および複数の第2利用者がそれぞれ利用する複数の第2端末と通信する情報処理装置であって、
前記第1利用者の前記第1端末に対する操作に応じて、交流の対象となる前記第2利用者の組み合わせを設定する設定部と、
前記設定部により設定された前記組み合わせに係る前記第2利用者同士が会話を行うための仮想領域を生成する生成部と、
前記設定部により設定された前記組み合わせに係るそれぞれの前記第2利用者の前記第2端末に対して、前記生成部により生成された前記仮想領域において交流を促す旨を通知する通知部と、
を備えた情報処理装置。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記設定部は、さらに、前記第1利用者の前記第1端末に対する操作に応じて、前記組み合わせに係るそれぞれの前記第2利用者の前記第2端末に対して前記交流を促す旨を通知するスケジュールを設定し、
前記通知部は、前記設定部により設定された前記スケジュールに従って、前記組み合わせに係るそれぞれの前記第2利用者の前記第2端末に対して前記交流を促す旨を通知する請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記第2利用者の前記第2端末に対する操作に応じて、該第2利用者の自己紹介情報を入力するための画面を該第2端末に表示させる表示制御部と、
前記画面で入力された前記自己紹介情報を登録する登録部と、
をさらに備えた請求項1または2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記生成部により生成された前記仮想領域における前記第2利用者同士の会話の結果に基づいて、該第2利用者同士の関係性を集計する集計部と、
前記集計部により集計された前記関係性を、該関係性に対応する前記第2利用者の前記第2端末に表示させる表示制御部と、
をさらに備えた請求項1または2に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記通知部は、前記集計部により集計された前記関係性に応じて、前記第2端末に対して前記交流を促す旨を通知する請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記集計部は、前記仮想領域における前記第2利用者同士の会話の結果に基づいて、該第2利用者同士の交流の増減を集計し、
前記表示制御部は、前記集計部により集計された前記交流の増減を、前記第1端末に表示させる請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項7】
第1利用者が利用する第1端末と、複数の第2利用者がそれぞれ利用する複数の第2端末と、前記第1端末および前記複数の第2端末と通信する情報処理装置と、を含むコミュニケーションシステムであって、
前記情報処理装置は、
前記第1利用者の前記第1端末に対する操作に応じて、交流の対象となる前記第2利用者の組み合わせを設定する設定部と、
前記設定部により設定された前記組み合わせに係る前記第2利用者同士が会話を行うための仮想領域を生成する生成部と、
前記設定部により設定された前記組み合わせに係るそれぞれの前記第2利用者の前記第2端末に対して、前記生成部により生成された前記仮想領域において交流を促す旨を通知する通知部と、
を備えたコミュニケーションシステム。
【請求項8】
第1利用者が利用する第1端末、および複数の第2利用者がそれぞれ利用する複数の第2端末と通信する情報処理装置の情報処理方法であって、
前記第1利用者の前記第1端末に対する操作に応じて、交流の対象となる前記第2利用者の組み合わせを設定する設定ステップと、
設定した前記組み合わせに係る前記第2利用者同士が会話を行うための仮想領域を生成する生成ステップと、
設定した前記組み合わせに係るそれぞれの前記第2利用者の前記第2端末に対して、生成した前記仮想領域において交流を促す旨を通知する通知ステップと、
を有する情報処理方法。
【請求項9】
第1利用者が利用する第1端末、および複数の第2利用者がそれぞれ利用する複数の第2端末と通信するコンピュータに、
前記第1利用者の前記第1端末に対する操作に応じて、交流の対象となる前記第2利用者の組み合わせを設定する設定ステップと、
設定した前記組み合わせに係る前記第2利用者同士が会話を行うための仮想領域を生成する生成ステップと、
設定した前記組み合わせに係るそれぞれの前記第2利用者の前記第2端末に対して、生成した前記仮想領域において交流を促す旨を通知する通知ステップと、
を実行させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、コミュニケーションシステム、情報処理方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
