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公開番号2025049719
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-04
出願番号2023158084
出願日2023-09-22
発明の名称液体収容容器
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B41J 2/175 20060101AFI20250327BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】落下による液体の漏出を抑制する液体収容容器を提供すること。
【解決手段】カートリッジ4Aは、液体をプリンター1に供給する液体供給部442を備え、液体供給部442が配設された第1壁48と、第1壁48の一端と交差する第2壁47と、第1壁48および第2壁47の内側に配設され、液体供給部442と連通する液体収容部450と、第1壁48の外側に取り付けられ、液体供給部442に対応する挿入開口部446を有するアダプター402と、を備え、第2壁47は、第1壁48より面積が小さく、アダプター402は、液体収容部450から外部に向かう第1方向において、第2壁47より突出する突出部470を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
液体をプリンターに供給するための液体供給部を備えた液体収容容器であって、
前記液体供給部が長手方向における中心と一端との間に配設された第1壁と、
前記第1壁の前記一端と交差する第2壁と、
前記第1壁および前記第2壁の内側に配設され、前記液体供給部と連通する液体収容部と、
前記第1壁の外側に取り付けられ、前記液体供給部に対応する開口を有するアダプターと、を備え、
前記第2壁は、前記第1壁より面積が小さく形成されており、
前記アダプターは、前記第2壁と直交し、前記液体収容部の側から外部に向かう第1方向において、前記第2壁より突出する突出部を備えた、
液体収容容器。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
液体をプリンターに供給するための液体供給部と、前記液体供給部に連通する液体収容部と、を備えた液体収容容器であって、
前記液体供給部が長手方向における中心と一端との間に配設された第1壁と、
前記第1壁の前記一端と交差する第2壁と、
前記第1壁および前記第2壁と交差し、且つ、前記第2壁を挟んで互いに対向する一対の第3壁と、を有し、
前記第1壁、前記第2壁、および一対の前記第3壁の内側に前記液体収容部が配設され、
前記第1壁、前記第2壁、および一対の前記第3壁の少なくとも一部に衝撃吸収部が配設され、
前記衝撃吸収部は、前記第1壁および前記第3壁の少なくとも一部に配設される場合に、前記長手方向において前記第1壁の中心位置から前記一端の位置までの領域に配設される、
液体収容容器。
【請求項3】
請求項2に記載の液体収容容器であって、
前記第2壁は、前記第1壁および前記第3壁より面積が小さく形成されており、
前記衝撃吸収部は、前記第2壁に配設された
液体収容容器。
【請求項4】
請求項3に記載の液体収容容器であって、
前記第2壁は、
前記第2壁の周縁部に沿って形成された凹部と、
前記凹部に囲まれた中央壁部と、
前記凹部と前記中央壁部とをつなぎ、断面形状が円弧状の湾曲部と、を有し、
前記衝撃吸収部は、前記凹部と前記湾曲部とを含む、
液体収容容器。
【請求項5】
請求項4に記載の液体収容容器であって、
前記湾曲部は、前記中央壁部と直交し、前記液体収容部の側から外部に向かう第1方向において、前記中央壁部より突出する凸部を有する、
液体収容容器。
【請求項6】
請求項4または請求項5に記載の液体収容容器であって、
前記凹部は、前記中央壁部よりも前記液体収容部の内部側に後退した外縁部を有する、
液体収容容器。
【請求項7】
請求項2または請求項3に記載の液体収容容器であって、
前記第1壁および前記第3壁の前記領域に、前記衝撃吸収部が配設され、
前記衝撃吸収部は、前記第2壁と前記第3壁との境界に沿う方向と平行に延びる溝部を有する、
