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公開番号
2025041921
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-26
出願番号
2024230155,2023136910
出願日
2024-12-26,2018-12-20
発明の名称
注射デバイスに取り付けるセンサデバイス
出願人
サノフイ
,
SANOFI
代理人
個人
,
個人
主分類
A61M
5/20 20060101AFI20250318BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】薬物送達デバイスの遠位端に解放可能に取り付けられるように構成されている補助デバイスを提供する。
【解決手段】薬物送達デバイスの遠位端に解放可能に取り付けられるように構成されている補助デバイスであって、主電子回路24と非接触加速度センサ110と低電力プロセッサ112とを含む補助デバイス。非接触加速度センサは薬物送達デバイスの近位端の方に向けられており、低電力プロセッサは:非接触加速度センサから出力された信号を受信し;信号に基づいて、薬物送達デバイスの外側針キャップが取り外されていると判定し;薬物送達デバイスの外側針キャップが取り外されていると判定したことに応答して、補助デバイスの主電子回路にウェイクアップ信号を送るように構成されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
薬物送達デバイスの遠位端に解放可能に取り付けられるように構成されている補助デバイスであって:
主電子回路と;
補助デバイスの表面または中に位置する非接触加速度センサであって、薬物送達デバイスの近位端の方に向けられている非接触加速度センサと;
該非接触加速度センサから出力された信号を受信し;
該信号に基づいて、薬物送達デバイスの外側針キャップが取り外されていると判定し;
薬物送達デバイスの外側針キャップが取り外されていると判定したことに応答して、補助デバイスの主電子回路にウェイクアップ信号を送るように構成されている低電力プロセッサと
を含む、前記補助デバイス。
続きを表示(約 910 文字)
【請求項2】
低電力プロセッサが読み取り可能なメモリをさらに含み、該メモリは、1つまたはそれ以上の加速プロファイルを記憶している、請求項1に記載の補助デバイス。
【請求項3】
メモリは非接触加速度センサから出力された信号を1つまたはそれ以上の加速プロファイルと比較するためのソフトウェアを記憶している、請求項2に記載の補助デバイス。
【請求項4】
1つまたはそれ以上の加速プロファイルが非接触加速度センサから出力された信号に基づいて更新される機械学習モードで動作するように構成されている、請求項2または請求項3に記載の補助デバイス。
【請求項5】
1つまたはそれ以上の加速プロファイルの各々は、異なるタイプの薬物送達デバイスに関連している、請求項2~4のいずれか1項に記載の補助デバイス。
【請求項6】
1つまたはそれ以上の加速プロファイルのうちの第1のものは、近位方向への急激な加速および続く近位方向への急激な減速を示すデータを含む、請求項2~5のいずれか1項に記載の補助デバイス。
【請求項7】
1つまたはそれ以上の加速プロファイルのうちの第1のものは、近位方向への急激な加速と近位方向への急激な減速の間のほぼ一定の速度を示すデータをさらに含む、請求項6に記載の補助デバイス。
【請求項8】
1つまたはそれ以上の加速プロファイルのうちの第1のものは、速度の総変化が遠位方向への動きを示すまで近位方向への急激な減速が継続することを示すデータをさらに含む、請求項6または請求項7に記載の補助デバイス。
【請求項9】
1つまたはそれ以上の加速プロファイルのうちの第2のものは、近位方向への急激な加速および続く急な停止を示すデータを含む、請求項2~8のいずれか1項に記載の補助デバイス。
【請求項10】
非接触加速度センサは、使用者の手が外側針キャップを取り外す際のその手の動きを検出するような位置にある、請求項1~9のいずれか1項に記載の補助デバイス。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、注射デバイス、シリンジ、またはカートリッジを含む薬剤送達デバイスを保持し、使用者のジェスチャを検出し、使用者のジェスチャが検出されたときにデバイスを低電力モードから起動するように構成されているデバイスに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
