TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025042770
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-28
出願番号
2023149894
出願日
2023-09-15
発明の名称
プログラム及び工作機械システム
出願人
ユアサネオテック株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B23Q
11/00 20060101AFI20250321BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約
【課題】制御基板を有する工作機械で実行されるプログラムであって、ミストコレクタの動作を制御してミストコレクタの消費電力を削減させるためのプログラムを提供する。
【解決手段】制御基板101を有する工作機械100で実行されるプログラムであって、工作機械100にはミストコレクタ300が取り付けられ、ミストコレクタ300は、工作機械100の内部から、クーラントにより発生するミストを回収するようになっているとともに制御基板101からの制御信号に応じてON/OFFの動作が制御されるようになっており、プログラムは、制御基板101に、ミストコレクタ300の動作制御のカスタマイズ設定として、発生するミスト量の選択を受け付け、受け付けたミスト量に応じてミストコレクタ300のON/OFF動作を制御する制御信号を生成し、ミストコレクタ300に制御信号を送信する処理を実行させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
CPU及びメモリを備えた制御基板を有する工作機械で実行されるプログラムであって、
前記工作機械には、クーラントを供給するクーラント装置が接続されているとともに、ミストコレクタが取り付けられており、
前記工作機械は、予め設定された加工プログラムにしたがい対応する工具を選択し、主軸に該選択した工具を装着してワークを加工するようになっており、且つ前記工具やワークに前記クーラント装置から供給される前記クーラントを噴射するように構成されており、
前記ミストコレクタは、自身の運転スイッチがON状態になるとON動作して、前記工作機械の内部から、前記クーラントにより発生するミストを回収するようになっており、且つ該運転スイッチがON状態において前記制御基板から送信される制御信号を受信すると、該制御信号に応じてON/OFFの動作が制御されるようになっており、
前記制御基板のメモリには前記プログラムが記憶されており、
前記プログラムは、前記制御基板に、
前記ミストコレクタの動作制御のカスタマイズ設定として、前記発生するミスト量の選択を受け付ける第1処理と、
前記カスタマイズ設定で前記ミスト量を受け付けた場合、該受け付けたミスト量に応じて前記ミストコレクタのON/OFF動作を制御する前記制御信号を生成する第2処理と、
前記ミストコレクタに前記制御信号を送信する第3処理とを実行させることを特徴とするプログラム。
続きを表示(約 2,200 文字)
【請求項2】
前記第1処理では、前記発生するミスト量について、多い、中位及び少ないのうちのいずれかのミスト量の選択を受け付けるようになっており、
前記第2処理では、
前記ミスト量が少ないの設定を受け付けたときには、前記工具を使用している最中にミストコレクタをOFF動作にして停止させる前記制御信号を生成し、
前記ミスト量が中位の設定を受け付けたときには、前記工具が装着された前記主軸が回転動作している最中と前記主軸の回転が停止してから所定時間の間に前記ミストコレクタをON動作をさせ該所定時間経過後に前記ミストコレクタのOFF動作にして停止させる前記制御信号を生成し、
前記ミスト量が多いの設定を受け付けたときには、前記ミストコレクタのON動作を指示する前記制御信号を生成するようになっていることを特徴とする請求項2に記載のプログラム。
【請求項3】
前記工作機械が行う加工プログラムでは、該加工プログラムで用いられる工具を特定するツール番号が定められており、
前記第1処理のカスタマイズ設定では、前記ミスト量の選択を受け付けた場合に、さらに、前記工作機械に搭載されている工具を特定するツール番号毎に、前記カスタマイズ設定で前記ミストコレクタの動作を制御するか否かを示すカスタマイズ設定優先情報を受け付けることができるようになっており、
前記ミスト量の選択に加えて、前記カスタマイズ設定優先情報を受け付ている場合、前記第2処理では、
前記受け付けたカスタマイズ設定優先情報を用いて、前記工作機械の対応する加工プログラムに定められているツール番号の工具毎に、それぞれ、前記カスタマイズ設定で前記ミストコレクタを制御するか否かを判定し、
前記カスタマイズ設定で前記ミストコレクタを制御すると判定した前記ツール番号の工具により前記ワークを加工する際には、前記ミスト量に応じた前記制御信号を生成し、
前記カスタマイズ設定で前記ミストコレクタを制御しないと判定した前記ツール番号の工具により前記ワークを加工する際には、前記ミストコレクタのON動作を指示する前記制御信号を生成することを特徴とする請求項2に記載のプログラム。
【請求項4】
前記第1処理のカスタマイズ設定では、前記ミスト量の選択を受け付けた場合に、さらに、前記工作機械に搭載されている工具を特定するツール番号毎に、そのツール番号の工具による加工動作が終了してから前記ミストコレクタをON動作をさせ続ける前記所定時間の設定を受け付けることができるようになっていることを特徴とする請求項2又は3に記載のプログラム。
【請求項5】
