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公開番号2025058943
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-09
出願番号2024153977
出願日2024-09-06
発明の名称操作装置および操作システム
出願人コベルコ建機株式会社
代理人弁理士法人三協国際特許事務所
主分類E02F 9/20 20060101AFI20250401BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】操作者の操作履歴を適切に取得することができる操作装置を提供する。
【解決手段】操作対象を操作するための操作装置20は、オペレータによる操作を受け付ける操作機構210と、前記操作機構を通じて前記操作対象を操作した履歴である操作履歴と前記操作機構を操作するオペレータを識別するためのオペレータ識別子とを関連付けて取得する制御装置200と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
操作対象を操作するための操作装置であって、
オペレータによる操作を受け付ける操作機構と、
前記操作機構を通じて前記操作対象を操作した履歴である操作履歴と、前記操作機構を操作するオペレータを識別するためのオペレータ識別子とを関連付けて取得する制御装置と、
を備える、操作装置。
続きを表示（約 1,600 文字）【請求項２】
請求項１に記載の操作装置において、
前記操作対象との間の通信を行うことが可能な通信装置を更に備え、
前記制御装置は、複数の操作対象の中から選択した所定の操作対象との間で前記通信装置を通じて通信を行うことで、前記操作機構によって前記所定の操作対象を操作することを可能とする、請求項１に記載の操作装置。
【請求項３】
請求項１または２に記載の操作装置において、
前記制御装置は、
前記操作対象を切り替えるための切替指示があったことに応じて、前記操作対象を一の対象から他の対象に切り替えることが可能であり、
前記操作対象を前記一の対象から前記他の対象に切り替えた場合、前記他の対象の前記操作履歴と前記オペレータ識別子とを関連付けて取得する、操作装置。
【請求項４】
請求項３に記載の操作装置において、
前記制御装置は、前記操作対象を用いた作業が実施されていないという条件が満たされている場合に、前記操作対象の前記切替指示の有無を判定する、操作装置。
【請求項５】
請求項１または２に記載の操作装置において、
前記制御装置は、前記オペレータ識別子が一のオペレータに対応する一のオペレータ識別子から、他のオペレータに対応する他のオペレータ識別子に変化した場合、前記操作対象の前記操作履歴と、前記他のオペレータ識別子とを関連付けて取得する、操作装置。
【請求項６】
請求項１または２に記載の操作装置において、
一のオペレータから他のオペレータへの前記オペレータの交代申告、および一の対象から他の対象への前記操作対象の切替指示のうちの少なくとも一方を受け付けることが可能な入力部を更に備える、操作装置。
【請求項７】
請求項６に記載の操作装置において、
前記入力部は、
前記オペレータの交代申告を受け付けることが可能なオペレータ切替入力インターフェースと、
前記操作対象の切替指示を受け付けることが可能な操作対象切替入力インターフェースと、
を有する、操作装置。
【請求項８】
請求項６に記載の操作装置において、
前記操作対象との間の通信を行うことが可能な通信装置を更に備え、
前記制御装置は、
前記通信装置を通じた前記操作対象との通信を確立させる通信確立処理と、前記操作対象との間で確立していた通信を切断する通信切断処理と、を実行することが可能であり、
前記入力部を通じた前記オペレータの交代申告がないという条件が満たされている場合に、前記一の操作対象との間で確立されている通信を維持しながら、前記入力部を通じた前記操作対象の切替指示の有無を判定する、操作装置。
【請求項９】
請求項６に記載の操作装置において、
前記操作対象との間の通信を行うことが可能な通信装置を更に備え、
前記制御装置は、
前記通信装置を通じた前記操作対象との通信を確立させる通信確立処理と、前記操作対象との間で確立していた通信を切断する通信切断処理と、を実行することが可能であり、
前記入力部を通じて前記オペレータの交代申告があったという条件、および、取得した前記オペレータ識別子が一のオペレータ識別子から他のオペレータ識別子に変化したという条件がそれぞれ満たされている場合に、前記入力部を通じた前記操作対象の切替指示の有無を判定する、操作装置。
【請求項１０】
請求項９に記載の操作装置において、
前記制御装置は、前記入力部を通じて前記オペレータの交代申告があったという条件が満たされている場合に、前記操作対象との間で確立していた通信を切断する前記通信切断処理を実行する、操作装置。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、操作対象を操作するための操作装置および操作システムに関する。
続きを表示（約 1,300 文字）【背景技術】
【０００２】
複数の操作対象の作業機械を選択的に遠隔操縦し得る（操作対象の作業機械を第１の作業機械から別の作業機械に切換えることができる）ように構成された遠隔操作システムが開示されている（例えば、特許文献１参照）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１０－１９８１５８号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特許文献１に例示されるような操作システムでは、操作装置（遠隔操作装置）の操作対象（作業機械）の切り替えが行われる場合がある。また、操作装置を介して操作対象を操作する操作者が別の操作者に交代する場合も想定される。しかし、特許文献１の操作システムにおいては、操作者が別の操作者に交代する場合について考慮されていない。このため、操作対象の切替や操作者の交代があった場合に、適切に操作者の操作履歴を取得することが難しいという問題がある。
【０００５】
本発明の目的は、操作者の操作履歴を適切に取得することができる操作装置および操作システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明の第１の態様に係る操作装置は、操作対象を操作するための操作装置であって、オペレータによる操作を受け付ける操作機構と、前記操作機構を通じて前記操作対象を操作した履歴である操作履歴と、前記操作機構を操作するオペレータを識別するためのオペレータ識別子とを関連付けて取得する制御装置と、を備える。
【０００７】
当該構成の操作装置によれば、オペレータ識別子、ひいては当該オペレータ識別子により識別されるオペレータごとに操作対象の操作履歴が区別して取得されうる。
【０００８】
本発明の第２の態様に係る操作装置は、第１の態様に係る操作装置において、前記操作対象との間の通信を行うことが可能な通信装置を更に備え、前記制御装置は、複数の操作対象の中から選択した所定の操作対象との間で前記通信装置を通じて通信を行うことで、前記操作機構によって前記所定の操作対象を操作することを可能とすることが好ましい。
【０００９】
当該構成の操作装置によれば、複数の操作対象の中から所定の操作対象を選択して操作可能な場合でも、オペレータ識別子、ひいては当該オペレータ識別子により識別されるオペレータごとに操作対象の操作履歴が区別して取得されうる。
【００１０】
本発明の第３の態様に係る操作装置は、第１または第２の態様に係る操作装置において、前記制御装置は、前記操作対象を切り替えるための切替指示があったことに応じて、前記操作対象を一の対象から他の対象に切り替えることが可能であり、前記操作対象を前記一の対象から前記他の対象に切り替えた場合、前記他の対象の前記操作履歴と前記オペレータ識別子とを関連付けて取得することが好ましい。
（【００１１】以降は省略されています）

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