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公開番号
2025044656
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-02
出願番号
2023152362
出願日
2023-09-20
発明の名称
作業機械
出願人
日立建機株式会社
代理人
弁理士法人武和国際特許事務所
主分類
E02F
9/16 20060101AFI20250326BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約
【課題】後処理装置に付随する電装品の故障リスクを最小限に抑えることが可能な作業機械を提供する。
【解決手段】エンジン311から排出された排気ガスを浄化するための後処理装置312と、エンジンフード131上に設けられてエンジン室31内の空気を外に排出する通気部4と、を備え、通気部4は、開口部40と、開口部40の周囲に立設するブラケット41と、開口部40を上方から覆う開口カバー42と、を含むホイールローダ1において、エンジンフード131の上面であって、開口カバー42に上方を覆われてブラケット41に囲まれた開口部40の外周領域における開口部40よりも前側または車幅方向の中央側には、後処理装置312に付随するNOxセンサ61,62が配置される電装品配置領域αが設けられている。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
エンジンと、
前記エンジンから排出された排気ガスを浄化するための後処理装置と、
前記後処理装置に付随する電装品と、
前記エンジンおよび前記後処理装置が収容されるエンジン室を画成し、前記エンジン室を上方から覆う天板と、前記天板上に設けられて前記エンジン室内の空気を前記エンジン室外に排出する通気部と、を有する建屋と、を備え、
前記通気部は、
前記天板に形成された開口部と、
前記開口部の周囲に立設する枠状のブラケットと、
前記開口部を上方から覆い、前記天板の上面と隙間を空けて前記ブラケットに取り付けられた開口カバーと、を含む
作業機械において、
前記天板の前記上面であって、前記開口カバーに上方を覆われて前記ブラケットに囲まれた前記開口部の外周領域における前記開口部よりも前側または車幅方向の中央側には、前記電装品が配置される電装品配置領域が設けられている
ことを特徴とする作業機械。
続きを表示(約 820 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の作業機械において、
前記ブラケットは、
前記天板の前記上面に立設する壁部を有し、
前記電装品配置領域は、
前記壁部と前記開口部との間に形成されている
ことを特徴とする作業機械。
【請求項3】
請求項2に記載の作業機械において、
前記壁部は、
前記電装品の高さ方向の最大寸法よりも高く形成された高壁部を含み、
前記電装品は、
前記電装品配置領域のうちの前記高壁部に隣接する部分に配置されている
ことを特徴する作業機械。
【請求項4】
請求項3に記載の作業機械において、
前記壁部は、
前記高壁部よりも所定の高さ低く形成された低壁部を含む
ことを特徴とする作業機械。
【請求項5】
請求項4に記載の作業機械において、
前記建屋の前側には、運転室が設けられ、
前記運転室の上端部は、前記建屋の前記天板よりも高く、
前記低壁部は、
前記建屋における左右方向の中央側かつ前記運転室側の位置に設けられている
ことを特徴とする作業機械。
【請求項6】
請求項4に記載の作業機械において、
前記開口カバーは、
前記開口部の上側に配置された基部と、
前記基部の外周端から前記天板の前記上面に向かって下り勾配に形成されて前記ブラケットの外側で延在する延在部と、を有し、
前記延在部の先端部分は、
前記低壁部の上端部分よりも下側に位置している
ことを特徴とする作業機械。
【請求項7】
請求項1に記載の作業機械において、
前記電装品は、
前記排気ガスに含まれる窒素酸化物の濃度を検出するNOxセンサである
ことを特徴とする作業機械。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、エンジンから排出された排気ガスを浄化するための後処理装置を備えた作業機械に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
作業機械では、一般に、エンジンの排気ガスに含まれる窒素酸化物(NOx)を除去する後処理装置がエンジンと共にエンジン室内に収容されている。この後処理装置は、エンジンからの排熱によって高温になりやすく、従来から、後処理装置で発生した熱を放熱するための技術や、後処理装置で発生した熱が及ぼす影響を最小限にするための技術などが知られている。
【0003】
例えば、特許文献1に記載された作業機械は、エンジンの上方でエンジン室を覆う天板と、天板に設けられてエンジン室内の空気をエンジン室の外部に排出する排気ダクトと、を有し、還元剤噴射装置に還元剤を導く還元剤供給配管の一部が、還元剤噴射装置の上方位置における排気ダクト内に配置されている。これにより、この作業機械では、還元剤供給配管内の還元剤の温度上昇を抑制して、還元剤の品質劣化を防いでいる。
【0004】
また、排気ダクトは、エンジン室外に設けられているが、天井板に形成された開口部の周囲に立設された矩形枠状のカバー支持枠と、カバー支持枠に固定された四角錐台形状の開口カバーと、を有しており、内部に雨水や塵埃などが侵入するのを防ぐ構成となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2017-180214号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に記載の構成では、還元剤供給配管の一部が排気ダクト内に配置されているだけであるため、後処理装置に付随するその他の各種部品、特に、温度センサやNOxセンサといった熱に弱い電装品は、後処理装置から発生する熱によって故障するリスクがある。
【0007】
そこで、本発明の目的は、後処理装置に付随する電装品の故障リスクを抑えることが可能な作業機械を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の目的を達成するために、本発明は、エンジンと、前記エンジンから排出された排気ガスを浄化するための後処理装置と、前記後処理装置に付随する電装品と、前記エンジンおよび前記後処理装置が収容されるエンジン室を画成し、前記エンジン室を上方から覆う天板と、前記天板上に設けられて前記エンジン室内の空気を前記エンジン室外に排出する通気部と、を有する建屋と、を備え、前記通気部は、前記天板に形成された開口部と、前記開口部の周囲に立設する枠状のブラケットと、前記開口部を上方から覆い、前記天板の上面と隙間を空けて前記ブラケットに取り付けられた開口カバーと、を含む作業機械において、前記天板の前記上面であって、前記開口カバーに上方を覆われて前記ブラケットに囲まれた前記開口部の外周領域における前記開口部よりも前側または車幅方向の中央側には、前記電装品が配置される電装品配置領域が設けられていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、後処理装置に付随する電装品の故障リスクを抑えることができる。上記した以外の課題、構成および効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態に係るホイールローダの一構成例を示す外観側面図である。
建屋の上部の一構成例を示す分解斜視図である。
通気部の開口カバーが取り外された状態の建屋を上方から見た場合の平面図である。
図3の一部拡大図であって、開口カバーが取り外された状態の通気部を拡大して示す図である。
開口カバーが取り外された状態の通気部を図4の矢視X方向から見た場合の図である。
開口カバーが取り外された状態の通気部を図4の矢視Y方向から見た場合の図である。
通気部を図4の矢視X方向から見た場合の外観図である。
通気部を図4の矢視Y方向から見た場合の外観図である。
第1NOxセンサと第2NOxセンサとの位置関係に係る他の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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