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公開番号
2025043053
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-28
出願番号
2023150353
出願日
2023-09-15
発明の名称
情報処理装置及び情報処理方法
出願人
日産自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G08G
1/123 20060101AFI20250321BHJP(信号)
要約
【課題】道路輸送サービスを利用した利用者が次の予定に遅刻するのを抑制する。
【解決手段】情報処理措置2は、車両により利用者を輸送する目的地点までの第1走行経路を算出し(S1)、利用者が前記目的地点で降車した後の次の予定の情報を取得し(S3)、次の予定の開始時間を変更できる度合いである時間変更可能度合いの情報を取得し(S4)、時間変更可能度合いが閾値よりも低い場合に、前記次の予定の実行場所まで前記利用者を輸送可能であり且つ前記輸送サービスよりも定時性が高い旅客輸送サービスの乗車地点を抽出し(S8)、乗車地点付近で利用者が車両から降車可能な降車地点までの経路である第2走行経路を算出する(S9)。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
利用者を輸送する輸送サービスの提供に供する車両の走行経路を算出する情報処理装置であって、
前記車両により利用者を輸送する目的地点までの第1走行経路を算出する処理と、
前記利用者が前記目的地点で降車した後の次の予定の情報を取得する処理と、
前記次の予定の開始時間を変更できる度合いである時間変更可能度合いの情報を格納するデータベースから、前記時間変更可能度合いの情報を取得する処理と、
前記時間変更可能度合いが閾値よりも低い場合に、前記次の予定の実行場所まで前記利用者を輸送可能であり且つ前記輸送サービスよりも定時性が高い旅客輸送サービスの乗車地点を抽出する処理と、
前記乗車地点付近で前記利用者が前記車両から降車可能な降車地点又は前記乗車地点にアクセスし易い場所で前記利用者が前記車両から降車可能な降車地点までの経路である第2走行経路を算出する処理と、
を実行するコントローラを備えることを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記コントローラは、前記時間変更可能度合いが閾値よりも低く且つ前記目的地点への目標到着時刻と到着推定時刻との差分が第1所定値以上の場合に、前記第2走行経路を算出することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記差分が前記第1所定値よりも大きな第2所定値以上の場合に、前記コントローラは、前記次の予定の変更を前記利用者に提案することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記コントローラは、前記利用者の人数又は荷物の量に応じて前記第2所定値を設定することを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記コントローラは、
前記差分が大きいほどより多くの前記乗車地点の候補を前記利用者に通知する処理と、
複数の前記候補のいずれかを選択する前記利用者の選択入力を受け付ける処理と、
前記車両が走行すべき目標走行経路を、前記利用者に選択された前記乗車地点に対応する前記第2走行経路に変更する処理と、
を実行することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記コントローラは、
前記乗車地点の候補が複数存在する場合に、複数の前記候補のいずれかを選択する前記利用者の選択入力を受け付ける処理と、
前記車両が走行すべき目標走行経路を、前記利用者に選択された前記乗車地点に対応する前記第2走行経路に変更する処理と、
を実行することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記コントローラは、前記第1走行経路から前記第2走行経路が分岐する分岐地点よりも所定距離手前の地点、又は前記車両が前記分岐地点に到達する予定時刻よりも所定時間前の時刻で、前記乗車地点の候補を前記利用者に通知する、ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記所定距離又は前記所定時間を、前記利用者の属性に応じて設定することを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記コントローラは、前記旅客輸送サービスの運行情報に基づいて前記乗車地点を抽出することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記コントローラは、前記旅客輸送サービスの混雑状況に基づいて前記乗車地点を抽出することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置及び情報処理方法に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、乗合自動車の利用者が入力された希望乗降時間に近い時間に乗降できる乗合自動車を利用者に配車する配車システムが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-020973号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の配車システムでは、利用者が乗車する乗合自動車が渋滞等の理由で遅れる可能性が発生しても、移動方法を修正することが難しい。このため、利用者が次の予定に間に合わなくなる虞がある。
本発明は、道路輸送サービスを利用した利用者が次の予定に遅刻するのを抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様によれば、利用者を輸送する輸送サービスの提供に供する車両の走行経路を算出する情報処理装置が与えられる。情報処理装置は、車両により利用者を輸送する目的地点までの第1走行経路を算出する処理と、利用者が目的地点で降車した後の次の予定の情報を取得する処理と、次の予定の開始時間を変更できる度合いである時間変更可能度合いの情報を格納するデータベースから、時間変更可能度合いの情報を取得する処理と、時間変更可能度合いが閾値よりも低い場合に、次の予定の実行場所まで利用者を輸送可能であり且つ輸送サービスよりも定時性が高い旅客輸送サービスの乗車地点を抽出する処理と、乗車地点付近で利用者が車両から降車可能な降車地点又は乗車地点にアクセスし易い場所で利用者が車両から降車可能な降車地点までの経路である第2走行経路を算出する処理と、を実行するコントローラを備える。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、道路輸送サービスを利用した利用者が次の予定に遅刻するのを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態の配車管理システムの一例の概略構成図である。
実施形態の配車管理方法の一例の説明図である。
配車管理装置の第1コントローラの機能構成の一例のブロック図である。
乗車地点の選択肢の説明図である。
実施形態の配車管理方法の一例のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、各図面は模式的なものであって、現実のものとは異なる場合がある。また、以下に示す本発明の実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、本発明の技術的思想は、構成部品の構造、配置等を下記のものに特定するものではない。本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された請求項が規定する技術的範囲内において、種々の変更を加えることができる。
【0009】
(構成)
図1は、実施形態の配車管理システムの一例の概略構成図である。実施形態の配車管理システム1は、ユーザが車両の配車を依頼する配車要求に応じて、ユーザを輸送する輸送サービスの提供に供するサービス車両を配車するシステムである。配車管理システム1は、配車管理装置2と、サービス車両3を備える。以下、サービス車両3を単に「車両3」と表記する。また、配車管理システム1により提供される輸送サービスを、単に「本輸送サービス」と表記する。
【0010】
配車管理装置2は、第1コントローラ20と、通信装置21と、を備える。第1コントローラ20は、配車管理装置2における情報処理を実行するコンピュータ装置である。第1コントローラ20は、プロセッサ20aと、記憶装置20b等の周辺部品とを含んでよい。プロセッサ20aは、例えばCPU(Central Processing Unit)、やMPU(Micro-Processing Unit)であってよい。記憶装置20bは、半導体記憶装置、磁気記憶装置及び光学記憶装置のいずれかを備えてよい。記憶装置20bは、レジスタ、キャッシュメモリ、主記憶装置として使用されるROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等のメモリを含んでよい。以下に説明する第1コントローラ20の機能は、例えばプロセッサ20aが、記憶装置20bに格納されたコンピュータプログラムを実行することにより実現される。
(【0011】以降は省略されています)
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