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公開番号2025058941
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-09
出願番号2024153975
出願日2024-09-06
発明の名称操作装置および操作システム
出願人コベルコ建機株式会社
代理人弁理士法人三協国際特許事務所
主分類E02F 9/20 20060101AFI20250401BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】操作対象との通信を確立するための処理における待ち時間が無駄に経過することを抑止可能な操作装置等を提供する。
【解決手段】操作対象を操作するための操作装置20は、前記操作対象との間の通信を行うことが可能な通信装置250と、前記通信装置を通じて前記操作対象との間の前記通信を確立させる通信確立処理と、少なくとも前記通信確立処理の実行中に、前記通信確立処理の実行後における前記操作装置による前記操作対象の操作を支援するための指定事項の内容の設定を、入力部を通じて受け付ける指定事項設定処理とを実行することが可能な制御装置200と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
操作対象を操作するための操作装置であって、
前記操作対象との間の通信を行うことが可能な通信装置と、
前記通信装置を通じて前記操作対象との間の前記通信を確立させる通信確立処理と、少なくとも前記通信確立処理の実行中に、前記通信確立処理の実行後における前記操作装置による前記操作対象の操作を支援するための指定事項の内容の設定を、入力部を通じて受け付ける指定事項設定処理とを実行することが可能な制御装置と、
を備える、操作装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
請求項1に記載の操作装置において、
前記制御装置は、
前記操作対象が一の操作対象から他の操作対象に切り替えられる際に、前記通信装置と前記一の操作対象との間で確立していた通信を切断する通信切断処理と、前記通信装置と前記他の操作対象との間で通信を確立させる前記通信確立処理と、を、実行し、
前記通信装置を通じた前記操作対象の切り替えに伴って前記通信切断処理と前記通信確立処理とのうち少なくとも一方が実行される際に、前記入力部を通じて前記指定事項の内容の設定を受け付ける、操作装置。
【請求項3】
請求項2に記載の操作装置において、
前記制御装置は、前記操作対象が前記一の操作対象から当該一の操作対象と仕様が相違する前記他の操作対象に切り替えられる際に、前記入力部を通じて当該仕様の相違点に対応する前記指定事項の内容の設定を受け付ける、操作装置。
【請求項4】
請求項1に記載の操作装置において、
仮想空間において前記操作対象に対応する仮想操作対象を操作するためのシミュレーション装置を更に備え、
前記制御装置は、前記入力部を通じて受け付けた前記指定事項の設定内容に基づいて前記仮想空間における前記仮想操作対象の操作を支援する、操作装置。
【請求項5】
請求項1に記載の操作装置において、
前記指定事項の設定内容を記憶する記憶装置と、
前記記憶装置に記憶されている前記指定事項の設定内容を出力する出力部と、
を備える、操作装置。
【請求項6】
請求項5に記載の操作装置において、
オペレータを認証する機能を有し、
前記出力部は、認証された前記オペレータに関連付けられて前記記憶装置に記憶されている前記指定事項の設定内容を出力する、操作装置。
【請求項7】
請求項5に記載の操作装置において、
オペレータを認証する機能を有し、
前記記憶装置は、前記入力部を通じて受け付けられた前記指定事項の設定内容と、認証された前記オペレータと、を関連付けて記憶する、操作装置。
【請求項8】
請求項1に記載の操作装置において、
前記制御装置は、複数の前記指定事項のうち選択された前記指定事項の内容について、前記入力部を通じた設定を受け付ける、操作装置。
【請求項9】
操作システムであって、
請求項1乃至8のうちいずれか1項に記載の操作装置と、
前記操作対象と、
を備える操作システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、操作対象を操作するための操作装置および操作システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
複数の操作対象の作業機械を選択的に遠隔操縦しうる(操作対象の作業機械を第1の作業機械から別の作業機械に切換えることができる)ように構成された遠隔操作システムが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-139144号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、従来技術1に例示されるような操作システムにおいて、操作装置と操作対象とが操作可能な状態となるための通信を確立するまで一定の時間を要する。当該通信を確立させるための処理が実行されている間、オペレータは通信確立が完了するのを待つことになり、無駄な経過時間が発生する。
【0005】
本発明の目的は、操作対象との通信を確立するための処理における待ち時間が無駄に経過することを抑止可能な操作装置等を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の態様によって提供されるのは、操作対象を操作するための操作装置である。当該操作装置は、前記操作対象との間の通信を行うことが可能な通信装置と、前記通信装置を通じて前記操作対象との間の前記通信を確立させる通信確立処理と、少なくとも前記通信確立処理の実行中に、前記通信確立処理の実行後における前記操作装置による前記操作対象の操作を支援するための指定事項の内容の設定を、入力部を通じて受け付ける指定事項設定処理とを実行することが可能な制御装置と、を備える。
【0007】
当該構成の操作装置によれば、通信確立処理の実行中に、当該通信確立処理の完了後における操作装置による操作対象の操作を支援するための指定事項の内容の設定が可能になる。したがって、通信確立処理の実行時における待ち時間の活用が図られる。
【0008】
本発明の第2の態様に係る操作装置は、第1の態様に係る操作装置において、前記制御装置は、前記操作対象が一の操作対象から他の操作対象に切り替えられる際に、前記通信装置と前記一の操作対象との間で確立していた通信を切断する通信切断処理と、前記操作装置と前記他の操作対象との間で通信を確立させる前記通信確立処理と、を、実行し、前記制御装置は、前記通信装置を通じた前記操作対象の切り替えに伴って前記通信切断処理と前記通信確立処理とのうち少なくとも一方が実行される際に、前記入力部を通じて前記指定事項の内容の設定を受け付けることが好ましい。
【0009】
当該構成の操作装置によれば、操作対象が一の操作対象から他の操作対象に切り替えられる際に通信切断処理および通信確立処理が実行される。「通信切断処理」は、操作装置と当該一の操作対象との間で確立していた通信を切断するための処理である。ここでの「通信確立処理」は、操作装置と当該他の操作対象との間で通信を確立させるための処理である。「通信切断処理」および「前記通信確立処理」のうち少なくとも一方が実行される際に、入力部を通じた指定事項の内容の設定が可能になる。したがって、操作対象の切り替えのための当該処理の実行中における待ち時間の活用が図られる。
【0010】
本発明の第3の態様に係る操作装置は、第1または第2の態様に係る操作装置において、前記制御装置は、前記操作対象が、前記一の操作対象から当該一の操作対象と仕様が相違する前記他の操作対象に切り替えられる際に、前記入力部を通じて当該仕様の相違点に対応する前記指定事項の内容の設定を受け付けることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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