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公開番号
2025070941
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-02
出願番号
2024082106
出願日
2024-05-20
発明の名称
建設機械
出願人
コベルコ建機株式会社
代理人
弁理士法人三協国際特許事務所
主分類
E02F
3/84 20060101AFI20250424BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約
【課題】燃料電池装置を動力源として備える建設機械では、化学反応によって水が生成されるので、燃料電池装置から排出される水を建設機械の外に排出する必要があるが、この水を建設機械の外に排出するための排水管内において水が滞留しやすい。
【解決手段】建設機械(100)は、装置排水口(43)を有する燃料電池装置(42)と、装置排水口(43)に接続される排水管(30)と、を備える。排水管(30)は、装置排水口(43)の高さ以下の位置に配置される。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
装置排水口を有する燃料電池装置と、
前記装置排水口に接続される排水管と、を備え、
前記排水管は、前記装置排水口の高さ以下の位置に配置される、建設機械。
続きを表示(約 740 文字)
【請求項2】
前記排水管は、管排水口を有し、前記管排水口は、前記装置排水口よりも下方に位置する、請求項1に記載の建設機械。
【請求項3】
前記管排水口は、前記排水管の最下部に形成される、請求項2に記載の建設機械。
【請求項4】
前記燃料電池装置の下に位置する機体フレームをさらに備え、
前記排水管は、前記機体フレームに形成される開口に向かって延び、前記管排水口は、前記開口に配置される、または、前記開口よりも下方に配置される、請求項2に記載の建設機械。
【請求項5】
前記機体フレームは、構造部材と、非構造部材と、を含み、
前記開口は、前記非構造部材に形成される、または、前記構造部材と前記非構造部材との間に形成される、請求項4に記載の建設機械。
【請求項6】
前記排水管は、前記構造部材を避けた位置において下向きに延びる部分である下向き部分を有する、請求項5に記載の建設機械。
【請求項7】
前記排水管によって案内される水を受ける排水受器をさらに備える、請求項2に記載の建設機械。
【請求項8】
前記排水受器は、水を貯留することが可能な貯留部と、前記貯留部に貯留される水を排出することが可能な受器排水口と、を有する、請求項7に記載の建設機械。
【請求項9】
前記排水受器は、水蒸気を排出するための水蒸気排出口をさらに有する、請求項8に記載の建設機械。
【請求項10】
前記受器排水口は、前記排水受器の下部に形成され、前記水蒸気排出口は、前記排水受器の側部に形成される、請求項9に記載の建設機械。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、油圧ショベルなどの建設機械に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載の建設機械は、旋回部の旋回により旋回可能な本体部と、前記本体部の一端側に接続された作業装置と、前記本体部の他端側の内部に設けられ、水素を貯蔵する水素タンクと、前記本体部の内部に設けられ、前記水素タンクからの前記水素が供給される燃料電池と、を備える。この燃料電池は水素と酸素の化学反応により電気(電力)を発生させることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2022/137688号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
エンジンを動力源として備える建設機械では、エンジンから排出される高温の排ガスは上部旋回体などの機体の上部から排出されることが一般的であるが、このような排出構造が、燃料電池装置を動力源として備える建設機械に適用されると、次のような課題が生じる。すなわち、燃料電池装置では、化学反応によって水(水蒸気)が生成されるので、燃料電池装置から排出される水を建設機械の外に排出する必要がある。しかしながら、この水を建設機械の外に排出するための排水管を燃料電池装置から機体の上部に向かって上向きに配置すると、排水管内に水が滞留しやすくなる。
【0005】
本開示は、燃料電池装置から排出される水を建設機械の外に排出するための排水管内において水の滞留を生じにくくすることができる建設機械を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様に係る建設機械は、装置排水口を有する燃料電池装置と、前記装置排水口に接続される排水管と、を備え、前記排水管は、前記装置排水口の高さ以下の位置に配置される。
【0007】
この第1の態様に係る建設機械では、燃料電池装置の装置排水口に接続される排水管が装置排水口の高さ以下の位置に配置されるので、排水管を機体の上部に向かって上向きに配置する場合に比べて、燃料電池装置から排出される水が排水管内において滞留しにくくなる。
【0008】
第2の態様は、第1の態様に係る建設機械においてさらに次の構成を備えることが好ましい。すなわち、第2の態様に係る建設機械では、前記排水管は、管排水口を有し、前記管排水口は、前記装置排水口よりも下方に位置することが好ましい。この場合、排水管内の水が管排水口からより排出されやすくなるので、排水管内において水の滞留がより生じにくくなる。
【0009】
第3の態様は、第2の態様に係る建設機械においてさらに次の構成を備えることが好ましい。すなわち、第3の態様に係る建設機械では、前記管排水口は、前記排水管の最下部に形成されることが好ましい。この場合、排水管内の水は、排水管の最下部に向かって流れてその最下部に形成される管排水口から円滑に排出される。
【0010】
第4の態様は、第2または第3の態様に係る建設機械においてさらに次の構成を備えることが好ましい。すなわち、第4の態様に係る建設機械は、前記燃料電池装置の下に位置する機体フレームをさらに備え、前記排水管は、前記機体フレームに形成される開口に向かって延び、前記管排水口は、前記開口に配置される、または、前記開口よりも下方に配置されることが好ましい。この場合、機体フレームの開口に配置される管排水口または機体フレームの開口よりも下方に配置される管排水口から排水管内の水を機体フレームよりも下方に排出することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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