液体収容容器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、液体収容容器に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、印刷装置へインクなどの液体を供給する液体収容容器が知られていた。このような液体収容容器には、印刷装置へ液体を供給するための液体供給部が備わる。例えば、特許文献1には、液体収容容器として、印刷装置のカートリッジ装着部に挿入して用いるカートリッジが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-53794号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の液体収容容器では、以下のような場合に、液体供給部から液体が漏出する可能性があるという課題があった。詳しくは、印刷装置に対して液体収容容器を装脱着する際や運搬時などに、液体収容容器を誤って落下させてしまう場合がある。従来の液体収容容器では、液体供給部が底壁の長手方向の一方に偏して配置されている。
【0005】
そのため、底壁と交差する側壁のうち、上記一方に近い方の側壁である後壁が下になるように落下すると、地面や床面などと後壁との衝突の衝撃が液体供給部へ伝播し易かった。特に、後壁は第1側壁や第2側壁と比べて表面積が小さいため、上記衝撃が分散され難くなっていた。落下の衝撃が液体供給部に伝わると、液体供給部から液体が漏れ出す可能性があった。すなわち、落下による液体の漏出を抑制する液体収容容器が求められていた。
【課題を解決するための手段】
【0006】
液体収容容器は、液体をプリンターに供給するための液体供給部を備えた液体収容容器であって、前記液体供給部が長手方向における中心と一端との間に配設された第1壁と、前記第1壁の前記一端と交差する第2壁と、前記第1壁および前記第2壁の内側に配設され、前記液体供給部と連通する液体収容部と、前記第1壁の外側に取り付けられ、前記液体供給部に対応する開口を有するアダプターと、を備え、前記第2壁は、前記第1壁より面積が小さく形成されており、前記アダプターは、前記第2壁と直交し、前記液体収容部の側から外部に向かう第1方向において、前記第2壁より突出する突出部を備える。
【0007】
液体収容容器は、液体をプリンターに供給するための液体供給部と、前記液体供給部に連通する液体収容部と、を備えた液体収容容器であって、前記液体供給部が長手方向における中心と一端との間に配設された第1壁と、前記第1壁の前記一端と交差する第2壁と、前記第1壁および前記第2壁と交差し、且つ、前記第2壁を挟んで互いに対向する一対の第3壁と、を有し、前記第1壁、前記第2壁、および一対の前記第3壁の内側に前記液体収容部が配設され、前記第1壁、前記第2壁、および一対の前記第3壁の少なくとも一部に衝撃吸収部が配設され、前記衝撃吸収部は、前記第1壁および前記第3壁の少なくとも一部に配設される場合に、前記長手方向において前記第1壁の中心軸位置から前記一端の位置までの領域に配設される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態に係るプリンターの構成を示す斜視図。
カートリッジの外観を示す斜視図。
カートリッジの外観を示す斜視図。
カートリッジの外観を示す背面図。
カートリッジの分解斜視図。
カートリッジ装着部へのカートリッジ装着手順を示す側面図。
カートリッジ装着部へのカートリッジ装着手順を示す側面図。
カートリッジの装着状態を示す断面図。
第2実施形態に係るカートリッジの外観を示す斜視図。
衝撃吸収部の配置を示す背面図。
Xα平面に沿い、図9の線分A-A‘を含む断面図。
衝撃吸収部の構成を示す断面図。
衝撃吸収部の別の構成を示す断面図。
第3実施形態に係るカートリッジの外観を示す斜視図。
図14の線分B-B‘における断面図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に述べる実施の形態では、ラージフォーマット型のインクジェットプリンター、およびインクなどの液体を該インクジェットプリンターに供給する液体収容容器としてのカートリッジを例示して、図面を参照して説明する。なお、以下の説明では、インクジェットプリンターを単にプリンターともいう。また、本発明の液体収容容器がプリンターに供給する液体は、インクに限定されず、処理液、コート液、および洗浄液などであってもよい。本明細書では、上記液体を総称してインクと呼ぶこととする。
【0010】
以下の各図においては、必要に応じてα軸、および相互に直交する座標軸であるXYZ軸を付し、各矢印が指す方向を+方向とし、+方向と反対の方向を-方向とする。α軸はX軸および後述する第2壁と直交し、Y軸およびZ軸と交差する座標軸である。また、以下の各図では、図示の便宜上、各部材の大きさを実際とは異ならせている。
(【0011】以降は省略されています)

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