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公開番号
2025070335
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-02
出願番号
2023180573
出願日
2023-10-19
発明の名称
作業機械
出願人
コベルコ建機株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
E02F
9/00 20060101AFI20250424BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約
【課題】天壁に形成される排気口から外部に漏れて側方に向かうエンジン音に起因する騒音を低減することができる作業機械を提供する。
【解決手段】作業機械1は、機械室80を囲む外壁13と、機械室80に配置されるエンジン30と、を備える。外壁13は、天壁15を含む。天壁15は、高壁16Rと、高壁16Rよりも低い位置にある低壁17と、低壁17に隣り合う位置にあり、高壁16から下方または斜め下方に延びる隣壁18Rと、を含む。低壁17には、機械室80の空気を機械室80の外部に排出する排気口77が形成される。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
機械室を囲む外壁と、
前記機械室に配置されるエンジンと、を備え、
前記外壁は、天壁を含み、前記天壁は、高壁と、前記高壁よりも低い位置にある低壁と、前記低壁に隣り合う位置にあり、前記高壁から下方または斜め下方に延びる隣壁と、を含み、前記低壁には、前記機械室の空気を前記機械室の外部に排出する排気口が形成される、作業機械。
続きを表示(約 590 文字)
【請求項2】
前記機械室において前記低壁よりも下方で前記エンジンよりも上方に配置される遮蔽壁をさらに備え、
前記遮蔽壁は、前記排気口を下からカバーするような位置に配置される、請求項1に記載の作業機械。
【請求項3】
前記隣壁は、前記高壁から前記遮蔽壁まで延びる、請求項2に記載の作業機械。
【請求項4】
前記低壁と前記遮蔽壁は、前記機械室の空気を前記排気口まで側方に案内する通路を画定し、
前記隣壁は、前記排気口まで案内される空気を前記高壁の高さ位置まで上方に案内するように構成される、請求項2または3に記載の作業機械。
【請求項5】
前記排気口は、前記低壁の側縁と前記隣壁とにより画定される、請求項1~3の何れか1項に記載の作業機械。
【請求項6】
前記高壁は、前記低壁の右に位置する右側高壁であり、前記隣壁は、前記低壁の右に位置して前記右側高壁から下方または斜め下方に延びる右側隣壁であり、
前記天壁は、前記低壁の左に位置する左側高壁と、前記低壁の左に位置して前記左側高壁から下方または斜め下方に延びる左側隣壁と、をさらに含む、請求項1~3の何れか1項に記載の作業機械。
【請求項7】
前記高壁は、前記低壁の右、左、前または後に位置する、請求項1に記載の作業機械。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、油圧ショベルなどの作業機械に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
一般に、作業機械は、機械室を囲む外壁と、この機械室に配置されるエンジンと、を備える。外壁には機械室の空気を機械室の外部に排出するための排気口が形成されるので、エンジンから生じるエンジン音は、排気口から機械室の外部に漏れて騒音の原因となる。従って、エンジン音に起因する騒音を低減することが望まれる。
【0003】
特許文献1は、空気をエンジン出力軸の軸方向に排出する第1排気口と空気を上向きに排出する第2排気口とが近接して設けられた作業機械を開示している。第1排気口は、エンジン出力軸の軸方向(横向き水平)に開口するようにボンネット(天壁)に形成される。この作業機械は、第1排気口からエンジン出力軸の軸方向に排出される空気の流れ方向を、第2排気口よりも風上側で上向きに変更する排風ガイドを備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-208632号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載の作業機械では、第1排気口から外部に漏れて側方に向かうエンジン音に起因する騒音をさらに低減することが望まれる。
【0006】
本開示は、天壁に形成される排気口から外部に漏れて側方に向かうエンジン音に起因する騒音を低減することができる作業機械を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
第1の態様に係る作業機械は、機械室を囲む外壁と、前記機械室に配置されるエンジンと、を備え、前記外壁は、天壁を含み、前記天壁は、高壁と、前記高壁よりも低い位置にある低壁と、前記低壁に隣り合う位置にあり、前記高壁から下方または斜め下方に延びる隣壁と、を含み、前記低壁には、前記機械室の空気を前記機械室の外部に排出する排気口が形成される。
【0008】
この作業機械では、隣壁は、高壁から下方または斜め下方に延びて低壁に隣り合うような位置にあり、この低壁に排気口が形成される。すなわち、隣壁は、排気口が形成される低壁に隣り合う位置から低壁よりも高い位置にある高壁まで延びる部分を有する。従って、排気口から外部に漏れるエンジン音の一部は、隣壁によって側方に進むことが阻まれる。これにより、排気口から外部に漏れて作業機械の側方に伝達されるエンジン音の大きさ(音量)を低減することができる。よって、この作業機械では、天壁に形成される排気口から外部に漏れて側方に向かうエンジン音に起因する騒音を低減することができる。
【0009】
第2の態様は、第1の態様においてさらに次の構成を備えることが好ましい。すなわち、第2の態様に係る作業機械は、前記機械室において前記低壁よりも下方で前記エンジンよりも上方に配置される遮蔽壁をさらに備え、前記遮蔽壁は、前記排気口を下からカバーするような位置に配置されることが好ましい。この第2の態様では、前記遮蔽壁は、雨水、塵埃などの異物が排気口を通じて機械室に入り込むことを抑制できる。
【0010】
第3の態様は、第2の態様においてさらに次の構成を備えることが好ましい。すなわち、第3の態様に係る作業機械では、前記隣壁は、前記高壁から前記遮蔽壁まで延びることが好ましい。この第3の態様では、隣壁と遮蔽壁とが連続するように配置されるので、雨水、塵埃などの異物が排気口を通じて機械室に入り込むことがさらに効果的に抑制される。
(【0011】以降は省略されています)
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