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公開番号2025057980
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-09
出願番号2023167861
出願日2023-09-28
発明の名称建設機械
出願人株式会社日立建機ティエラ
代理人弁理士法人広和特許事務所
主分類E02F 9/24 20060101AFI20250402BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】車体上に設けられた複数の警告灯(回転灯)の視認性を向上できる建設機械を提供する。
【解決手段】油圧ショベル1は、下部走行体2および上部旋回体3と、カウンタウエイト7と、外装カバー13と、を備えている。外装カバー13の上面には、複数の回転灯21,22が異なる高さで隣接して設けられている。即ち、外装カバー13の上面には、支持部材としての後側ブラケット23を介して所定の高さ位置に配置される上側回転灯21、および、上側回転灯21と隣接し、かつ、上側回転灯21よりも低い位置に配置される下側回転灯22が設けられている。そして、後側ブラケット23は、下側回転灯22の光が通過する開口部23Fを有している。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
作業装置が取り付けられる車体と、
前記車体の前記作業装置とは反対側に設けられるカウンタウエイトと、
前記カウンタウエイトと前記作業装置との間に配置される搭載機器を覆う外装カバーと、を備えた建設機械において、
前記カウンタウエイトの上面と前記外装カバーの上面とのうちの少なくとも一方には、支持部材を介して所定の高さ位置に配置される上側警告灯、および、前記上側警告灯と隣接し、かつ、前記上側警告灯よりも低い位置に配置される下側警告灯が設けられ、
前記支持部材は、前記下側警告灯の光が通過する開口部を有する、ことを特徴とする建設機械。
続きを表示(約 790 文字)【請求項2】
前記支持部材は、
上下方向に延びる第1縦板と、
前記第1縦板と間隔を開けて配置され上下方向に延びる第2縦板と、
前記第1縦板の上側と前記第2縦板の上側とを接続する上板と、を備え、
前記開口部は、前記第1縦板と前記第2縦板と前記上板とにより構成されている、ことを特徴とする請求項1に記載の建設機械。
【請求項3】
前記支持部材は、
上下方向の延びる一対の支柱、および、これら一対の支柱の上側を接続する連結部、を有する第1フレーム部材と、
上下方向の延びる一対の支柱、および、これら一対の支柱の上側を接続する連結部、を有する第2フレーム部材と、
前記第1フレーム部材の前記連結部と前記第2フレーム部材の前記連結部との間に架け渡された上板と、を備え、
前記開口部は、前記第1フレーム部材と前記第2フレーム部材と前記上板とにより構成されている、ことを特徴とする請求項1に記載の建設機械。
【請求項4】
前記上側警告灯は、前記下側警告灯よりも車体前後方向で前記作業装置の基端から離れた位置に設けられる、ことを特徴とする請求項1に記載の建設機械。
【請求項5】
前記搭載機器は、内燃機関となるエンジンであり、
前記下側警告灯の上端は、前記エンジンの排気口の上端よりも高く、
前記上側警告灯の上端は、前記下側警告灯の上端も高い、ことを特徴とする請求項1に記載の建設機械。
【請求項6】
前記搭載機器は、内燃機関となるエンジンであり、
前記上面における前記支持部材が取り付けられる取付面の高さ位置は、前記エンジンの排気口が前記外装カバーから突出する基準面の高さ位置よりも高い、ことを特徴とする請求項1に記載の建設機械。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、例えば、油圧ショベル等の建設機械に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、周囲の人に注意を促すための回転灯を備えた油圧ショベルが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開昭60-45767号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
建設機械の代表例である油圧ショベルは、例えばクレーン機能を有するか否か等のオプションの組合せによっては、車体に複数の警告灯(回転灯)を搭載する場合がある。一方、警告灯の搭載位置は、制約が多い。例えば、車体周囲からの視認性がよい位置等、警告灯の車体に設置できる場所は、限られている。このため、複数の警告灯を車体に搭載する場合に、複数の警告灯を同じ場所に隣接して搭載することがある。しかし、このような場合、油圧ショベルの周囲の人の位置によっては、警告灯の光が別の警告灯に遮られることにより、警告灯の視認性が低下する可能性がある。
【0005】
本発明の目的は、車体上に設けられた複数の警告灯の視認性を向上できる建設機械を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、好ましくは、作業装置が取り付けられる車体と、前記車体の前記作業装置とは反対側に設けられるカウンタウエイトと、前記カウンタウエイトと前記作業装置との間に配置される搭載機器を覆う外装カバーと、を備えた建設機械において、前記カウンタウエイトの上面と前記外装カバーの上面とのうちの少なくとも一方には、支持部材を介して所定の高さ位置に配置される上側警告灯、および、前記上側警告灯と隣接し、かつ、前記上側警告灯よりも低い位置に配置される下側警告灯が設けられ、前記支持部材は、前記下側警告灯の光が通過する開口部を有する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、車体上に設けられた複数の警告灯の視認性、即ち、上側警告灯と下側警告灯との両方の視認性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態による油圧ショベルを示す左側面図である。
図1中の油圧ショベルを上側からみた平面図である。
上部旋回体の右後部を拡大して示す平面図である。
上部旋回体の右後部を示す斜視図である。
図4中のA方向からみた正面図である。
図4中のB方向からみた背面図である。
上側警告灯、支持部材、下側警告灯、排気口、作業装置等を示す右側面図である。
上側警告灯、支持部材、下側警告灯を示す斜視図である。
変形例による支持部材を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、実施形態を、建設機械(作業機械)を代表する油圧ショベル、より具体的には、小型の油圧ショベルに適用した場合を例に挙げ、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0010】
また、以下の説明では、油圧ショベル1の前後方向は、作業装置4側を前側とし、作業装置4とは反対側となるカウンタウエイト7側を後側とする。また、油圧ショベル1の左右方向は、前後方向と直交する方向とする。例えば、図1では、紙面の左右方向が油圧ショベル1の前後方向に対応し、紙面の表裏方向が油圧ショベル1の左右方向に対応し、紙面の上下方向が油圧ショベル1の上下方向に対応する。
(【0011】以降は省略されています)

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