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公開番号
2025043178
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-28
出願番号
2023150546
出願日
2023-09-15
発明の名称
車両用灯具
出願人
株式会社小糸製作所
代理人
弁理士法人シリウスIP
,
個人
主分類
F21S
45/60 20180101AFI20250321BHJP(照明)
要約
【課題】発熱線が見映えに与える影響を小さくする新たな技術を提供する。
【解決手段】車両用灯具は、前面に開口部が形成されているランプボディと、開口部に取り付けられるカバーと、ランプボディとカバーとで囲まれた灯室16の内部に設けられた光源と、を備える。カバーは、光源から出射した光が透過する透光部を有する。透光部は、給電により発熱する発熱部が灯室側の内面20aに設けられている。発熱部は、導電性金属からなる第1の層32aと、第1の層32aと透光部との間に配置されている第2の層32bと、を有する。第2の層32bは、着色されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
前面に開口部が形成されているランプボディと、
前記開口部に取り付けられるカバーと、
前記ランプボディと前記カバーとで囲まれた灯室の内部に設けられた光源と、を備え、
前記カバーは、前記光源から出射した光が透過する透光部を有し、
前記透光部は、給電により発熱する発熱部が前記灯室側の内面に設けられており、
前記発熱部は、
導電性金属からなる第1の層と、
前記第1の層と前記透光部との間に配置されている第2の層と、を有し、
前記第2の層は、着色されていることを特徴とする車両用灯具。
続きを表示(約 740 文字)
【請求項2】
前記灯室の内部に設けられ、前記カバーを介して外部から視認できる意匠部品を更に備え、
前記第2の層は、前記透光部越しに前記第1の層が視認されるのを防ぐように着色されており、前記第1の層の色よりも前記意匠部品の色に近い材料で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
【請求項3】
前記第1の層は、樹脂材料に銀が分散されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
【請求項4】
前記意匠部品は、赤色又は黒色であることを特徴とする請求項2に記載の車両用灯具。
【請求項5】
前記第2の層は、赤色又は黒色であることを特徴とする請求項4に記載の車両用灯具。
【請求項6】
前記第2の層は、幅が0.5~1.5mmの所定のパターンであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の車両用灯具。
【請求項7】
前記第2の層は、厚みが3~20μmであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の車両用灯具。
【請求項8】
前記光源は、半導体発光素子を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の車両用灯具。
【請求項9】
前記カバーは、透光性部材で形成され、有色の第1の透光部と無色の第2の透光部とを含み、
前記発熱部は、前記第1の透光部の内面に設けられている第1の発熱部と、前記第2の透光部の内面に設けられている第2の発熱部と、を有し、
前記第1の発熱部は、前記第1の層と前記第2の層とを有し、
前記第2の発熱部は、前記第1の層を有することを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用灯具に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、灯具表面に積もった雪を融雪するための手段として、アウターレンズに発熱線を配設した車両用灯具が知られている。例えば、樹脂成分を含む金属ペーストをアウターレンズの灯室側に直接塗布してなる発熱線が考案されている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-072855号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、灯具が非点灯であっても、前述の発熱線の色がアウターレンズの色や灯具ボディを構成する部品の色と異なっていると、場合によっては発熱線の部分が目立つことで灯具全体の見映えが低下するおそれがある。
【0005】
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その例示的な目的の一つは、車両用灯具における発熱線が見映えに与える影響を小さくする新たな技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明のある態様の車両用灯具は、前面に開口部が形成されているランプボディと、開口部に取り付けられるカバーと、ランプボディとカバーとで囲まれた灯室の内部に設けられた光源と、を備える。カバーは、光源から出射した光が透過する透光部を有する。透光部は、給電により発熱する発熱部が灯室側の内面に設けられており、発熱部は、導電性金属からなる第1の層と、第1の層と透光部との間に配置されている第2の層と、を有する。第2の層は、着色されている。
【0007】
この態様によると、発熱部を車両用灯具の外部から見た場合に導電性金属が視認されにくくなる。
【0008】
灯室の内部に設けられ、カバーを介して外部から視認できる意匠部品を更に備えてもよい。第2の層は、透光部越しに第1の層が視認されるのを防ぐように着色されており、第1の層の色よりも意匠部品の色に近い材料で形成されていてもよい。これにより、意匠部品に対して第2の層が目立ちにくくなる。ここで、色が近いとは、例えば、色度差が小さいことをいう。
【0009】
第1の層は、樹脂材料に銀が分散されていてもよい。
【0010】
意匠部品は、赤色又は黒色であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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