近年のIT環境の発達により、場所を選ばず働くことができるリモートワークが浸透することに伴い、コミュニケーションもリモートで行うことが定着化しつつある。リモートワークの浸透に伴うコミュニケーションのリモート化は、それまでの既存メンバーにとっては物理的距離の変化以外の変化が少ないため、影響も小さい。一方、コミュニケーションのリモート化により、組織メンバーのことを十分把握していない新たに組織に加わった新規メンバーが、既存メンバーへのコミュニケーションを図るために用いるツールについて変化が生じている。
【0003】
例えば、従来、新規メンバーと既存メンバーとの人間関係は、各メンバーの実際の居室等の共有空間における表情、口調、振る舞い等の雰囲気を拠り所にして、各メンバーの特徴を把握し、接触しやすそうなメンバーから接触を開始することが多かった。そして、その積み重ねの試行錯誤によって、つながりの実感および組織のメンバーの一員として認識されていくという流れで構築されることが多かった。しかし、コミュニケーションのリモート化の定着により、「実際の共有空間における雰囲気を拠り所にしたメンバーの把握」という従来の関係構築の方法は、「コミュニケーションツールによる視聴覚を通じた把握」という方法に変わりつつあることに伴い、誰に接触するかの判断材料が変わった、または乏しくなった環境下で、新規メンバーは、コミュニケーションの場も別途設定しなければならなくなった。
【0004】
上述のようなリモート化に伴うコミュニケーションに関する支援技術として、第1ユーザのユーザ情報に基づいて第2ユーザとの交流に関する支援情報を第1ユーザに提示することにより、ユーザ間の交流を適切に支援する技術が開示されている(例えば特許文献1)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載された技術は、単に交流に関する支援情報を提示するのみであり、各メンバーには実際にコミュニケーションの場が設定されるものではないため、コミュニケーションの十分なインセンティブを与えるものではないという問題がある。
【0006】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、コミュニケーションの場を設定して交流を容易にすることができる情報処理装置、コミュニケーションシステム、情報処理方法およびプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、第1利用者が利用する第1端末、および複数の第2利用者がそれぞれ利用する複数の第2端末と通信する情報処理装置であって、前記第1利用者の前記第1端末に対する操作に応じて、交流の対象となる前記第2利用者の組み合わせを設定する設定部と、前記設定部により設定された前記組み合わせに係る前記第2利用者同士が会話を行うための仮想領域を生成する生成部と、前記設定部により設定された前記組み合わせに係るそれぞれの前記第2利用者の前記第2端末に対して、前記生成部により生成された前記仮想領域において交流を促す旨を通知する通知部と、を備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、コミュニケーションの場を設定して交流を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態に係るコミュニケーションシステムの全体構成の一例を示す図である。
図2は、実施形態に係るサーバ等のハードウェア構成の一例を示す図である。
図3は、実施形態に係るサーバの機能ブロックの構成の一例を示す図である。
図4は、マッチングリスト画面の一例を示す図である。
図5は、自己紹介カード作成画面の一例を示す図である。
図6は、コミュニケーション画面の一例を示す図である。
図7は、自己紹介カード一覧画面の一例を示す図である。
図8は、コミュニケーション結果画面の一例を示す図である。
図9は、レコメンド画面の一例を示す図である。
図10は、管理者用コミュニケーション結果画面の一例を示す図である。
図11は、実施形態に係るコミュニケーションシステムの全体動作の流れの一例を示すシーケンス図である。
図12は、実施形態に係るコミュニケーションシステムの自己紹介カードの作成動作の流れの一例を示すシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、図面を参照しながら、本発明に係る情報処理装置、コミュニケーションシステム、情報処理方法およびプログラムの実施形態を詳細に説明する。また、以下の実施形態によって本発明が限定されるものではなく、以下の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想到できるもの、実質的に同一のもの、およびいわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、以下の実施形態の要旨を逸脱しない範囲で構成要素の種々の省略、置換、変更および組み合わせを行うことができる。
(【0011】以降は省略されています)

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