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公開番号
2025042745
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-28
出願番号
2023149851
出願日
2023-09-15
発明の名称
架構および架構の構築方法
出願人
ゲートアップ合同会社
代理人
弁理士法人第一国際特許事務所
主分類
E04B
1/30 20060101AFI20250321BHJP(建築物)
要約
【課題】架構を構成する梁と柱が、RC造とS造、S造とRC造、あるいは、RCまたはSRCの現場打の梁とCFT柱の組合せの場合には、内部の鉄筋腐食などにおいて耐候性に問題があった。
【解決手段】RCまたはSRCの現場打の梁とCFT柱の組合せの架構において、架構自体は、プレキャスト化したパネルゾーンブロックと、上下の鋼管柱と、現場打の梁と、から構成し、パネルゾーンブロックは、自らの概中央に上下に貫通するエア抜き孔と、自らの下面にはエア抜き孔を中心に周囲に勾配が下がる傘状の傾斜面とを、備え、また、鋼管柱は、自らの上端のフランジ板の固定孔にパネルゾーンブロックを、第一の棒鋼にて固定の上、コンクリートを充填し、自らの内部のエアを傘状の傾斜面からエア抜き孔へ押し上げて一体化する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
多層建築物に内在する架構において、
前記架構は、少なくとも、プレキャスト化したパネルゾーンブロックと、上下の両端にフランジ板を有する鋼管柱と、フープ筋に外包される梁鉄筋または梁鉄骨を水平に内在する現場打の梁と、から構成され、
前記パネルゾーンブロックは、自らを狭間にして、前記梁鉄筋または前記梁鉄骨に対し夫々水平に接合するための第一の鉄筋または第一の鉄骨と、前記鋼管柱を上下に固定するための第一の棒鋼と、を内在する
ことを特徴とする、架構。
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【請求項2】
請求項1に記載の架構において、
前記パネルゾーンブロックは、自らの概中央に上下に貫通するエア抜き孔と、自らの下面には前記エア抜き孔を中心に周囲に勾配が下がる傘状の傾斜面とを備える
ことを特徴とする、架構。
【請求項3】
請求項2に記載の架構において、
前記鋼管柱と前記パネルゾーンブロックとは、前記鋼管柱の上端の前記フランジ板の固定孔に前記第一の棒鋼により前記パネルゾーンブロックを固定した上で、前記鋼管柱にコンクリートを充填し前記鋼管柱の内部のエアを前記傘状の傾斜面から前記エア抜き孔へ押し上げることで一体化される
ことを特徴とする、架構。
【請求項4】
請求項1に記載の架構において、
前記架構は、平面視で概矩形、立体視でチューブ状を呈し、
前記概矩形の何れかの一辺に配される前記鋼管柱の少なくとも二つ以上は、互いを前記一辺の方向に固定する横繋ぎ梁と、自らの上端付近に前記一辺の方向に対して直交かつ水平方向に固定する架設梁とを備え、
前記鋼管柱と前記パネルゾーンブロックとは、前記鋼管柱の上端の前記フランジ板の固定孔に前記第一の棒鋼を連通させることにより固定される
ことを特徴とする、架構。
【請求項5】
請求項3に記載の架構と請求項4に記載の架構とを用いた架構の構築方法において、
前記パネルゾーンブロックを、前記架設梁と前記横繋ぎ梁にて前記一辺毎に所定の位置に固定された前記鋼管柱の先行分に対し、前記第一の棒鋼にて上載して固定し、さらに、前記パネルゾーンブロック同士を、当該パネルゾーンブロックを狭間にして、前記梁鉄筋または前記梁鉄骨に、夫々前記第一の鉄筋または前記第一の鉄骨にて水平に接合する、第一の工程と、
前記パネルゾーンブロックを、前記鋼管柱の先行分に、コンクリートを充填し当該鋼管柱の内部のエアを当該パネルゾーンブロックの前記傘状の傾斜面から前記エア抜き孔へ押し上げて一体化する第二の工程と、
前記梁鉄筋または前記梁鉄骨に、前記第一の工程で接合した前記パネルゾーンブロック同士を、前記梁鉄筋または前記梁鉄骨に型枠及び型枠支保工を組み付けコンクリート打設をして一体化する第三の工程と、
前記鋼管柱の後行分を、前記パネルゾーンブロックに、前記第一の棒鋼にて上載して固定し、新たな前記架設梁と前記横繋ぎ梁にて、前記一辺毎に所定の位置に固定する第四の工程と