前記第1処理のカスタマイズ設定では、前記加工プログラム運転終了前に前記ミストコレクタを動作させる時間である加工プログラム運転終了前・時間の設定と、前記加工プログラム運転終了後に前記ミストコレクタを動作させる時間である加工プログラム運転終了後・時間の設定とを受け付けることがきるようになっており、
前記第2処理では、
前記カスタマイズ設定において前記加工プログラム運転終了前・時間の設定を受け付けた場合、さらに、前記加工プログラムの終了予定時間の時点を基準にしてその前に、前記受け付けた前記加工プログラム運転終了前・時間の間、前記ミストコレクタをON動作させる指令が含まれる前記制御信号を生成し、
前記カスタマイズ設定において前記加工プログラム運転終了後・時間の設定を受け付けた場合、前記加工プログラムの終了予定時間の時点を基準にしてその後に、前記受け付けた前記加工プログラム運転終了後・時間の間、前記ミストコレクタをON動作させる指令が含まれる前記制御信号を生成するようになっていることを特徴とする請求項2又は3に記載のプログラム。
【請求項6】
クーラント装置からクーラントが供給される工作機械と、該工作機械に取り付けられたミストコレクタとを備えた工作機械システムであって、
前記工作機械は、予め設定された加工プログラムにしたがい対応する工具を選択し、主軸に該選択した工具を装着してワークを加工するようになっており、且つ前記工具やワークに前記クーラント装置から供給される前記クーラントを噴射するように構成されており、
前記ミストコレクタは、自身の運転スイッチがON状態になるとON動作して、前記工作機械の内部から、前記クーラントにより発生するミストを回収するようになっており、且つ該運転スイッチがON状態において前記制御基板から送信される制御信号を受信すると、該制御信号に応じてON/OFFの動作が制御されるようになっており、
前記工作機械は、
前記ミストコレクタの動作制御のカスタマイズ設定として、前記発生するミスト量について、多い、中位及び少ないのうちのいずれかのミスト量の選択を受け付け可能に構成され、前記カスタマイズ設定で前記ミスト量を受け付けた場合、該受け付けたミスト量に応じて前記ミストコレクタのON/OFF動作を制御する前記制御信号を生成するミストコレクタ電力抑制部と、
前記ミストコレクタに前記制御信号を送信する通信処理部とを有していることを特徴とする工作機械システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、プログラム及び工作機械システムであって、例えば、工作機械に設置されたミストコレクタの動作を制御してミストコレクタの消費電力を削減させるためのプログラム、及び工作機械システムに関する。
続きを表示(約 2,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、クーラント装置から供給されるクーラント液(クーラント)を用いてワークの加工を行う工作機械には、ワークを加工する際に用いられるクーラントにより発生するミスト(オイルミスト)を回収して工作機械から除去するミストコレクタが設置されている。このミストコレクタの構成は、例えば、特許文献1に開示されている。
【0003】
特許文献1に記載のミストコレクタは、ファンと、ファンを駆動させるためのモータと、ミストを捕集するためのフィルタとを備えており、ダクトを介して、工作機械のカバー体(本体部)に接続されている。ミストコレクタは、ファンを駆動させることにより、工作機械の加工エリアから、クーラントがミスト状となって形成されたミスト(オイルミスト)が含まれる空気を吸引するようになっている。そして、ミストコレクタは、吸引して導かれた空気中に含まれるミストをフィルタにより回収し、ミストが除去された清浄な空気を排出するようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第7295342号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、本願発明者が、工作機械(母機)と、工作機械にクーラントを供給するクーラント装置と、ミストコレクタとを備えた工作機械システムにおける二酸化炭素(CО
2
)の削減の研究を進めているなかで、工作機械システムの1サイクル運転時の消費電力量の調査を行った。その結果、工作機械システム全体の消費電力量に対して、クーラント装置の消費電力量の割合が約65.4%であり、ミストコレクタの消費電力量の割合が17.5%であり、工作機械の消費電力量の割合が17.1%であった。
すなわち、工作機械システム全体の消費電力量は、クーラント装置の消費電力量が大きな割合を占めているが、ミストコレクタの消費電力量についても、工作機械と略同様の割合を占めていることが判った。
【0006】
そこで、本願発明者は、工作機械システムにおける二酸化炭素(CО
2
)の削減の研究するなかで、ミストコレクタの消費電力量に着目して、ミストコレクタの消費電力量を削減する方法について検討することにした。
そして、本願発明者は、工作機械(母機)の加工プログラムにより定められた工具(刃物)や、ワークによっては、クーラントが噴射されても、ミストの発生量が少ないものや、ミストが発生しないものがあることに気付いた。例えば、遅い回転でワークを加工する工具(例えば、タップ等)では、クーラントが噴射されていてもミストが発生しない。また、工作機械が行う加工内容によっては、ミストが多く発生するものや、ミストがあまり発生しないものがある。