薬剤の注射による定期的な処置を必要とする様々な疾病が存在する。かかる注射は注射デバイスを使用して行うことができ、注射デバイスは医療関係者によってまたは患者自身によってのいずれかで施用される。
【0003】
注射デバイス(すなわち医薬品容器から薬剤を送達することのできるデバイス)は、典型的には2つのカテゴリー-手動デバイスおよび注射デバイス-に入る。手動デバイスでは-流体を駆動して針に通すために、使用者は機械的エネルギーを提供しなければならない。このことは典型的には、注射中使用者が連続的に押圧する必要のある、何らかの形態のボタン/プランジャによって行われる。
【0004】
注射デバイスは、注射による療法を患者自身が実施するのがより容易になることを目指している。自ら実施する注射によって行われる現行の療法には、糖尿病(インスリンおよびより新しいGLP-1クラスの薬物の両方)、片頭痛、アレルギー、ホルモン療法のための薬物、抗凝血剤、等が含まれる。注射デバイスを使用して、特定の救命薬物を単回用量だけ送達することができる。たとえばそれらは多くの場合、アナフィラキシーのリスクのある人に処方される。それらは多くの場合、軍隊において隊員を化学兵器剤から保護するために使用される。代替として、注射デバイスは、多発性硬化症、関節リウマチ、貧血症などを患う人に、処方された治療スケジュールに従って薬剤を投与するために使用される。
【0005】
注射デバイスは、標準的なシリンジからの非経口の薬物送達に関与する行為を、完全にまたは部分的に置き換えるデバイスである。これらの行為には、患者の皮膚への針の挿入、薬剤の注射、針の取り外し、針のシールド、およびデバイスの再利用の防止を含めることができる。これにより手動デバイスの欠点の多くが克服される。使用者に必要な力、手振れ、および不完全な用量を送達する可能性が低減される。多数の手段、たとえばトリガボタンまたは注射深さに達する針の作用によって、トリガを行うことができる。いくつかのデバイスでは、流体を送達するためのエネルギーはばねによって提供される。
【0006】
注射デバイスは、1回の用量の薬剤を送達するためだけに使用でき使用後廃棄しなければならない、使い捨てまたは単回使用のデバイスでありうる。注射デバイスの他のタイプは再利用可能でありうる。通常これらは、使用者が標準的なシリンジを装填および取り外しできるように構成されている。再利用可能な注射デバイスは、非経口の薬物送達を複数回行うように使用することができ、シリンジは消費後廃棄され注射デバイスから取り外される。シリンジは、追加の機能性を提供するための追加の部材と共にパッケージ化してもよい。典型的なシナリオでは、疾病の処置を、注射デバイスを使用して薬剤用量をたとえば毎日、毎週、隔週、または毎月注射することによって、患者自身が行うことができる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
注射器によって送達される用量をモニタする(および他の情報を使用者に提供する)、注射器と共に使用するのに適した再利用可能な付加的デバイスが知られている。そのよう
な付加的デバイスの電力消費を最小限にするための方法が必要とされている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の第1の態様によれば、薬物送達デバイスの遠位端に解放可能に取り付けられるように構成されている補助デバイスであって:主電子回路と;補助デバイスの表面または中に位置する非接触加速度センサであって、薬物送達デバイスの近位端の方に向けられている非接触加速度センサと;非接触加速度センサから出力された信号を受信し;信号に基づいて、薬物送達デバイスの外側針キャップが取り外されていると判定し;薬物送達デバイスの外側針キャップが取り外されていると判定したことに応答して、補助デバイスの主電子回路に起動信号を送るように構成されている低電力プロセッサとを含む、補助デバイス、が提供される。
【0009】
いくつかの実施形態では、補助デバイスは、低電力プロセッサが読み取り可能なメモリをさらに含み、メモリは、1つまたはそれ以上の加速プロファイルを記憶している。
【0010】
いくつかの実施形態では、非接触加速度センサから出力された信号を1つまたはそれ以上の加速プロファイルと比較するためのソフトウェアを記憶しているメモリを含む。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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