を有する架構の構築方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、架構および架構の構築方法に関し、特に、「架構を内在する多層建築物」において、「架構自体を構成する梁と柱」が、RC(Reinforced Concrete)梁とCFT(Concrete Filled Steel Tube)柱で構成する、耐候性と施工性、及び、耐震性と遮音性にも優れるところの架構を対象とし、その構築方法としては、多層建築物の中心部に配するチューブ状の架構の構築に好適である。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
昨今、多層建築物において、中心部に配するチューブ状の架構が多く採用されている。チューブ状の架構の歴史は古く、1966年にシカゴで建設されたRC造43階建てのデヴィッド・チェスナット・アパートが最初とされる。日本においても、1970年に完成した東京の浜松町の世界貿易センタービル(38階、152m)を皮切りに、新宿住友ビル(52階、212m)や横浜MM21ランドマーク・タワー(73階、296m)などがあり、現在では、高層の多層建築物の架構の殆どが、チューブ状の架構による。
【0003】
多層建築物の中心部に配するチューブ状の架構は、「架構自体を構成する梁と柱」と「架構から外周に向け直交かつ水平に架設する架設梁」から構成される。そして、チューブ状の架構中央にエレベータや機械室を設けて、外周に居住空間を設けるような、構造合理性に優れ、設計自由度が高く、内部空間を有効活用できる、多層建築物を実現する。
また、チューブ状の架構は、シンプルなラーメン架構と比較して、各柱の断面力を相対的に低減できるので、コストダウン効果がある。
【0004】
過去、チューブ状の架構の多くが、Steel造(以下、「S造」と略す)ではなく、SRC造やRC造にて建設されてきた。この背景には、S造に比べてSRC(Steel
Reinforced Concrete)造及びRC造は、大重量かつ高剛性であり、耐震性や遮音性にも優れることがある。
【0005】
そして最近は、チューブ状の架構の殆どが、SRC造ではなくRC造である。この背景には、SRC造に比べてRC造は、高強度コンクリートや高強度鉄筋の実用化と、変形性能に優れたRC柱とRC梁の接合方法の考案、解析技術の発達やコンピューターの高性能化、さらにはプレキャスト技術の発展により、より簡便かつ安価に、設計・施工できるようになったことがある。
【0006】
そして、最近は、チューブ状の架構において、大重量かつ高剛性であり、耐震性や遮音性にも優れる、RC梁とCFT柱の架構が増えている。
この背景には、CFT柱は、鋼管部材の肉厚の変更や内部に鉄筋を配するRCFT(Reinforced Concrete Columns formed in Steel Tube)柱としての活用、高強度コンクリートの採用などにて、剛性を自在に増大させて構造をスリム化し、内部空間を増大できるメリットがある。そして、RC梁は、騒音や振動を低減し、チューブ状の架構全体の耐震性を安価に増大できるメリットもある。
また、CFT柱は、鋼管の架設時は軽量にて架設後一気にコンクリート充填するので、施工が簡便で急速であるメリットや、1回の打設高さに制約がなく、温度応力起因のクラックの懸念がないメリットもある。
【0007】
特許文献1は、「架構自体を構成する梁と柱」をRC造とし、「架構から外周に向け直交かつ水平に架設する架設梁」を鉄骨梁とする、中心部に平面視で概矩形、立体視でチューブ状を呈する架構を内在する多層建築物の、好適な技術である。
【0008】
特許文献2は、RC梁と鋼管コンクリート柱の架構の、パネルゾーンブロックの技術である。鋼管コンクリート柱の下端から突出する芯鉄筋を、パネルゾーンブロック上面のスプライススリーブ内に挿入固定する(特許文献2の〔0013〕を参照)。そして、鋼管コンクリート柱を上下に挟み、RC梁を水平に接合するパネルゾーンをプレキャスト化することで、煩雑なパネルゾーン及び仕口部の作業を合理化する(特許文献2の図1を参照)。
【0009】
特許文献3に開示の図3に示される技術は、RCスラブと、後充填方式のCFT柱の架構の、接合構造の技術である。スラブ鉄筋は、各層を鉛直に貫く上下に一連の鋼管柱の外ダイアフラムに接合する(特許文献3の図3を参照)。
【0010】
特許文献4に開示の技術は、RC梁と、各層を鉛直に貫く上下に一連の後充填方式のCFT柱の架構の、接合構造の技術である(特許文献4の図1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
(【0011】以降は省略されています)
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