ところが、現状の工作機械システムでは、ミストコレクタは、工作機械(母機)がワークを加工していないときにも連続運転させる方法が採用されており、当然、ミストが発生しない工具でワークを加工している場合や、ミストがあまり発生しない加工内容のときにもにも稼働している。
そこで、本願発明者は、工作機械システムにおいて、工作機械(母機)で発生するミスト量の状況に対応させて、ミストコレクタの動作(運転)を制御すれば、ミストコレクタの消費電力を削減できることを着想した。例えば、工作機械の内部で発生するミストの量が少ないときには、ミストコレクタの運転を停止させるように制御すれば、ミストコレクタの消費電力を削減できる。
【0007】
しかし、現状の工作機械システムにおいて、ミストコレクタの消費電力量を削減させることに着目して、工作機械(母機)のミスト量の状態に応じて、ミストコレクタの動作(運転)を制御するミストコレクタの制御方法やシステムは知られていない。
【0008】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、制御基板を有する工作機械で実行されるプログラムであって、ミストコレクタの動作を制御してミストコレクタの消費電力を削減させるためのプログラム、及び、工作機械と、該工作機械に設けれらたミストコレクタとを備えた工作機械システムであって、ミストコレクタの消費電力を削減させる機能を備えた工作機械システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するためになされた本発明は、CPU及びメモリを備えた制御基板を有する工作機械で実行されるプログラムであって、前記工作機械には、クーラントを供給するクーラント装置が接続されているとともに、ミストコレクタが取り付けられており、前記工作機械は、予め設定された加工プログラムにしたがい対応する工具を選択し、主軸に該選択した工具を装着してワークを加工するようになっており、且つ前記工具やワークに前記クーラント装置から供給される前記クーラントを噴射するように構成されており、前記ミストコレクタは、自身の運転スイッチがON状態になるとON動作して、前記工作機械の内部から、前記クーラントにより発生するミストを回収するようになっており、且つ該運転スイッチがON状態において前記制御基板から送信される制御信号を受信すると、該制御信号に応じてON/OFFの動作が制御されるようになっており、前記制御基板のメモリには前記プログラムが記憶されており、前記プログラムは、前記制御基板に、前記ミストコレクタの動作制御のカスタマイズ設定として、前記発生するミスト量の選択を受け付ける第1処理と、前記カスタマイズ設定で前記ミスト量を受け付けた場合、該受け付けたミスト量に応じて前記ミストコレクタのON/OFF動作を制御する前記制御信号を生成する第2処理と、前記ミストコレクタに前記制御信号を送信する第3処理とを実行させることを特徴とする。
【0010】
このように本発明のプログラムは、CPU及びメモリを備えた制御基板に、ミストコレクタの動作制御のカスタマイズ設定として、工作機械で発生するミスト量の選択を受け付ける第1処理と、カスタマイズ設定でミスト量を受け付けた場合、その受け付けたミスト量に応じてミストコレクタのON/OFF動作を制御する前記制御信号を生成する第2処理と、ミストコレクタに前記制御信号を送信する第3処理とを実行させている。
すなわち、本発明のプログラムによれば、ユーザから受け付けたミスト量に応じて、ミストコレクタのON/OFF動作が制御されるため、従来技術のように、工作機械で発生するミスト量に関係なくミストコレクタを連続運転させる制御と比べて、消費電力を削減させ、二酸化炭素(CО
2
)の削減に貢献できる。
(【0011】以降は省略されています)
特許ウォッチbot のツイートを見る
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
スラッジ除去装置
2か月前
日東精工株式会社
ねじ締め装置
24日前
個人
複合金属回転式ホーン
2か月前
株式会社FUJI
工作機械
1か月前
株式会社FUJI
工作機械
2か月前
有限会社 ナプラ
金属粒子
19日前
株式会社ダイヘン
積層造形溶接方法
1か月前
株式会社トーキン
溶接用トーチ
2か月前
株式会社ツガミ
工作機械
2か月前
株式会社ナベヤ
締結装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
検査方法
2か月前
株式会社FUJI
チャック装置
9日前
トヨタ自動車株式会社
取付装置
2か月前
オークマ株式会社
工作機械
1か月前
株式会社コスメック
クランプ装置
4日前
株式会社コスメック
クランプ装置
13日前
大和ハウス工業株式会社
溶接方法
25日前
株式会社不二越
歯車研削盤
1か月前
津田駒工業株式会社
2連回転割出し装置
19日前
オークマ株式会社
診断装置
1か月前
オークマ株式会社
工作機械
18日前
トヨタ自動車株式会社
レーザ加工機
10日前
豊田鉄工株式会社
レーザー溶接装置
20日前
オーエスジー株式会社
ドリル
5日前
株式会社関本管工
エルボ管保持装置
2か月前
株式会社ダイヘン
溶接トーチ
2か月前
スター精密株式会社
工作機械
24日前
株式会社ダイヘン
溶接トーチ
2か月前
株式会社恵信工業
アプセット溶接方法
12日前
トヨタ自動車株式会社
銅線の接合方法
1か月前
株式会社マキタ
ジグソー
13日前
株式会社ダイヘン
サブマージアーク溶接装置
10日前
アサダ株式会社
バンドソー装置
9日前
DMG森精機株式会社
工作機械
2か月前
株式会社プロテリアル
クラッド材の製造方法
19日前
アサダ株式会社
バンドソー装置
9日前
続きを見る
他の特許を見る