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公開番号2025043514
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-01
出願番号2023150828
出願日2023-09-19
発明の名称操作装置
出願人本田技研工業株式会社
代理人弁理士法人大島特許事務所
主分類B62B 3/00 20060101AFI20250325BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】 水平面内で移動する移動体に適した操作入力を行うことができる操作装置を提供する。
【解決手段】移動体1を操作する使用者から、移動体の並進、及び/又は、鉛直軸回りの旋回に係る操作入力を受け付ける操作装置5であって、車体2から上方に延びる少なくとも3つの脚部58と、脚部それぞれに結合し、使用者からの操作入力を受け付ける操作部51と、操作部の水平方向の変位量を検知する変位センサ64と、を有し、上面視で、脚部のそれぞれは、他の脚部のうち、選択された2つの脚部を接続する直線に対して離れた位置にある。
【選択図】 図6
特許請求の範囲【請求項1】
移動体を操作する使用者から、前記移動体の並進、及び/又は、鉛直軸回りの旋回に係る操作入力を受け付ける操作装置であって、
車体から上方に延びる少なくとも3つの脚部と、
前記脚部それぞれに結合し、前記使用者からの操作入力を受け付ける操作部と、
前記操作部の水平方向の変位量を検知する変位センサと、を有し、
上面視で、前記脚部のそれぞれは、他の前記脚部のうち、選択された2つの前記脚部を接続する直線に対して離れた位置にある操作装置。
続きを表示(約 580 文字)【請求項2】
4本の前記脚部を有し、
前記脚部は上面視で長方形の頂点の位置に配置されている請求項1に記載の操作装置。
【請求項3】
前記脚部はそれぞれ丸棒状をなす請求項2に記載の操作装置。
【請求項4】
3本の前記脚部を有し、
前記脚部は上面視で三角形の頂点の位置に配置されている請求項1に記載の操作装置。
【請求項5】
2つの前記脚部が左右に間隔をおいて配置され、2つの前記脚部の前方に1つの前記脚部が配置されている請求項4に記載の操作装置。
【請求項6】
前側に配置された前記脚部は、前後方向視で、後方に配置された2つの前記脚部の間に配置されている請求項5に記載の操作装置。
【請求項7】
前記脚部はそれぞれ丸棒状をなす請求項6に記載の操作装置。
【請求項8】
2つの前記変位センサを備え、
前記変位センサはそれぞれ、対応する前記操作部の左右に離間した位置の水平方向の変位量を検出する請求項1~請求項7のいずれか1つの項に記載の操作装置。
【請求項9】
前記車体に支持され、前記操作部の左右端部それぞれを左右方向に通過させる貫通孔を備えた2つの規制部材を含む請求項1~請求項7のいずれか1つの項に記載の操作装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、操作装置であって、特に、水平面内で平行移動及び/又は旋回を行う移動体に対する操作入力を受け付ける操作装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
工場などでは、重量が大きい荷物を運搬するための移動体として、台車が使われている。台車を使って荷物を運搬する場合、運搬開始時には、使用者は、台車に大きな駆動力を与えて、押し出す必要がある。よって、このような運搬作業は、使用者にとって大きな負担となっている。
【0003】
運搬作業の負担低減を図るべく、特許文献1は、使用者によって台車に付与される駆動力をアシストするアシストユニットを開示している。
【0004】
アシストユニットは、台車に連結されるユニット本体と、ユニット本体に設けられた操作ハンドルと、操作ハンドルに入力される操作力を検出するセンサとを備えている。更に、ユニット本体には左右一対の駆動輪と、駆動輪にアシスト力を付与する電動モータとが設けられている。
【0005】
操作ハンドルはユニット本体の上方に配置され、左右方向に水平に延設された棒状をなしている。操作ハンドルは、左右に離間した位置に配置された2つの板材を介して、ユニット本体に連結されている。使用者が操作ハンドルを押圧操作すると、操作ハンドルから入力される操作力がセンサによって検出され、検出された操作力に応じたアシスト力が電動モータから駆動輪に付与される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2014-189073号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
台車等の移動体は水平な面内に載置され、使用者はその移動体を水平面内で前後左右や鉛直軸回りに回転させるべく、操作入力を行う。特許文献1のアシストユニットでは、使用者が移動体を前方に移動させるべく、操作ハンドルを前方に押し出すと、板材とユニット本体との接続部分が撓む。これにより、操作ハンドルは側面視で板材とユニット本体との接続部分を中心に回転するため、使用者が意図した移動体の移動方向とは異なる方向に操作ハンドルが変位することになり、移動体を操作する使用者が操作入力の際に違和感を覚えることがある。
【0008】
本発明は、以上の背景を鑑み、水平面内で移動する移動体に適した操作入力を行うことができる操作装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するために本発明のある態様は、移動体(1)を操作する使用者から、前記移動体の並進、及び/又は、鉛直軸回りの旋回に係る操作入力を受け付ける操作装置(5)であって、車体(2)から上方に延びる少なくとも3つの脚部(58)と、前記脚部それぞれに結合し、前記使用者からの操作入力を受け付ける操作部(51)と、前記操作部の水平方向の変位量を検知する変位センサ(64)と、を有し、上面視で、前記脚部のそれぞれは、他の前記脚部のうち、選択された2つの前記脚部を接続する直線に対して離れた位置にある。
【0010】
この態様によれば、2つの脚部を接続する直線に対して離れた位置にある脚部が操作部に生じ得る水平軸回りのモーメントに抗するように作用する。これにより、操作入力があったときの操作部の水平軸回りの回転運動が低減されるため、水平面内で移動する移動体に適した操作入力を行うことができる操作装置が提供できる。
(【0011】以降は省略されています)

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