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公開番号
2025042487
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-27
出願番号
2023149539
出願日
2023-09-14
発明の名称
電動式作業機械
出願人
ヤンマーホールディングス株式会社
代理人
弁理士法人 佐野特許事務所
主分類
E02F
9/00 20060101AFI20250319BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約
【課題】電動モータを優先的に冷却しつつ、機体の内部に配置される他の機器も冷却することができるとともに、大きなバッテリユニットの設置を可能にして、バッテリ容量を増大することができる電動式作業機械を提供する。
【解決手段】電動式作業機械としての油圧ショベルは、外装部に第1開口部及び第2開口部が設けられる機体を備える。機体の内部に、電力を蓄えるバッテリユニットと、バッテリユニットから供給される電力によって駆動される電動モータと、電動モータによって駆動されて作動油を吐出する油圧ポンプと、作動油を冷却する熱交換器と、第1開口部から機体の内部に空気を吸い込み、第2開口部から機体の外部に空気を排出するファンと、を有する。外装部に設けられる第1開口部は、電動モータよりも下方に位置する。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
外装部に第1開口部及び第2開口部が設けられる機体を備え、
前記機体の内部に、
電力を蓄えるバッテリユニットと、
前記バッテリユニットから供給される前記電力によって駆動される電動モータと、
前記電動モータによって駆動されて作動油を吐出する油圧ポンプと、
前記作動油を冷却する熱交換器と、
前記第1開口部から前記機体の前記内部に空気を吸い込み、前記第2開口部から前記機体の外部に前記空気を排出するファンと、を有し、
前記外装部に設けられる前記第1開口部は、前記電動モータよりも下方に位置する、電動式作業機械。
続きを表示(約 820 文字)
【請求項2】
前記第1開口部は、前記電動モータと対向して設けられる、請求項1に記載の電動式作業機械。
【請求項3】
前記バッテリユニットは、前記電動モータと対向して配置される、請求項1に記載の電動式作業機械。
【請求項4】
前記ファンは、前記バッテリユニットの側面と対向して配置される、請求項1に記載の電動式作業機械。
【請求項5】
前記ファンは、第1ファン及び第2ファンを含み、
前記第1ファン及び前記第2ファンは、上下方向に並べて配置され、
前記熱交換器は、前記第1ファンと前記第2開口部との間に配置される、請求項1に記載の電動式作業機械。
【請求項6】
前記第2ファンは、前記第2開口部と対向して配置される、請求項5に記載の電動式作業機械。
【請求項7】
前記第1ファンは、前記第2ファンの下方に配置される、請求項5に記載の電動式作業機械。
【請求項8】
前記機体の前記内部に、
前記第2開口部と前記バッテリユニットとの間に配置される風導部を有する、請求項1に記載の電動式作業機械。
【請求項9】
前記機体の前記内部に、
前記バッテリユニットと電気的に接続される第1電装機器を有し、
前記第1電装機器は、前記バッテリユニット及び前記風導部と対向して配置される、請求項8に記載の電動式作業機械。
【請求項10】
前記機体の前記内部に、
前記バッテリユニットと電気的に接続されるコンバータを有し、
前記第1電装機器は、
前記コンバータと電気的に接続される低電圧バッテリを含み、
前記コンバータは、前記低電圧バッテリに対して上下方向の一方側に配置される、請求項9に記載の電動式作業機械。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電動式作業機械に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1に開示された電動式の油圧ショベルでは、ファンを設けて、電動モータ、油圧ポンプ、及びオイルクーラを冷却風によって冷却(空冷)している。さらに、冷却水ポンプを設けて、電動モータを冷却水によって冷却(水冷)している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2011/102042号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、電動モータ、油圧ポンプ、及びオイルクーラを含む機器の配置スペースが限られる小型の電動式作業機械において、特許文献1のように、電動モータを水冷するために冷却水ポンプを設けると、電動モータに電力を供給するバッテリユニットの配置スペースが狭くなり、大きな(大容量の)バッテリユニットの搭載が困難となる。また、電動モータは、油圧ショベルの駆動源であり、発熱しやすいことから、他の機器よりも優先的に冷却することが必要である。
【0005】
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、電動モータを優先的に冷却しつつ、機体の内部に配置される他の機器も冷却することができるとともに、大きなバッテリユニットの設置を可能にして、バッテリ容量を増大することができる電動式作業機械を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面に係る電動式作業機械は、外装部に第1開口部及び第2開口部が設けられる機体を備え、前記機体の内部に、電力を蓄えるバッテリユニットと、前記バッテリユニットから供給される前記電力によって駆動される電動モータと、前記電動モータによって駆動されて作動油を吐出する油圧ポンプと、前記作動油を冷却する熱交換器と、前記第1開口部から前記機体の前記内部に空気を吸い込み、前記第2開口部から前記機体の外部に前記空気を排出するファンと、を有し、前記外装部に設けられる前記第1開口部は、前記電動モータよりも下方に位置する。
【発明の効果】
【0007】
上記の構成によれば、電動モータを優先的に冷却しつつ、機体の内部に配置される他の機器も冷却することができるとともに、大きなバッテリユニットの設置を可能にして、バッテリ容量を増大することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施の一形態に係る電動式作業機械の一例である油圧ショベルの概略の構成を示す左側面図である。
上記油圧ショベルの上部旋回体の下面図である。
上記油圧ショベルの電気系及び油圧系の構成を模式的に示すブロック図である。
上記上部旋回体の機関室の内部構成を示す左前方からの斜視図である。
上記機関室の内部構成を示す左後方からの斜視図である。
上記機関室内における機器の配置を示す正面図である。
上記機器の配置を示す左側面図である。
上記機関室内に設けられる風導部の構成を示す左前方からの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0010】
〔1.電動式作業機械の概略構成〕
図1は、本発明の実施の一形態に係る電動式作業機械の一例である油圧ショベル1(電動ショベル)の概略の構成を示す左側面図である。油圧ショベル1は、下部走行体2と、作業機3と、上部旋回体4(機体とも呼ばれる)と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)
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