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公開番号2025056935
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-09
出願番号2023166477
出願日2023-09-27
発明の名称作業機械のドリンクホルダ
出願人日立建機株式会社
代理人弁理士法人サンネクスト国際特許事務所
主分類E02F 9/16 20060101AFI20250401BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】飲料容器を安定して保持することができる作業機械のドリンクホルダの提供。
【解決手段】油圧ショベルのエアコンディショナからの温調風が導かれるドリンクホルダDHは、油圧ショベルの運転室6内の内装カバーに着脱可能に固定され、飲料容器が収容される収容凹部201および収容凹部201へ温調風を導く通風開口200が形成されたホルダ部20と、ホルダ部20に設けられ、通風開口200を塞ぐ閉状態位置と通風開口200を開放する開状態位置との間で移動可能なシャッタ30と、を備える。
【選択図】図8

特許請求の範囲【請求項1】
作業機械のエアコンディショナからの温調風が導かれるドリンクホルダであって、
前記作業機械の運転室内の内装カバーに着脱可能に固定され、飲料容器が収容される収容凹部および該収容凹部へ前記温調風を導く通風開口が形成されたホルダ部と、
前記ホルダ部に設けられ、前記通風開口を塞ぐ閉状態位置と前記通風開口を開放する開状態位置との間で移動可能なシャッタと、を備えるドリンクホルダ。
続きを表示(約 470 文字)【請求項2】
請求項1に記載のドリンクホルダにおいて、
前記内装カバーに対する前記ホルダ部の着脱方向と前記シャッタの移動方向とが異なる、ドリンクホルダ。
【請求項3】
請求項2に記載のドリンクホルダにおいて、
前記ホルダ部の前記着脱方向と前記シャッタの前記移動方向とが互いに直交している、ドリンクホルダ。
【請求項4】
請求項1に記載のドリンクホルダにおいて、
前記ホルダ部の内装カバー対向領域には、互いに篏合可能な凸部および篏合凹部のいずれか一方が設けられ、
前記内装カバーのホルダ固定領域には、前記凸部および前記篏合凹部の他方が設けられ、
前記ホルダ部が前記ホルダ固定領域に対して前記着脱方向に付勢されると、前記凸部と前記篏合凹部とが篏合して前記ホルダ部が前記内装カバーに固定され、
前記ホルダ部が前記ホルダ固定領域から前記着脱方向に引き離されると、前記凸部と前記篏合凹部との篏合が解除されて前記ホルダ部が前記内装カバーから分離される、ドリンクホルダ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、作業機械のドリンクホルダに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、作業機械において、運転室内に保冷機能や保温機能を有するドリンクホルダが設置される構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。この保冷・保温機能は、エアコンディショナからの温調風(冷風または温風)をドリンクホルダに送風することによって得られている。
【0003】
特許文献1に記載のドリンクホルダでは、車両内装部材の表面の陥凹部に、飲料容器の少なくとも下部を取り囲んで保持するホルダを回転可能に嵌合させた構成を有している。ホルダの側面には導入口が形成され、陥凹部の側面には温調風が排出される開口が形成されている。陥凹部に対してホルダを回転させて開口に導入口を対向させることで温調風がホルダ内部に導入され、ホルダを回転させて開口と導入口とを非対向状態にすることで、ホルダ内部への温調風の導入を停止することができる。すなわち、ホルダを回転させることで、開口と導入口とで構成されるシャッタの開閉を行うことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2006-176038号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載のドリンクホルダでは、シャッタ開閉時に飲料容器が保持されたホルダを陥凹部内で回転させるので、ホルダ回転動作の影響によって、ホルダに保持された紙コップ内の飲料液体がこぼれたり、ボトル等の飲料容器が不安定状態になってホルダから落下したりするおそれがある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の態様による作業機械のドリンクホルダは、作業機械のエアコンディショナからの温調風が導かれるドリンクホルダであって、前記作業機械の運転室内の内装カバーに着脱可能に固定され、飲料容器が収容される収容凹部および該収容凹部へ前記温調風を導く通風開口が形成されたホルダ部と、前記ホルダ部に設けられ、前記通風開口を塞ぐ閉状態位置と前記通風開口を開放する開状態位置との間で移動可能なシャッタと、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、飲料容器を安定して保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、油圧ショベルの外観を示す図である。
図2は、運転室内の概略構成を示す図である。
図3は、内装カバーに装着されたホルダ部の拡大図である。
図4は、篏合構造を説明する図である。
図5は、篏合状態の凸部および篏合凹部を示す図である。
図6は、ドリンクホルダの分解斜視図である。
図7は、ホルダ部の一部およびシャッタの断面図である。
図8は、シャッタが開状態の場合のドリンクホルダを示す図である。
図9は、シャッタが閉状態の場合のドリンクホルダを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図を参照して本発明を実施するための形態について説明する。以下の記載および図面は、本発明を説明するための例示であって、説明の明確化のため、適宜、省略および簡略化がなされている。また、以下の説明では、同一または類似の要素および処理には同一の符号を付し、重複説明を省略する場合がある。なお、以下に記載する内容はあくまでも本発明の実施の形態の一例を示すものであって、本発明は下記の実施の形態に限定されるものではなく、他の種々の形態でも実施する事が可能である。
【0010】
図1は、建設機械の代表例である油圧ショベル1の外観を示す図である。油圧ショベル1は、前後方向に自走可能なクローラ式の下部走行体2と、下部走行体2の上に搭載された上部旋回体3とを備えている。上部旋回体3は、旋回装置4を介して下部走行体2に搭載され、下部走行体2に対して旋回可能に搭載されている。下部走行体2は、走行モータ2aにより駆動されるクローラ2bを左右両側にそれぞれ備えている。上部旋回体3の前側には作業装置5が設けられ、作業装置5はブーム5a、アーム5b、バケット5cから構成される。上部旋回体3の前側には運転室6が設けられている。
(【0011】以降は省略されています)

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