TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025056827
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-09
出願番号
2023166314
出願日
2023-09-27
発明の名称
作業機械
出願人
日立建機株式会社
代理人
弁理士法人平木国際特許事務所
主分類
E02F
9/20 20060101AFI20250401BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約
【課題】エンジン回転速度の大幅な増減と微調整のしやすさを両立することができる作業機械を提供する。
【解決手段】回転駆動する動力装置と、前記動力装置を動力源として動作する作業装置と、前記動力装置の回転速度の上昇および低下の指示を行う指示装置と、を備えた作業機械において、前記指示装置は、第1の指示装置と第2の指示装置とを有し、前記第1の指示装置によって指示が可能な前記動力装置の回転速度の最小変更単位と前記第2の指示装置によって指示が可能な前記動力装置の回転速度の最小変更単位とは異なる。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
回転駆動する動力装置と、
前記動力装置を動力源として動作する作業装置と、
前記動力装置の回転速度の上昇および低下の指示を行う指示装置と、を備えた作業機械において、
前記指示装置は、第1の指示装置と第2の指示装置とを有し、
前記第1の指示装置によって指示が可能な前記動力装置の回転速度の最小変更単位と前記第2の指示装置によって指示が可能な前記動力装置の回転速度の最小変更単位とは異なることを特徴とする作業機械。
続きを表示(約 590 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の作業機械において、
前記第1の指示装置によって指示が可能な前記動力装置の回転速度の最小変更単位は、前記第2の指示装置によって指示が可能な前記動力装置の回転速度の最小変更単位よりも大きく、
前記第1の指示装置は、前記第2の指示装置よりも前記作業装置を操作するための操作装置に近い位置に設けられていることを特徴とする作業機械。
【請求項3】
請求項2に記載の作業機械において、
前記第1の指示装置は、回転操作によって前記動力装置の回転速度の指示が可能なダイヤル式の指示装置であり、
前記第2の指示装置は、タッチ操作によって前記動力装置の回転速度の指示が可能なタッチ式の指示装置であることを特徴とする作業機械。
【請求項4】
請求項1に記載の作業機械において、
前記作業機械が動作不可能な状態である場合、前記第1の指示装置によって指示が可能な前記動力装置の回転速度の最小変更単位と、前記第2の指示装置によって指示が可能な前記動力装置の回転速度の最小変更単位とを一致させることを特徴とする作業機械。
【請求項5】
請求項2に記載の作業機械において、
前記操作装置は、前記第1の指示装置と前記第2の指示装置の間に配置されていることを特徴とする作業機械。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、作業装置を動作させる動力源としてのエンジンなどの動力装置の回転速度の指示が可能な指示装置を備える作業機械に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
油圧ショベルなどの作業機械にはエンジンと油圧ポンプが搭載されており、エンジンの回転によって油圧ポンプから作動油が吐出され、作業機械に備えられた各アクチュエータが駆動する構造となっている。エンジンの回転速度は、運転席に搭乗するオペレータが作業の負荷に応じて、適切なレベルに設定することが可能である。
【0003】
一般的に、エンジン回転速度の設定は、特許文献1に記載されているようなダイヤル型の入力装置を介して行われる。ダイヤル型の入力装置は、ダイヤルが回転可能な範囲が予め決められており、例えば、ダイヤルを右回転方向の限界位置まで回転させると、エンジン回転速度は最大となり、反対にダイヤルを左回転方向の限界位置まで回転させると、エンジン回転速度は最小となる。また、ダイヤルを各限界位置の間の位置とした場合、その位置に応じて、最大回転速度と最小回転速度の間の任意の回転速度を設定することができる。