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公開番号
2025070089
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-02
出願番号
2023180156
出願日
2023-10-19
発明の名称
建設機械のキャビン
出願人
プレス工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
E02F
9/16 20060101AFI20250424BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約
【課題】ROPS荷重の付加によりキャビンが変形した場合でも反ブーム側センターピラーがDLVに侵入することを防止する。
【解決手段】建設機械においてブーム9の左右一方側に近接して配置されたキャビン7は、左右のフロントピラー12と、左右のリヤピラー13と、左右のフロントピラーおよび左右のリヤピラーにそれぞれ接続された左右のルーフレール16と、左右方向のブーム側において、フロントピラーおよびリヤピラーの間に位置されルーフレールに接続されるブーム側センターピラー14と、ブーム側センターピラーとルーフレールが接続する第1接続部61と、左右方向の反ブーム側のルーフレール16とを掛け渡して連結する第1ルーフ補強材20とを備える。反ブーム側には、フロントピラーおよびリヤピラーの間に位置されルーフレールに接続される反ブーム側センターピラーが存在しない。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
建設機械においてブームの左右一方側に近接して配置されたキャビンであって、
左右のフロントピラーと、
左右のリヤピラーと、
前記左右のフロントピラーおよび前記左右のリヤピラーにそれぞれ接続された左右のルーフレールと、
左右方向のブーム側において、前記フロントピラーおよび前記リヤピラーの間に位置され前記ルーフレールに接続されるブーム側センターピラーと、
前記ブーム側センターピラーと前記ルーフレールが接続する第1接続部と、左右方向の反ブーム側の前記ルーフレールとを掛け渡して連結する第1ルーフ補強材と、
を備え、
左右方向の反ブーム側には、前記フロントピラーおよび前記リヤピラーの間に位置され前記ルーフレールに接続される反ブーム側センターピラーが存在しない
ことを特徴とする建設機械のキャビン。
続きを表示(約 400 文字)
【請求項2】
ブーム側の前記フロントピラーは、前記ブーム側センターピラーより小さい断面積を有する
請求項1に記載の建設機械のキャビン。
【請求項3】
ブーム側の前記フロントピラーは、反ブーム側の前記フロントピラーより小さい断面積を有する
請求項1に記載の建設機械のキャビン。
【請求項4】
前記第1ルーフ補強材と反ブーム側の前記ルーフレールとが接続する第2接続部と、ブーム側の前記ルーフレールと前記リヤピラーとが接続する第3接続部とを掛け渡して連結する第2ルーフ補強材を備える
請求項1に記載の建設機械のキャビン。
【請求項5】
反ブーム側の前記フロントピラー、前記リヤピラーおよび前記ルーフレールによって開口部が画成され、前記開口部に開閉可能なスライドドアが設けられる
請求項1に記載の建設機械のキャビン。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、建設機械のキャビンに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
一般に、油圧ショベル等の建設機械におけるキャビンは、その骨格をなすキャビンフレームを備える。キャビンフレームは、左右のフロントピラーと、左右のリヤピラーと、左右のフロントピラーおよび左右のリヤピラーにそれぞれ接続された左右のルーフレールとを備える。またキャビンフレームは、左右のフロントピラーおよび左右のリヤピラーの間に位置され左右のルーフレールにそれぞれ接続される左右のセンターピラーを備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-240568号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一方、キャビンは、ISOで定めるROPS(Roll-Over Protective Structures)規格を満たさなければならない。ROPS規格とは、左右方向における反ブーム側のルーフレールに外側から横力すなわちROPS荷重を加えたときのキャビンの変形度合いに関する規格である。これは車両横転時の乗員保護を目的としている。ROPS規格によれば、ROPS荷重を付加してキャビンを変形させたときに如何なる部材もDLV(Deflection-limiting Volume、キャビン内の乗員のための最小空間)に侵入してはならないとされている。
【0005】
近年、視認性および作業性向上の観点から、ブーム側センターピラーが省略される傾向にある。するとROPS荷重に対するキャビンの剛性が低下し、キャビンの変形によって反ブーム側センターピラーがDLVに侵入する虞がある。
【0006】
そこで本開示は、かかる事情に鑑みて創案され、その目的は、ROPS荷重の付加によりキャビンが変形した場合でも反ブーム側センターピラーがDLVに侵入することを防止できる建設機械のキャビンを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一の態様によれば、
建設機械においてブームの左右一方側に近接して配置されたキャビンであって、
左右のフロントピラーと、
左右のリヤピラーと、
前記左右のフロントピラーおよび前記左右のリヤピラーにそれぞれ接続された左右のルーフレールと、
左右方向のブーム側において、前記フロントピラーおよび前記リヤピラーの間に位置され前記ルーフレールに接続されるブーム側センターピラーと、
前記ブーム側センターピラーと前記ルーフレールが接続する第1接続部と、左右方向の反ブーム側の前記ルーフレールとを掛け渡して連結する第1ルーフ補強材と、
を備え、
左右方向の反ブーム側には、前記フロントピラーおよび前記リヤピラーの間に位置され前記ルーフレールに接続される反ブーム側センターピラーが存在しない
ことを特徴とする建設機械のキャビンが提供される。
【0008】
好ましくは、ブーム側の前記フロントピラーは、前記ブーム側センターピラーより小さい断面積を有する。
【0009】
好ましくは、ブーム側の前記フロントピラーは、反ブーム側の前記フロントピラーより小さい断面積を有する。
【0010】
好ましくは、前記キャビンは、前記ルーフ補強材と反ブーム側の前記ルーフレールとが接続する第2接続部と、ブーム側の前記ルーフレールと前記リヤピラーとが接続する第3接続部とを掛け渡して連結する第2ルーフ補強材を備える。
(【0011】以降は省略されています)
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