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公開番号
2025044655
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-02
出願番号
2023152360
出願日
2023-09-20
発明の名称
作業機械
出願人
コベルコ建機株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
E02F
9/00 20060101AFI20250326BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約
【課題】水素が漏洩した場合に、当該水素が滞留することを抑制できる作業機械を提供する。
【解決手段】水素タンク31およびエネルギー発生装置32の少なくとも一方を支持する支持構造物と、を備え、支持構造物は、前記水素タンク31と前記エネルギー発生装置32との間に位置する介在部分63,206,208,306,802を含み、前記介在部分は、前記介在部分よりも下方の位置から前記介在部分よりも上方に前記水素を案内するガイド部63C,210A,210B,308,804を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
水素を貯蔵する水素タンクと、
前記水素タンクよりも下方に配置され、前記水素をエネルギー源としてエネルギーを発生させるエネルギー発生装置と、
前記水素タンクと前記エネルギー発生装置とを繋ぐ水素配管と、
前記水素タンクおよび前記エネルギー発生装置の少なくとも一方を支持する支持構造物と、を備え、
前記支持構造物は、前記水素タンクと前記エネルギー発生装置との間に位置する介在部分を含み、
前記介在部分は、前記介在部分よりも下方の位置から前記介在部分よりも上方に前記水素を案内するガイド部を有する
ことを特徴とする作業機械。
続きを表示(約 690 文字)
【請求項2】
前記介在部分は枠体を含み、
前記ガイド部は、前記枠体に囲まれる開口を含む
ことを特徴とする請求項1に記載の作業機械。
【請求項3】
前記介在部分は、板状部材と、ガイド部材と、を含み、
前記ガイド部材は、前記板状部材の下方に配置され、前記板状部材よりも下方の位置から前記板状部材よりも上方に前記水素を案内するための前記ガイド部としての案内面を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の作業機械。
【請求項4】
前記介在部分は、板状部材を含み、
前記ガイド部は、前記板状部材に形成される少なくとも1つの通気口を含む
ことを特徴とする請求項1に記載の作業機械。
【請求項5】
前記水素タンクを覆うカバーをさらに備え、
前記カバーの上部には、開口が形成されている
ことを特徴とする請求項1~4の何れか1項に記載の作業機械。
【請求項6】
前記カバーは、前記水素を前記開口に案内するための傾斜面を有する、
ことを特徴とする請求項5に記載の作業機械。
【請求項7】
前記水素タンクを覆うカバーと、
前記カバーにより囲まれる空間に配置される水素検知器と、をさらに備える
ことを特徴とする請求項1~4の何れか1項に記載の作業機械。
【請求項8】
前記カバーの上部には、開口が形成されており、
前記水素検知器は、前記開口の近傍に配置されている
ことを特徴とする請求項7に記載の作業機械。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、水素を貯蔵する水素タンクを備える油圧ショベルなどの作業機械に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、エネルギー貯蔵システムを含むエネルギー回収システムを有する作業機械が開示されている。前記エネルギー貯蔵システムは、油圧アキュムレータ、バッテリ、はずみ車、ウルトラキャパシタ、燃料電池、補助動力装置のうちの少なくとも一部を含む。また、エネルギー貯蔵システムの少なくとも一部は、カウンタウエイトとして設置されることが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-9589号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、水素をエネルギー源としてエネルギーを発生させるエネルギー発生装置を備える作業機械では、エネルギー発生装置、エネルギー発生装置に接続される配管(水素配管)、エネルギー発生装置と水素配管との接続部などから水素が漏洩する場合がある。この場合には水素の滞留を抑制することが好ましい。これに対して、特許文献1は、カウンタウエイトにエネルギー貯蔵システムを搭載することのみ開示し、水素の滞留については全く考慮していない。なお、前記エネルギー発生装置として、例えば燃料電池装置や水素エンジンが該当する。
【0005】
本開示は、水素が漏洩した場合に、当該水素の滞留を抑制できる作業機械を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様に係る作業機械は、水素を貯蔵する水素タンクと、前記水素タンクよりも下方に配置され、前記水素をエネルギー源としてエネルギーを発生させるエネルギー発生装置と、前記水素タンクと前記エネルギー発生装置とを繋ぐ水素配管と、前記水素タンクおよび前記エネルギー発生装置の少なくとも一方を支持する支持構造物と、を備え、前記支持構造物は、前記水素タンクと前記エネルギー発生装置との間に位置する介在部分を含み、前記介在部分は、前記介在部分よりも下方の位置から前記介在部分よりも上方に前記水素を案内するガイド部を有することを特徴とする。
【0007】
この作業機械では、エネルギー発生装置、水素配管、およびこれらの接続部の少なくとも1つから水素が漏洩すると、この水素は介在部分に設けられているガイド部を経由して介在部分よりも上方に移動する。これにより、水素をエネルギー発生装置よりも上方に逃がし、水素の滞留を抑制できる。
【0008】
第2の態様は、第1の態様に係る作業機械において、さらに次の特徴を備えることが望ましい。すなわち、第2の態様に係る作業機械では、前記介在部分は枠体を含み、前記ガイド部は、前記枠体に囲まれる開口を含むことが好ましい。この第2の態様では、水素が漏洩した場合には、当該水素が枠体で囲まれた開口を通って介在部分よりも上方に移動する。これにより、水素の滞留を抑制できる。
【0009】
第3の態様は、第1の態様に係る作業機械において、さらに次の特徴を備えることが好ましい。すなわち、第3の態様に係る作業機械では、前記介在部分は、板状部材と、ガイド部材と、を含み、前記ガイド部材は、前記板状部材の下方に配置され、前記板状部材よりも下方の位置から前記板状部材よりも上方に前記水素を案内するための前記ガイド部としての案内面を有することが好ましい。この第3の態様では、水素が漏洩した場合には、当該水素がガイド面に案内されて板状部材よりも上方に移動する。これにより、水素の滞留を抑制できる。
【0010】
第4の態様は、第1の態様に係る作業機械において、さらに次の特徴を備えることが好ましい。すなわち、第4の態様に係る作業機械では、前記介在部分は、板状部材を含み、前記ガイド部は、前記板状部材に形成される少なくとも1つの通気口を含むことが好ましい。この第4の態様では、水素が漏洩した場合には、当該水素が板状部材に形成される通気口を通って板状部材よりも上方に移動する。これにより、水素の滞留を抑制できる。
(【0011】以降は省略されています)
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