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公開番号2025074713
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-14
出願番号2023185715
出願日2023-10-30
発明の名称操作装置
出願人コベルコ建機株式会社
代理人個人,個人
主分類E02F 9/20 20060101AFI20250507BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】作業機械を操作するオペレータに、作業機械の傾きを認識させることが可能な操作装置を提供する。
【解決手段】作業機械の遠隔操作装置100は、オペレータが着座可能なシート装置40と、予め設定された傾斜角度範囲内で前記作業機械の傾斜角度に応じて前記シート装置を傾斜させることが可能な傾斜駆動部50と、前記作業機械の前記傾斜角度が、前記傾斜角度範囲の最大角度に対応して設定された第1閾値角度よりも大きい場合に、前記オペレータに対して第1の報知情報を出力する報知部と、を備える。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
作業機械を操作することが可能な操作装置であって、
オペレータが着座可能なシート装置と、
予め設定された傾斜角度範囲内で前記作業機械の傾斜角度に応じて前記シート装置を傾斜させることが可能な傾斜駆動部と、
前記作業機械の前記傾斜角度が、前記傾斜角度範囲の最大角度に対応して設定された第1閾値角度よりも大きい場合に、前記オペレータに対して第1の報知情報を出力する報知部と、
を備える、操作装置。
続きを表示(約 930 文字)【請求項2】
前記傾斜駆動部は、前記作業機械の前記傾斜角度が前記第1閾値角度を超えている場合、前記シート装置を前記第1閾値角度に傾斜させる、請求項1に記載の操作装置。
【請求項3】
前記第1閾値角度は、前記傾斜角度範囲の前記最大角度である、請求項1に記載の操作装置。
【請求項4】
前記シート装置に対向して配置される表示装置を更に備え、
前記報知部は、前記第1の報知情報に係る表示を出力する前記表示装置により構成される、請求項1に記載の操作装置。
【請求項5】
前記報知部は、前記作業機械の前記傾斜角度が、前記作業機械の転倒を防止するために予め設定された第2閾値角度よりも大きい場合に、前記第1の報知情報とは異なる第2の報知情報を出力する、請求項1に記載の操作装置。
【請求項6】
前記報知部は、前記作業機械の前記傾斜角度が、前記第1閾値角度および前記第2閾値角度のいずれよりも大きい場合、前記第2の報知情報を優先して出力する、請求項5に記載の操作装置。
【請求項7】
前記第2閾値角度は、前記第1閾値角度よりも大きく設定されている、請求項5または6に記載の操作装置。
【請求項8】
前記オペレータによる操作の入力を受け付け、当該操作の操作量に応じて前記作業機械を動かすための駆動指令信号を生成する操作機構を更に備え、
前記操作機構は、前記報知部が前記第2の報知情報を出力している場合、前記作業機械の動きを制限するように前記駆動指令信号を生成する、請求項5または6に記載の操作装置。
【請求項9】
前記作業機械の傾斜角度に応じた指令信号を前記傾斜駆動部に入力する傾斜指令部をさらに備え、
前記傾斜駆動部は、前記傾斜指令部より入力される指令信号に応じて前記シート装置を傾斜させる、請求項1に記載の操作装置。
【請求項10】
前記傾斜駆動部は、前記作業機械の前記傾斜角度が前記第1閾値角度を超えている場合、当該第1閾値角度に相当する前記指令信号を前記傾斜駆動部に入力する、請求項9に記載の操作装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、操作装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、作業現場において所定の作業を実行する作業機械であって、前記作業現場から離れた場所に滞在するオペレータによって遠隔操作される作業機械が知られている。特許文献1には、オペレータが着座する座席と、当該座席を傾斜させる傾斜駆動部とを有する遠隔操縦システムが開示されている。当該技術では、作業機械の機体の傾斜方向とその傾斜量に対して、前記座席が同調して傾斜するよう、傾斜駆動部によって座席が傾動される。
【0003】
前記傾斜駆動部は、鉛直方向に伸縮する3つのアクチュエータを有し、各アクチュエータの上端部が連結部を介して座席を支持する台座に連結されている。各アクチュエータの伸縮によって前記座席が傾斜する。この座席の傾斜によって、オペレータに前記機体の傾斜量を認識させることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開2015/155845号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記のような遠隔操縦システムでは、前記座席の傾斜角度に限界があるため、作業現場における機体の傾斜角度が座席の傾斜可能範囲を超える場合には、オペレータが座席の傾斜に基づいて機体の傾斜量を認識することが困難となる。特に、機体の傾斜量が、傾斜可能範囲の上限に一致しているのか、前記上限を超える傾斜量にあるのかを、オペレータが認識できないため、不用意に機体を大きく傾けてしまうおそれがある。
【0006】
本発明は、作業機械を操作するオペレータに、作業機械の傾きを認識させることが可能な操作装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明によって提供されるのは、作業機械を操作することが可能な操作装置であって、オペレータが着座可能なシート装置と、予め設定された傾斜角度範囲内で前記作業機械の傾斜角度に応じて前記シート装置を傾斜させることが可能な傾斜駆動部と、前記作業機械の前記傾斜角度が、前記傾斜角度範囲の最大角度に対応して設定された第1閾値角度よりも大きい場合に、前記オペレータに対して第1の報知情報を出力する報知部と、を備える、操作装置である。
【0008】
本構成によれば、作業機械の傾斜角度が、シート装置の最大角度に対応する第1閾値角度を超過するような大きな傾斜状態であることを、オペレータに報知することができる。
【0009】
上記の構成において、前記傾斜駆動部は、前記作業機械の前記傾斜角度が前記第1閾値角度を超えている場合、前記シート装置を前記第1閾値角度に傾斜させるものでもよい。
【0010】
本構成によれば、作業機械の傾斜角度が、シート装置の最大角度に対応する第1閾値角度を超過するような大きな傾斜状態である場合には、可能な限り大きな傾斜角度にシート装置が傾斜される。したがって、作業機械の傾斜角度が大きな傾斜状態であることを、シート装置を介してオペレータに報知することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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