このようなダイヤル型の入力装置では、最小・最大のダイヤル位置を基準とするため、オペレータは直感的にエンジン回転速度の設定を行うことが可能である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2008-150965号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、ダイヤル型の入力装置では、一般に、ダイヤルの限界位置に対応するエンジン回転速度の最小値と最大値は、作業機械に搭載されたエンジンの仕様などに応じて設定されている。そのため、ダイヤルの回転可能な範囲(可動範囲)を広く設けると、ダイヤルの回転操作量に対するエンジン回転速度の変化は小さくなるため、エンジン回転速度の微調整は可能であるが、エンジン回転速度を大きく増減させるシーンが多い作業においては、作業効率の低下やオペレータの煩わしさを招く可能性がある。
【0006】
一方、ダイヤルの回転可能な範囲(可動範囲)を狭くすると、ダイヤルの回転操作量に対するエンジン回転速度の変化は大きくなるため、エンジン回転速度の大幅な増減を速やかに行うことは可能であるが、エンジン回転速度の微調整には不適である。この場合、作業内容に応じた適切なエンジン回転速度の設定が困難であるため、作業機械の稼働状態を最適化することができず、燃費の悪化を引き起こす懸念がある。
【0007】
そこで、本発明では、エンジン回転速度の大幅な増減と微調整のしやすさを両立することができる作業機械を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、本発明に係る作業機械は、回転駆動する動力装置と、前記動力装置を動力源として動作する作業装置と、前記動力装置の回転速度の上昇および低下の指示を行う指示装置と、を備えた作業機械において、前記指示装置は、第1の指示装置と第2の指示装置とを有し、前記第1の指示装置によって指示が可能な前記動力装置の回転速度の最小変更単位と前記第2の指示装置によって指示が可能な前記動力装置の回転速度の最小変更単位とは異なることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、動力装置の回転速度の大幅な増減と微調整のしやすさを両立することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
作業機械の一例である油圧ショベルの外観を示す図である。
運転室内の様子を示した図である。
エンジンコントロールダイヤルの外観を示した図である。
タッチモニタの表示画面の例を示した図である。
タッチモニタとエンジンコントロールダイヤルの位置関係を示した図である。
本実施形態のシステム構成を示した図である。
変更要求値算出部における処理の流れを示した図である。
タッチモニタを用いたエンジン回転速度変更時のタッチモニタの表示画面の例を示した図である。
エンジンコントロールダイヤルを用いたエンジン回転速度変更時のタッチモニタの表示画面の例を示した図である。
エンジンコントロールダイヤルを用いたエンジン回転速度変更時のタッチモニタの表示画面の他例を示した図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
日立建機株式会社
作業機械
3日前
日立建機株式会社
建設機械
4日前
日立建機株式会社
建設機械
11日前
日立建機株式会社
作業機械
11日前
日立建機株式会社
作業機械
11日前
日立建機株式会社
作業機械
10日前
日立建機株式会社
走行装置
6日前
日立建機株式会社
建設機械
5日前
日立建機株式会社
運搬車両
5日前
日立建機株式会社
作業機械
5日前
日立建機株式会社
作業車両
5日前
日立建機株式会社
建設機械
5日前
日立建機株式会社
建設機械
5日前
日立建機株式会社
作業機械
5日前
日立建機株式会社
作業機械
3日前
日立建機株式会社
作業機械
4日前
日立建機株式会社
作業機械
4日前
日立建機株式会社
作業機械
3日前
日立建機株式会社
作業機械
4日前
日立建機株式会社
作業機械
4日前
日立建機株式会社
作業機械
3日前
日立建機株式会社
作業機械
3日前
日立建機株式会社
作業機械
3日前
日立建機株式会社
建設機械
3日前
日立建機株式会社
作業機械
3日前
日立建機株式会社
作業機械
3日前
日立建機株式会社
建設機械
3日前
日立建機株式会社
ダンプトラック
11日前
日立建機株式会社
ダンプトラック
9日前
日立建機株式会社
ダンプトラック
3日前
日立建機株式会社
ホイールローダ
10日前
日立建機株式会社
電動式作業車両
9日前
日立建機株式会社
作業機械の制御装置
6日前
日立建機株式会社
作業機械の管理装置
6日前
日立建機株式会社
電気駆動式作業車両
6日前
日立建機株式会社
潤滑油診断システム
4日前
続きを見る
他の特許を見る