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公開番号
2025050514
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-04
出願番号
2023159352
出願日
2023-09-25
発明の名称
ステアリングハンドル
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人YKI国際特許事務所
主分類
B62D
1/04 20060101AFI20250328BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】アクセル部を親指とその他の指との複数の指で操作することにより、指への負担が軽減でき、また、微細なアクセル操作ができるアクセル機能を備えるステアリングハンドルを実現する。
【解決手段】ステアリングハンドルは、円柱状の把持部12と、前記把持部12を軸としてその周囲に回動可能に取り付けられた略円筒形状のアクセル部14であって、車両の加減速を操作可能なアクセル部14と、を備え、前記アクセル部14は、円筒の外側方向に一部が延長して形成されてドライバの親指で押圧操作される主面16と、前記アクセル部14の外周面において前記主面16とは反対側の面に設けられて前記親指以外の指の係止状態で操作される指止め部18と、を有し、前記ドライバの前記主面16および前記指止め部18の操作により前記アクセル部14が回動する、ことを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
円柱状の把持部と、
前記把持部を軸としてその周囲に回動可能に取り付けられた略円筒形状のアクセル部であって、車両の加減速を操作可能なアクセル部と、
を備え、
前記アクセル部は、
円筒の外側方向に一部が延長して形成されてドライバの親指で押圧操作される主面と、
前記アクセル部の外周面において前記主面とは反対側の面に設けられて前記親指以外の指の係止状態で操作される指止め部と、
を有し、
前記ドライバの前記主面および前記指止め部の操作により前記アクセル部が回動する、
ことを特徴とするステアリングハンドル。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、アクセル機能を備えるステアリングハンドルに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、手動でアクセル操作可能な操作部をステアリングハンドルの近傍に設けた車両が提案されている。このような構造は、足でのアクセル操作が不要であるため、足を怪我したドライバや足が不自由なドライバが運転する福祉車両に適用されることがある。また、このような構造は、アクセルペダルとブレーキペダルとが足元に配置されている構造に比べて、目視困難を原因としたペダルの踏み間違えを抑止できる、足元のスペースを広く確保できる、運転姿勢の制限が緩和できる、などの利点があるため、一般車両に適用しても有効である。
【0003】
特許文献1には、ドライバが手動で車両のアクセル操作をする操作部を操舵用把持部の近傍に設けた運転補助装置が開示されている。この運転補助装置においては、ドライバが操舵用把持部を握ったまま、その手の指で操作部を押し込むことでアクセル操作を行う。この運転補助装置の構成によると、操作部とステアリングホイールのスポーク部などとが干渉することはないため、操作部をしっかりと押し込むことができ、容易にアクセル操作可能とされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-203602号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、手動でアクセル操作可能な操作部をステアリングハンドルの近傍に設けた車両の中には、ドライバが右手でステアリングハンドルに設けられたノブを把持してハンドル操作をし、左手でアクセルおよびブレーキ機能を設けたレバーを把持してアクセル操作をする構造の車両がある。また、ドライバがステアリングハンドルを両手で把持し、その手の親指で操作部を押し込むことでアクセル操作をする構造の車両がある。これらの車両は、アクセルとブレーキとの同時操作ができないという点で改善の余地がある。また、これらの車両を長時間運転する場合、ドライバに負担がかかり易い。特に、親指の操作のみでアクセル操作を行う構造においては、親指への負担が増大する。さらに、安定した走行やスムーズな加減速のために要求される微細なアクセル操作を親指の操作のみで実現するのは容易ではない。
【0006】
そこで、本明細書では、ドライバがアクセル部を備えるステアリングハンドルを把持しつつアクセル部を親指とその他の指との複数の指で操作することにより、指への負担が軽減でき、また、微細なアクセル操作ができるステアリングハンドルを実現する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本明細書で開示するステアリングハンドルは、円柱状の把持部と、前記把持部を軸としてその周囲に回動可能に取り付けられた略円筒形状のアクセル部であって、車両の加減速を操作可能なアクセル部と、を備え、前記アクセル部は、円筒の外側方向に一部が延長して形成されてドライバの親指で押圧操作される主面と、前記アクセル部の外周面において前記主面とは反対側の面に設けられて前記親指以外の指の係止状態で操作される指止め部と、を有し、前記ドライバの前記主面および前記指止め部の操作により前記アクセル部が回動する、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明で開示のステアリングハンドルによれば、ドライバの親指で押圧操作される主面と、親指以外の指の係止状態で操作される指止め部と、を有するアクセル部の回動により車両の加減速を操作するため、親指のみでアクセル部を操作する場合に比べて、指の負担が軽減でき、また、微細なアクセル操作ができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
ステアリングハンドルをドライバ側かつ左側から見た概略斜視図である。
図1のアクセル部の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照してステアリングハンドルについて説明する。なお、各図において、「Fr」、「Up」、および、「Rh」は、それぞれ、車両前方、上方、および、右側方を示している。
(【0011】以降は省略されています)
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